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紙の本
日本アホバカ勘違い列伝 (WAC BUNKO)
著者 北岡 俊明 (著)
生まれながらの特権・利権をもった世襲人間、能力がないのに有名になり図に乗っている人間、国民の血税をすすっている人間…。日本をダメにする「勘違い人間」を征伐する。【「TRC...
日本アホバカ勘違い列伝 (WAC BUNKO)
日本アホバカ勘違い列伝
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商品説明
生まれながらの特権・利権をもった世襲人間、能力がないのに有名になり図に乗っている人間、国民の血税をすすっている人間…。日本をダメにする「勘違い人間」を征伐する。【「TRC MARC」の商品解説】
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電子書籍
アホバカどもの勘違いを突く
2018/11/04 16:06
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:野次馬之介 - この投稿者のレビュー一覧を見る
馬之介も歳を取って勤めもなくなり、馬小屋でテレビを見ることが多くなった。といって面白い番組はほとんどない。それどころか見ていて腹の立つこともしばしばだから、ついつい画面に向かって「なに言ってやがんでエ」などと怒鳴りかけ、横にいた家人から「静かにして」と叱られる。とまあ、こんな光景が連日、小屋の中で繰り返される次第である。
本書は、それを活字の上で再現してくれるのだから面白く、かつ溜飲の下がる思いで読むことができる。
最初に、先日カンヌ国際映画祭で最高賞を得た「万引き家族」の映画監督が槍玉に挙がっているが、その槍先は驚くべき鋭さで、突かれた方はグウの音も出ないであろう。
続いて歌舞伎や政治家の世襲が切りつけられる。市川エビゾウかカニゾウかザリガニがやられ、返す刀でたかが芸人のビートたけしが反社会的なやくざ映画をつくっただけで「師匠、先生、監督、巨匠」などとヨイショされ、本人もその気になってご高説をたれる。ご高説といっても大したものではない。クダラン思いつきをモゴモゴした口調でごまかすだけのことである。
馬之介も昔テレビで航空関連の評論を依頼されたことがあるが、どこかのスタジオでちょうどたけしの出番であった。すると誰かがドアのところからスタジオに向かって「お入りイ」と大声で告げる。そこへ静々と本人がやってくるという次第で、まるで殿様か殿様ガエルが登場するみたいなバカバカしい光景であった。今でも同じようなことを、もっと大げさに家来どもの行列を従えてやっているのかもしれない。
もうひとつ「尾木ママと呼ばれている教育評論家がいる。オネエ言葉を発する気色の悪い奴である。……なぜ、この手の男がテレビにひんぱんに出演するのか理解できない。ただの八方美人で……紋切り型の反応をする。たとえば戦争反対、原爆反対、体罰反対、シゴキ反対、いじめ反対……」と本書は書く、馬之介もかねて、この気色の悪い奴が出てくるとテレビのチャンネルを変えることにしていた。
とまあ、こんな口撃が政界、テレビ・新聞界、芸能界、スポーツ界の誰彼に対して繰り出され、そのほとんどが馬之介の感覚と一致するものだから、読んでいて胸のすく思いがする。また防衛省と警察に対しても遠慮することなく、現今の勘違いぶりを指摘して、そこから脱却すべきだと追求する。さらに、ほとんど知られていない事件としてベトナム戦争中に韓国軍が現地で繰り返した虐殺の数々が告発されている。
しかし口撃ばかりでは救いがない。巻末では、去る8月15日に大分県で行方不明の2歳の幼児を救出した尾畠春夫さんを取り上げている。その救出後の態度振る舞い、日常生活とボランティア活動など、いっさいの栄誉や欲望を解脱した達観ぶりから「この人は現代の聖人」と讃え、こういう人にこそ国民栄誉賞を贈るべきだと提案する。
ふだんの胸のつっかえを取り除いてくれる、すがすがしい本といってよいだろう。
電子書籍
日大の田中は
2021/12/31 11:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名無し - この投稿者のレビュー一覧を見る
日大の田中英寿が取り上げられているが、奴は学生・保護者・OBの学費・寄付金と私学助成金(すなわち国民の税金)を食い物にした、相撲道に到底不相応な外道である。