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紙の本
1冊でマスター大学の統計学
著者 石井俊全 (著)
大学で統計学の単位を取るための本。統計学の手法だけでなく、その理論的背景も読んで分かるように記述する。「別冊問題演習と解答」付き。問題のみを収めたPDFもダウンロードでき...
1冊でマスター大学の統計学
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商品説明
大学で統計学の単位を取るための本。統計学の手法だけでなく、その理論的背景も読んで分かるように記述する。「別冊問題演習と解答」付き。問題のみを収めたPDFもダウンロードできる。【「TRC MARC」の商品解説】
『1冊でマスター 大学の微分積分』『1冊でマスター 大学の線形代数』に続く統計学版です。文系、理系問わず、あらゆる分野で統計学は修得すべき科目になってきています。使える統計学を身に付けるには、手法だけではなく理論的背景も知り、納得して学習を進めていくことが大切です。本書では、イントロとして統計学に必要な確率、微積、線形代数も網羅しているので、この本1冊だけで統計学を無理なく学ぶことができます。多くの例題を取り上げているので、実用的な内容を手っ取り早く知りたいと言う人にもお薦めです。【本の内容】
目次
- 第1章 イントロ
- 1 確率編
- 2 記述統計編
- 3 微積分編
- 第2章 確率分布
- 1 確率変数
- 2 離散型確率分布
- 3 連続型確率分布
- 4 累積分布関数
- 5 正規分布
著者紹介
石井俊全
- 略歴
- 〈石井俊全〉1965年東京生まれ。東京工業大学数学科修士課程卒。「大人のための数学教室 和」講師。著書に「1冊でマスター大学の線形代数」「一般相対性理論を一歩一歩数式で理解する」など。
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読みやすい
2022/08/20 18:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:shirokuroino - この投稿者のレビュー一覧を見る
初心者でも読みやすいように構成されていると思います。
もちろん大学の専門書なので、ある程度の基礎知識は必要と思います。
紙の本
素晴らしいです
2021/11/04 03:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M.F - この投稿者のレビュー一覧を見る
書籍のタイトルから想定されるように、大学生が単位を取るために使うことを念頭に置いて、書かれた本であるようです。
しかし、実は、このレビューを作成している私自身は、学生ではありません。
つまり、この本の読者として想定されているような人間ではないと思いますが、素晴らしい本だと思い、レビューを投稿することと致しました。
統計に関する書籍は数多く出版されていますが、学生向けのものであれ、あるいは一般向けのものであれ、その数学的根拠に関して、本格的に踏み込んで説明しているものは、意外と少ないです。
統計学は数学の成果をかなり利用しているにもかかわらず、その数理的根拠にきちんと言及する本は、必ずしも多く有りません。
その点、この本においては、数学的根拠にまでしっかりと踏み込んだ説明がなされていることが、素晴らしいです。
説明の仕方も、非常に丁寧だと思います。
数式の展開において途中経過が省略されることはほとんどなく、読者に対する配慮が感じられます。
統計の数学的根拠を知りたいと考えた場合には、普通はもっと「難しい」、ある意味マニアックな本を読むことになります。
(多くの場合、「数理統計学」という言葉がタイトルに入った本です)
この本のように、読者が統計学既習で有ることを必ずしも前提とはしない程度のレベルにおいて、念入りに数学的根拠を説明する本は、他にあまり例がありません。
気がついた部分を具体的に指摘させていただくならば、この本においては、分散分析や適合度検定に関してさえ、それを正当化づける数学的根拠まで、詳細に解説しています。(分析手法の提示・紹介のみでは終わっていません。)
数理統計学の本を別とすれば、そこまできちんと説明する本は少ないです。
統計を学ぶ方全般に対して、数理統計学の本を読んでもらうことまでは期待出来ませんので、専門書ではなく、比較的読み易いレベルにおいて、数学的根拠をきちんと解説をする本が存在していることは、非常に貴重なこと・素晴らしいことだと思います。
学生の方に限らず、広く、統計に関心有る方々が読むに値する、素晴らしい本です。
私自身も、学生ではないにかかわらず、この本を読んで良かったと、心から思っております。
試験対策のために、たまたまこの本を購入した方は、かなりラッキーです。
単位を取った後も、処分などせずに手元に残しておけば、統計学のことをきちんと数学的に理解したいと思った時に、役立ちます。
最後に、統計学初心者の方にむけて、注意点を喚起させていただきます。
統計学を、その数学的根拠まで含めてしっかりと学ぼうとする場合、それなりには数学力が求められます。
統計学は、高校までの範囲の数学によって説明可能な事柄のほうが、むしろ少ないです。
つまり、大学レベルの微積分・線形代数の理解が前提となります。
煩雑な計算を展開することも、珍しくありません。
それは、この本に限らず、どの本で学ぶ場合でも同じです。(根拠まで含め、しっかりと学ぼうとする場合の話ですが)
こういった点については、どうか御覚悟をなさったうえでお読みください。
御健闘をお祈り致します。