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紙の本
樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声 (ハヤカワ文庫 NF)
著者 ペーター・ヴォールレーベン (著),長谷川 圭 (訳)
樹木たちはコミュニケーションを取り合い、ときに助け合う。その一方で熾烈な縄張り争いをも繰り広げる。学習をし、音に反応し、数を数える−。ドイツの森林管理官が、長年の経験と科...
樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声 (ハヤカワ文庫 NF)
樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声
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商品説明
樹木たちはコミュニケーションを取り合い、ときに助け合う。その一方で熾烈な縄張り争いをも繰り広げる。学習をし、音に反応し、数を数える−。ドイツの森林管理官が、長年の経験と科学的裏付けをもとに、木や森の真実を語る。【「TRC MARC」の商品解説】
樹木は子供を教育し、会話し、ときに助け合う。ドイツの森林管理官が長年の経験と科学的知見をもとに語る、まったく新しい森の姿【商品解説】
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電子書籍
読んでいるだけで心が安らぐ
2019/03/23 21:40
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
気持ちがガサガサしたとき、読んでいるとなぜか安らぐ本。驚くけれど、多分、文体と書かれている内容が心にやさしいから。たまたまネットでレビューを見ただけの本だけれど、こういうラッキーがあるから本ってすばらしい。
紙の本
癒し
2021/10/30 21:20
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:里沙 - この投稿者のレビュー一覧を見る
知識と経験と、、
やさしい言葉で端的に教えてくれている
ただそれだけなのに
読んでいると穏やかな気持ちになります。
もともと樹が好き、森が好き、だけど
これ読んだらもっと好きになりました。
みんなも読んで欲しい。
森へ散歩に行きたいな~。
紙の本
森林・樹木は『生きて』いる!
2021/01/15 10:21
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
目から鱗が落ちる、というか、知らなかった事、初めて得た事、様々な事柄を本書から得る事が出来ました。木は『生きて』いるという事を本当に理解出来ました。
根でネットワークを張り栄養や水分以外に自然気象等の情報まで共有している点、森林体系に於ける生存環境の保持性、樹木の生長スピードと生涯、寄生物(鳥類や昆虫や菌類)への耐性と共存、等々を語り掛ける様な文体で記述されており、大変興味を持ちました。
木は言葉を話したりはしませんが、感情はあり、私達に無言の訴えを態度で示している、という内容は、痛切に自身に刺さりました。
緑色、というものに言及があり、森林は『緑色』で覆われている理由が本書にあり、勉強になったと同時に人が緑に癒される事についてもよく解りました。
紙の本
貴重な小旅行を体験した
2020/01/19 16:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:magoichi - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヨーロッパの森を知り尽くした森林管理官の言葉は、深い森のように静かに心に染み入る。
自らを誇る事なく、観察眼と科学的な根拠に基づくエピソードが続く。そこには森の匂いや風の音といった空気そのものが伝わってくる。
何度も読み返し、森に足を踏み入れたい。そんな気持ちにさせる一冊。
紙の本
木に対しての概念が変わる
2019/03/22 18:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ベニテングタケ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読んでいると自分が育てている木を剪定するのがちょっと怖くなった。
木だって傷つけば痛みを感じるし傷がふさがるまで数年かかる…
人間とは年の取り方が違うから数年なんてあっという間なのだろうけど。
無言だけど木は生き物なんだと再認識。
木を学ぶのにとても最適な本だと思う。
紙の本
樹木と生きる人の言葉は慈しみに満ちている
2023/06/25 22:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る
森林管理官の著者が、自身の経験と最新の研究成果を織り交ぜて、森の木々の営みを伝えてくれる一冊。
生き生きとした植物たちの生態を綴る優しい文章からは森の微かな吐息さえ聞こえてきそうになる。
緑に囲まれながら、優しさに包まれたい人に是非お勧めしたい。
紙の本
もっと自然の声に耳を傾けよう
2022/11/26 23:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:モリンガ - この投稿者のレビュー一覧を見る
科学の進歩により、植物たちは、見かけよりずっとアクティブで高度な生活を営んでいることがわかってきている。この本を読むことによって、樹木たちは、私たちと同様に、真剣に生きていて、1本1本が、かけがえのない大切な存在なのだと気づくことができるだろう。
紙の本
森林浴のような読書体験。
2022/03/09 09:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る
「後悔するイヌ、嘘をつくニワトリ」がとても好きだったので、こちらも読了しました!
