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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/08/29
- 出版社: 体育とスポーツ出版社
- サイズ:21cm/222p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-88458-416-0
紙の本
活人剣 学び練り伝える
著者 村嶋 恒徳 (著)
活人剣は人を生かす名刀であり、徳の至りたるもの−。「学ぶということ」「前向きに生きる」「正しいことの根拠」「言葉に秘められた極意」などをテーマに、「活人剣」の要素を論じる...
活人剣 学び練り伝える
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商品説明
活人剣は人を生かす名刀であり、徳の至りたるもの−。「学ぶということ」「前向きに生きる」「正しいことの根拠」「言葉に秘められた極意」などをテーマに、「活人剣」の要素を論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
【私を生んだのは父母である。私を人たらしめるのは教師である】
これは『武士道』(新渡戸稲造著)の中の一文です。私がこの本の製作に着手するきっかけとなった一行といっても過言ではありません。
私は、剣道を教える教師です。教師として、生徒を本当の人として育てたのか、剣道は本当に人造りに役立ったのかという自分への問いかけが始まりでした。
剣道はもちろん「勝ち」を求めて立ち会いますが、勝つためにどう努力したか、どう工夫したかがすべてを左右します。では、どのように工夫・努力するかの問題ですが、その源が知識であり、心の豊かさであり、視野の広さなのです。つまり、これから述べようとするところです。
《人たる生き方》ということを焦点に、個別的で、一言では言い尽くせないものを《剣道をする》という側面から見ようと思います。
身の回りのすべてのことへのかかわり方が、剣の心に通じています。もっと深く、広く剣の心をとらえることは、未来に夢をもって生きる心を更に豊かにするものと信じます。(中略)
学び、求め、そして、剣の心を活かして生きてほしい。日本人として誇りをもって溌溂と生きてほしい。その原点を未来の子供に伝えてほしい。そして、立派な仕事をし、社会の大事な役割を担う大人になってからでも、『人とは……』と自己に問いかけながら生きてほしい。これが私の考える「活人剣」です。
東京高等師範学校で学んだ先生の著作『正眼の文化』・『永遠なる剣道』などは、ある意味で活人剣について述べられたものです。本書はそれらを手本とした私の指導の経験や、私がその時々で雑誌や書物、先輩の話などで感動したことを書き残したものです。様々の角度から、かつじの要素となるであろうことを取り上げてみました。
「はじめに」から【商品解説】
目次
- はじめに
- 《学ぶということ》
- 本当の教え
- 努力こそが近道
- 我慢
- 結果を急ぐな
- 書くという行為
- アングルを変えてみる
- 集中
- 無欲
著者紹介
村嶋 恒徳
- 略歴
- 熊本高校・東京教育大学・筑波大学大学院。
茗渓学園中学校高等学校教諭(1979~)剣道教士。
著書に『武道学研究(アメリカカリフォルニア州に於ける剣道愛好家の意識調査)』、『中・高生のための剣道』(全国学校図書選定図書)初版本、『正課体育における剣道の共通短所の分析的研究』『みんなの剣道』(学研)、新刊『みんなの剣道』オンデマンドデジタル版(学研みらい)がある。
墨による剣道絵制作を趣味とし、展示会(熊本きむら、茨城トラッド・スタジオSメモリーズ、けむりの里・つくばカピオ)など活動している。久留米武道館設置絵・全日本学生剣道50年史・台湾語版剣道・剣道日本・詩本剣道つれづれ、徳島の剣道・北信越剣道大会・九州高校剣道大会・全国教職員大会(静岡)、茨城新聞社旗全国選抜剣道大会等、本の挿入絵や大会表紙絵など多数掲載歴がある。
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