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紙の本
本屋風情 (角川ソフィア文庫)
著者 岡 茂雄 (著)
【日本ノンフィクション賞(第1回)】繊細で几帳面な南方熊楠、気が短く「じれる」柳田国男…。自らを「裏木戸の出入り人」と呼んだ本屋(出版業)しか知りえなかった、貴重な近代日...
本屋風情 (角川ソフィア文庫)
本屋風情
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商品説明
【日本ノンフィクション賞(第1回)】繊細で几帳面な南方熊楠、気が短く「じれる」柳田国男…。自らを「裏木戸の出入り人」と呼んだ本屋(出版業)しか知りえなかった、貴重な近代日本の出版事情がわかる回想記録。伝説の編集者が学者・文人たちの裏の顔を綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
南方熊楠・柳田国男・折口信夫・金田一京助・新村出……出版人が垣間見た、学者・文人の知られざる裏の顔。
繊細で几帳面な南方熊楠、「じれる」柳田国男、舌鋒の峻烈な内田魯庵、無愛想な浜田青陵……。自らを「裏木戸の出入り人」と呼んだ本屋(出版業)しか知りえなかった、貴重な近代日本の出版事情がわかる回想記録。大正から昭和のはじめにかけた民俗学・文化人類学・人文地理学・言語学の黎明期、いまも読み継がれている不朽の名作を誕生させた伝説の編集者が垣間見た、学者・文人たちの知られざるもうひとつの顔。 【商品解説】
目次
- 1 まえがき
- 2 南方熊楠と柳田国男
- 3 南方翁の書簡と私
- 4 南方翁との初対面
- 5 南方翁に跟いて高山寺台へ
- ――御進講の前後
- 6 はからずも南方邸での二十四時間
- ――御進講の前後
- 7 「惚れ薬」の描いた波紋など
- ――御進講の前後
著者紹介
岡 茂雄
- 略歴
- 1894年長野県松本市生まれ。編集者、書店主。大正から昭和初頭の日本に於いて、民族・民俗学や考古学専門の書店「岡書院」、山岳書専門の「梓書房」を経営。学術史上の名著となる多くの書籍、雑誌を世に送り出した。『本屋風情』にて、第1回日本ノンフィクション賞を受賞。1989年没。
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紙の本
文化人や学者の知られざる顔を描いた一冊です!
2019/01/24 15:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、南方熊楠や柳田国男、折口信夫、金田一京助など我が国の有名人、文化人の人には見せていない裏の顔、それとも真の顔と言ってもいいかもしれない一面を描いた貴重な書です。出版人だからわかる文化人の裏の顔に驚くかもしれません。例えば、南方熊楠氏が非常に繊細で几帳面という一面をもっていたと聞けば、驚かれる方もおられるでしょう。彼の著作などからはそのような面は少しも感じさせないからです。ぜひ、多くの人に読んでいただきたい文化人の裏の、あるいは真の顔を知る興味深い一冊です。