樹木の生きる知恵に驚かされました。森林を歩きながら、著者にガイドしてもらっているような感覚になりました。とてもおすすめの一冊です。
紙の本
見方が変わる
2021/01/14 12:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る
少し前に読んだパワーズ『オーバーストーリー』の後書きで関連図書として挙げられていた。内容はあまり知らないことばかりで認識を改めさせれられるものばかり。森林とその生態系がいかに多彩で精密、繊細なことに驚くばかり。植樹とか自然再生なんて簡単に言えることではないことが良くわかる。著者の推測では一度破壊した森は百年単位の時間がかかる。人間のスケールとは大きくちがう。ヨーロッパの森の王ブナの作る世界の豊かさ。そこに共生する菌類の狡猾さ。草食動物や鳥類のしたたかさ、貪欲さ。命名のセンスもユニーク。地下のインターネット網、ストリートチルドレン、とか笑ってしまうが読めば頷けた。平易な語りだが奥が深いような気がする。この本に書かれていることさえ本来の植物の世界の表面でしかないかもしれない。良書。
紙の本
不思議で心地よい世界
2019/06/13 21:57
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
文章自体がヒーリング効果を持っているような不思議な本。こういう本は初めて。そして、妙な説得力。読んでいると、自分の生活やらライフスタイルを変えたくなるような。
紙の本
大人も子どもも楽しく読めそう。
2019/02/17 16:54
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ら君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界が広がりました。
木は、一本一本独立して生きているのだと思っていましたが、そうではないようです。
他の木と助け合ったり、菌類と共存、動物や昆虫との攻防など、静かに見えている森は、実は忙しいのです。
森の木と公園の木が違うことを知りました。
もっと色々深く知りたいです。
紙の本
樹木たちから学ぶことはたくさんある
2023/06/12 08:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:風 - この投稿者のレビュー一覧を見る
森林の大切さを改めて認識。どうやって水は内陸に運ばれるか。海から蒸発した水が雲となり陸地に雨となって降ることができるのは海岸から数百キロ程度まで。森林が海岸から続いていれば樹木が吸収し発散した水が雲となり雨となりを繰り返し水は大陸奥地まで届けられる。そんな風には考えたことがなかったので新鮮な驚きだった。
また、地中で同じ種同士が根を通して水や栄養のやり取りをして弱い仲間を助けることや、雄花と雌花がある樹木は雄花が一斉に開花し大量の花粉が混ざり合ったところで雌花が咲き多様な遺伝子が引き継がれるような仕組みになっていることなど、樹木同士がコミュニケーションを図っていることが考えられるという。
人の手が加えられれば加えられるほど森は力を失う。長い時間の中で自然のままの活動が強い生態系をつくる。それが水の循環も含めた命ある地球をつくる。
人間が住みやすい社会を創るためにも樹木たちから学べることはたくさんある。
紙の本
樹木の時間はゆっくりでも,動物のような環境対応力
2023/02/06 23:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ノホホン - この投稿者のレビュー一覧を見る
森と樹木を愛した森林管理官が長年観察して知りえた樹木の真の姿を語る37編のコラム。森林は樹木のコミュニティで,樹木は情報を知らせ合い,根を通して共生しているという。樹木は光や音を感じ,害虫や雑菌に対応する生命力を持つことを本書で知る。
樹木の生活を尊重する視点を入れて,環境保護,生物多様性,カーボンニュートラル等への対応について改めて考えてみるきっかけになった。
紙の本
樹木
2022/07/25 15:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:gaco - この投稿者のレビュー一覧を見る
海外の森林管理官が書かれた本です。樹木や生物の生きざまが書かれています。森林に訪れたくなる一冊です。
紙の本
樹木のコミュニケーション。
2022/03/24 08:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おじゃもんくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書の存在は、少し前から知っていたのですが。
日々の日常の中で、いつも間にか忘れて行きましたねぇ。
世界的ベストセラーの本が、単行本となり近年文庫本に。
本屋さんの本棚に並んでいて、今回目に付いて読み出しました。
帯に書いてある「木は仲間と会話し、助け合う。」が購入動機かな。
五年前に、中古の庭付き戸建てを購入。
前の方の育てていた、お庭の木々を引き続き育てているうちに。
四季折々の植物の動きと、時期になるとやって来る虫さん鳥さん。
毎朝一番大きい木の、ヤマモモの木に「おはようさん」と言ううちに。
木も草も、とても身近に感じていた事も大きいですね。
ドイツで、長年森林の管理をなさっていた方の著書で。
樹木の社会性に注目。
大人の木が子供の木を教育して。
コミュニケーションを交わし、外敵や水不足から助け合う。
樹々の個性と、生き残りの縄張り争い。
音に反応して、数を数えて。
世代と時間をかけて、場所を移動して行く。
まさに、木は生きていますね。
筆者は、ドイツ欧州の事を挙げているので。
私の住む日本と違い、起伏の少ない平野部での森や木の話でしたが。
また、ヨーロッバは開拓されて原生林がほぼ無くて。
シダや虫も少ないので、夏季の虫に悩まされる日本とは違いますが。
樹々が、菌糸類との根でのコミュニケーションを取るの話や。
情報の伝達に、樹々が香りを出す事や。
針葉樹・広葉樹の、一年の過ごし方違いの話し。
ポツンと植えられる街路樹は、近くに話し相手もいなくて。
固められた土は、根を広げる邪魔になり災害に弱いとか。
人が手を入れるから、樹々が弱って行き森も弱って行く話し。
自宅の木々を見ながら、思う事が多い本でした。
樹々は人間の十倍以上の人生で、ゆーったりと生きている。
私も、ゆったりと生きていたいですね。