- カテゴリ:小学生
- 発売日:2018/10/05
- 出版社: 福音館書店
- サイズ:26cm/47p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-8340-8434-4
紙の本
アリになった数学者 (たくさんのふしぎ傑作集)
ある日、アリになってしまったぼく。アリになる前、ぼくは普通の人間の数学者だった。ぼくは数学について、アリたちと語り合いたいと思い…。アリになって考え感じる人間の数学とは?...
アリになった数学者 (たくさんのふしぎ傑作集)
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商品説明
ある日、アリになってしまったぼく。アリになる前、ぼくは普通の人間の数学者だった。ぼくは数学について、アリたちと語り合いたいと思い…。アリになって考え感じる人間の数学とは? 世界の見え方、感じ方がかわる本。【「TRC MARC」の商品解説】
数や図形を便利につかう方法を教えてくれるのが「算数」。「数学」は、そもそも、その数や図形とはなにか? と考える学問です。そんな「数学」の世界を探求する数学者は、ある日気がつくと、アリになっていました。数学者は、アリたちと数学について語りあいたいと願います……。さて、アリたちに人間の数学、「数」は理解されるのでしょうか? 数を通してこの世界をどう理解するか。アリたちが導くあたらしい数の世界へ。【商品解説】
著者紹介
森田真生
- 略歴
- 〈森田真生〉1985年東京生まれ。東京大学理学部数学科卒業。国内外で「数学の演奏会」を開催。「数学する身体」で小林秀雄賞受賞。
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紙の本
数とアリから哲学へ。
2019/01/27 11:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初の見開きから引き込まれてしまった。左ページは墨一色で荒っぽい雨の絵。右ページはわりにリアルなアリが中央に小さくいて、その下に一言「ぼくは、アリになってしまった」。
なんだかカフカを連想。そのせいでこちらも読み方が哲学的にはまったのだろうか。
アリになったぼくが「アリと数」を考えていくことを通して、こちらもどんどん「どんなふうに理解しているのか」を考えてしまっていた。こうなると「アリ」を「宇宙生命」に置き換えてもいいぐらいに思えてしまう。理解や表現の方法が「理解や表現」できない相手もいるのかも。。。
そんな十分に哲学的でもある文章を取り巻いている絵は最初に書いたような絵ばかりでなく、さまざま。稚拙な線描きだったり、ほんわりとした花の絵だったり、数式の羅列だったり・・。どれもどこか「そこでぼんやり考える」雰囲気を作り出しているようだ。
アリが運ぶ植物の実が「アスパラガスの実」なのにはちょっと驚いた。こんなの、ほんとに見たことある人は少ないんじゃないだろうか(偶然私は知っていたけど)。
なんとも不思議な、でもなにかの本質に触れるような感覚を持たせてくれる絵本だった。「小学校中級から」と読書対象が書いてあるが、そういう区分が無意味に感じられる。
紙の本
数学は
2019/03/28 00:10
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供の頃から苦手だったが、アリになって考えてみたら、理解しやすくなるかもしれない。
どこかで、もう一度勉強したい気持ちがあったので参考にしたいです。