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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/09/25
- 出版社: フィルムアート社
- サイズ:20cm/189p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8459-1706-8
紙の本
あのころ、天皇は神だった
【アレックス賞】【アジア系アメリカ人文学賞】【フェニックス賞(2022年)】家族それぞれの視点から語られる、有刺鉄線の内側で過ごす日々−。第二次世界大戦中のアメリカで、強...
あのころ、天皇は神だった
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商品説明
【アレックス賞】【アジア系アメリカ人文学賞】【フェニックス賞(2022年)】家族それぞれの視点から語られる、有刺鉄線の内側で過ごす日々−。第二次世界大戦中のアメリカで、強制退去によって追われた日系人の一家が、ユタ州の砂漠にある収容所に抑留されてから帰ってくるまでを描く。【「TRC MARC」の商品解説】
第二次世界大戦中のアメリカで、強制退去によって追われた日系人の一家。
彼らはユタ州の砂漠にある収容所に送られる。家族それぞれの視点から語られる、有刺鉄線の内側で過ごす日々……。
オオツカの長編デビュー作、待望の新訳。
「かつて、「日本人」であるというだけで、囚われたひとたちがいる。ひどいめにあわされたひとたちがいる。かれらの普通の日々を狂わせたのは、「神」だった」
――温又柔(小説家)
「歴史のけたたましい音の下でひっそりと息を殺していた、名もなき声の数々が、物語のなかでこだまする。不穏で、残酷で、そして美しい言葉が」
――藤井光(アメリカ文学研究者)
【内容紹介】
カルフォルニア州バークレーで暮らす日系アメリカ人家族に突然訪れた不幸。
パール・ハーバーの夜、父親が尋問のためFBIに連行された。
そして翌1942年春のある晴れた日、街のいたるところにあの告知が現れた。「強制退去命令十九号」。
残された母親とその子ども二人が、込み合う列車に乗り込み、たどり着いたのは、ユタの埃っぽい砂漠の有刺鉄線で囲われたバラックの町だった…。
「天皇が神だった」あの時代、名もなき家族の人生が深く、大きくゆさぶられる…。
『屋根裏の仏さま』でPEN/フォークナー賞を受賞した、ジュリー・オオツカのデビュー作が小竹由美子の新訳で復刊。【商品解説】
目次
- 強制退去命令十九号
- 列車
- あのころ、天皇は神だった
- よその家の裏庭で
- 告白
- 訳者あとがき
著者紹介
ジュリー・オオツカ
- 略歴
- 〈ジュリー・オオツカ〉1962年カリフォルニア州生まれ。コロンビア大学大学院で美術学修士号取得。「屋根裏の仏さま」でPEN/フォークナー賞、フェミナ賞外国小説賞、アルバトロス文学賞ほかを受賞。
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