- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/10/16
- 出版社: ヘウレーカ
- サイズ:19cm/270p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909753-00-7
紙の本
少年と罪 事件は何を問いかけるのか
著者 中日新聞社会部 (編)
「木曽川・長良川連続リンチ殺人事件」「元名大生事件」など20以上の少年事件を取材し、加害少年の内面、被害者家族の悲嘆と苦悩、加害者家族の過酷な現実を描く。『中日新聞』『東...
少年と罪 事件は何を問いかけるのか
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商品説明
「木曽川・長良川連続リンチ殺人事件」「元名大生事件」など20以上の少年事件を取材し、加害少年の内面、被害者家族の悲嘆と苦悩、加害者家族の過酷な現実を描く。『中日新聞』『東京新聞』連載を基に加筆修正して単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
神戸連続児童殺傷事件から20年あまり。いまだ少年への憧れを隠さない子どもがいる。その一人、名古屋大学元学生は知人女性を自宅アパートで殺害、高校時代には同級生にタリウムを飲ませた罪で無期懲役となった。「人を殺してみたかった」。少年Aも元名大生もそう口にした。だが社会はそんな少年たちの心の闇に正面から向き合ってきただろうか――。社会を震撼とさせた重大少年事件の加害者、被害者、双方の家族、司法関係者などを丹念に取材。事件の背景や加害少年たちの内面に迫ると共に、被害者家族の悲しみと苦しみ、加害者家族の過酷な現実を描き出した、渾身のルポルタージュ。少年法の適用年齢引き下げの議論が本格化するなか、少年事件の実相を知るために欠かせない一冊。【商品解説】
目次
- 第1部 戦後史に残る2つの少年事件
- 第1章 「A」、20年
- 1 自身の不遇を十四歳の凶行に重ね/2 傾倒の日々を公言する少女/3 「透明な存在」捨てた/4 変化した「疲れた子ども」/5 心の深手、理解と疑問/6 自身に負けた敗残者/番外編 妙な少年、極秘マーク―刑事部長・深草雅利氏の証言から
- interview 雨宮処凛●世界との距離を縮め、Aと決別/土師守●厳罰化より適正化を
- 第2章 木曽川・長良川連続リンチ殺人事件
- 1 少年法の壁、遺族置き去り/2 寂しさ抱える「ええ子」/3「居場所」を失い転落/4 集団心理、引けず凶行/5 反省願いつつ墓を探す/6 議論尽くし、全員を極刑に
- topics 戦後の少年事件の変化と特徴
- 第2部 ネットの魔力
著者紹介
中日新聞社会部
- 略歴
- 「新愛知」と「名古屋新聞」を前身に、「中部日本新聞」として1942(昭和17 )年創刊。中日新聞(名古屋本社、東海本社)、東京新聞(東京本社)、北陸中日新聞(北陸本社)などを合わせ、348万部を発行している。大阪、岐阜、福井に支社、取材拠点となる総支局・通信局部は国内170か所、海外15 か所にある。名古屋本社社会部には56 人(2018年9月現在)が所属し、愛知県警、愛知県庁、名古屋市役所、司法の取材担当記者のほか、幅広いフィールドで連載企画などに取り組む遊軍、大学や病院を取材する医療科学班などで構成している。中日新聞社会部としての主な編著に『日米同盟と原発 隠された核の戦後史』『君臨する原発 どこまで犠牲を払うのか』(東京新聞出版局)、『祖父たちの告白 太平洋戦争70 年目の真実』(中日新聞社)、『新貧乏物語 しのび寄る貧困の現場から』(明石書店)がある。
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