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サムデイ (幻冬舎文庫 警視庁公安第五課)
著者 福田和代 (著)
VIP専門の警備会社ブラックホークに、新しい依頼が舞い込んだ。警護対象は、警察庁長官。不審に思う最上らメンバーだったが、その直後、長官の執事が殺害される。捜査方針に疑念を...
サムデイ (幻冬舎文庫 警視庁公安第五課)
サムデイ 警視庁公安第五課
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商品説明
VIP専門の警備会社ブラックホークに、新しい依頼が舞い込んだ。警護対象は、警察庁長官。不審に思う最上らメンバーだったが、その直後、長官の執事が殺害される。捜査方針に疑念を抱いた公安の寒川は、独自に調べを進め…。【「TRC MARC」の商品解説】
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特殊警備隊=ブラックホークの3作目にして真の敵<旭光>が登場。
2022/02/26 09:13
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
特殊警備隊=ブラックホークの3作目にして真の敵<旭光>が登場。先進的監視システム「ケルベロス」の情報改竄機能を使って独裁的国家を目指す敵という設定は現実味があるだけに怖い。結果的に相容れないはずの光=ブラックホークと、影=テロリスト集団・クーガが手を組んで巨大な敵と戦うという意外な展開に。ただ本来敵対するはずの勢力が手を組んでしまったため、活劇の少ないのが残念。本3作目で「ケルベロス」の実態を白日のもとに晒し、<旭光>組織に打撃を与えることにも成功するが決して壊滅したわけではない。何となく積み残しの課題が山積みといった感じ。
例えば、魔術師マギとは何者で何をなそうとしてるのか。これに関しては、2作目の742:『ゼロデイ 警視庁公安第五課』(2017)>で、常温核融合の研究者で15年前に妻子とともに殺された巴博士(121)の息子の友人だと明かされ、どうも常温核融合に絡んでるとみられるが、その後は一向に話題になっていない。また闇の組織<旭光>の反撃は本当にないのか。積み残し課題が沢山。こりゃ絶対に続編を書いてほしい作品ですね。