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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2018/09/25
  • 出版社: 洛北出版
  • サイズ:19cm/589p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-903127-27-9

紙の本

不妊、当事者の経験 日本におけるその変化20年

著者 竹田 恵子 (著)

不妊治療をめぐる不安、迷い、焦り等の経験は、不妊治療が普及していったこの20年間でどのように変化したか? 当事者へのインタビュー調査をもとに、医療の素人である当事者が編み...

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不妊、当事者の経験 日本におけるその変化20年

税込 2,970 27pt

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商品説明

不妊治療をめぐる不安、迷い、焦り等の経験は、不妊治療が普及していったこの20年間でどのように変化したか? 当事者へのインタビュー調査をもとに、医療の素人である当事者が編み出す、不妊治療への対処法を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】

 不妊治療は、少しずつ、現在のような普及[ふきゅう]に至りました。むかしと比べ、受診への敷居[しきい]が低くなったのは間違いないでしょう。

 とはいえ、治療を実際に始めるとなると、多くの人は、躊躇[ちゅうちょ]、不安、迷い、焦り[あせり]などの、重い感情を経験します。

 不妊治療をめぐるこのような経験は、何が原因で生じるのでしょうか?
 また、このような経験は、不妊治療が普及していったこの20年間で、どのように変化していったのでしょうか?
 この本は、以上のような、たいへん素朴な疑問から出発しています。

 不妊治療が普及していったこの間は、日本の社会もおおきく変わり、情報通信技術の普及によるコミュニケーションの変容もあった時代でした。しかも、不妊治療を受ける当事者は世代がかわる移行期にありました。

 そのため、この本では、二つの時代(2000年代初期と2010年代初期)に治療を受けた当事者たちへの、インタビュー調査とアンケート調査をもとに、一人ひとりの経験をくわしく取り上げています。さらに、この二つの時代の、家族形成、仕事環境、インターネット利用、公的支援なども視野に入れ、医療の素人[しろうと]である当事者が編[あ]み出す、不妊治療への対処法を明らかにしています。

 不妊治療をめぐるさまざまな経験に悩まされた当事者たち――彼女・彼たちが、それでも不妊治療をつづけるには、それなりの努力が必要でした。その努力は、「素人」ならではの、いくつもの「ちいさな」対処法を編み出しました。それらの対処法、すなわち技術(アーツ)は、驚くほどユニークな側面をもっており、しかも不妊治療の現場で、次の新しい当事者へと伝えられていったのです。

 そしてこの、ちいさな技術(アーツ)の積み重ねと伝達こそが、現在の不妊治療のかたちを導いた原動力であるとともに、不妊治療が暴走することのないようチェックする、静かですが強力なブレーキの役目を果たしていたと考えられます。

 まずはこの本の目次をご覧いただいて、関心のある章から、ざっと目を通してみてください。一人ひとりの当事者の、息づかいを感じていただければ幸いです。
 【商品解説】

目次

  • はじめに / 序 章
  • 不妊治療に対する感情
  • 感情を扱う社会学の様々なアプローチ
  • 10年を隔てた躊躇の変化
  • 感情への接近の難しさ
  • 本書の構成
  • 関連用語の説明

著者紹介

竹田 恵子

略歴
〈竹田恵子〉1967年大阪府生まれ。博士(人間科学、大阪大学)。大阪大学人間科学研究科招聘研究員。専門は医療社会学、臨床社会学。

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