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- カテゴリ:医療従事者
- 発売日:2018/10/19
- 出版社: 創元社
- サイズ:21cm/178p
- 利用対象:医療従事者
- ISBN:978-4-422-11479-8
- 国内送料無料
紙の本
高齢者の心理臨床 老いゆくこころへのコミットメント (箱庭療法学モノグラフ)
著者 北山 純 (著)
不安、心身症状、対人コミュニケーションや家族関係の問題などを主訴とする高齢者を対象とした精神科デイケアに参画した著者が、高齢者の心理的援助の実践を基軸として、高齢者の心理...
高齢者の心理臨床 老いゆくこころへのコミットメント (箱庭療法学モノグラフ)
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商品説明
不安、心身症状、対人コミュニケーションや家族関係の問題などを主訴とする高齢者を対象とした精神科デイケアに参画した著者が、高齢者の心理的援助の実践を基軸として、高齢者の心理臨床について考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
本書は、精神科デイケアにおける高齢者の心理的援助の実践を基軸として、高齢者の心理臨床について考察したものである。心理臨床家が高齢者と関わる際、良い面だけに目を向けるのでも、不必要にペシミスティックになるのでもなく、老いの複雑なありよう全体に率直に目を向け、そこにとどまり、高齢者と共に過ごそうと試みることは、高齢者の心理臨床に何らかの意味があるのではないか。その点について、筆者自身の臨床実践をもとに検討してゆく。
第1章においては、老年期特有の「多義性」に焦点を当てて検討し、研究全体の問題と目的について言及する。本書では「わたし」という概念を用い、高齢者のこころの動き全体を捉えようと試みる。
第2章では文献研究として、高齢者に対する心理療法、心理的アプローチに関するこれまでの実践・研究を概観する。
第3章からは、本研究で検討する事例が営まれた、高齢者対象の精神科デイケアの実際について示してゆく。
第4章では特にデイケア内で用いた各種のプログラムについて、その実際と特徴について詳説する。
第5章では、デイケアにおける臨床心理士のファシリテーションの方向性について、臨床場面でのやりとりを例示しながら述べてゆく。
第6章、第7章において実際の臨床事例を提示し、そのプロセスを検討し、考察を加える。
第8章では総合考察として、高齢者の多義的で矛盾を含んだ「わたし」全体に着目しながら営まれる心理臨床実践にどのような意義がみられるかについて考究してゆく。
なお、本書で扱われる高齢者は、認知症ではない、外来通院が可能な高齢者が対象となっている。【商品解説】
目次
- 目次
- はじめに
- ●第1章 序論―本研究の問題と目的―
- 第1節 高齢者の心理的特徴
- 第2節 伝承文学に見る老い―日本昔話、遠野物語―
- 第3節 老年観の多義性・両義性・矛盾
- 第4節 高齢者への心理臨床の方向性への仮説
著者紹介
北山 純
- 略歴
- 〈北山純〉1975年生まれ。学習院大学学生センター学生相談室専任相談員。桜ケ丘神経内科クリニック非常勤臨床心理士、文教大学非常勤講師。博士(心理学)。臨床心理士。
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