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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/10/31
- 出版社: 東京創元社
- レーベル: ミステリ・フロンティア
- サイズ:20cm/349p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-488-02005-7
紙の本
ネクスト・ギグ (ミステリ・フロンティア)
著者 鵜林 伸也 (著)
ステージ上でのボーカルの変死により、ロックバンド〈赤い青〉は活動休止に追い込まれる。事件直前、カリスマギタリストが演奏中に冒したミスは、事件と関係あるのか? やがて第二の...
ネクスト・ギグ (ミステリ・フロンティア)
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商品説明
ステージ上でのボーカルの変死により、ロックバンド〈赤い青〉は活動休止に追い込まれる。事件直前、カリスマギタリストが演奏中に冒したミスは、事件と関係あるのか? やがて第二の悲劇が起こり…。大型新人が放つ第一長編。【「TRC MARC」の商品解説】
【ミステリ・フロンティア100冊突破記念書き下ろし作品】
逆光を浴びながら登場したボーカルは、突如叫び声をあげ倒れた。彼は刺殺されていた。ボーカルの不可解な怪死で、ロックバンド〈赤い青〉は活動休止に追い込まれる。事件直前、カリスマ的なギタリストが演奏中に犯したあり得ないミスは、事件と何か関係があるのか? ライブハウスのスタッフである私は、犯人は誰かを考え始める。犯人はひとり。推理によって謎はすべて解ける。大型新人が放つ感動の第一長編!【商品解説】
著者紹介
鵜林 伸也
- 略歴
- 〈鵜林伸也〉1981年兵庫県生まれ。立命館大学文学部史学科卒業。
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紙の本
粗削りだが魅力的な作品
2019/01/21 15:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
音楽がテーマの小説は難しい。音楽そのものを伝えることが難しいというのもあるが、書き手の音楽愛が時として読者を拒む雰囲気になることもあるように思う。
この小説も、最初はそういう感じになるかもしれないと思った。やや過剰とも思えるほどのロックへの情熱が文章の合間合間にプンプンしていて、ロックをよく知らない私には読めないような気がした。
が、物語の展開はごくスムーズで、次を期待して読ませる強さがしっかりあった。それだけでなく、主人公たちがロックについて語るところも興味深く、意識をそらされなかった。
主人公でもなく、ライブハウスの誰かでもなく、部外者である女の子が事件の解決に至るーという流れにはやや不自然さと強引さがうかがわれたが、ミステリの謎解きの性質上それは仕方のないことだろう。
読み応えのあるミステリといえると思う。