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アニマル・ファーム (ちくま文庫)
全体主義と独裁政治の恐ろしさを寓話的に描いたジョージ・オーウェルの「動物農場」をコミカライズした傑作を、50年近い時を経て文庫化。小松左京原作「くだんのはは」、牡丹燈籠を...
アニマル・ファーム (ちくま文庫)
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商品説明
全体主義と独裁政治の恐ろしさを寓話的に描いたジョージ・オーウェルの「動物農場」をコミカライズした傑作を、50年近い時を経て文庫化。小松左京原作「くだんのはは」、牡丹燈籠を題材にした「カラーン・コローン」も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
巨匠が挑んだ世界的名作「動物農場」の世界。他に小松左京原作「くだんのはは」、牡丹燈籠に発想を得た「カラーン・コローン」を収録。解説 中条省平【商品解説】
収録作品一覧
アニマル・ファーム | ジョージ・オーウェル 原作 | 5−200 |
---|---|---|
くだんのはは | 小松左京 原作 | 201−248 |
カラーン・コローン | 249−279 |
著者紹介
石ノ森章太郎
- 略歴
- 本名:小野寺章太郎。1938年1月25日、宮城県登米郡(現・登米市)生まれ。1954年、高校在学中に『二級天使』でデビュー。高校卒業と同時に上京し、漫画家生活に入る。 代表作に『サイボーグ009』『仮面ライダー』『佐武と市捕物控』『マンガ日本の歴史』などがある。1998年死去。2006年、角川書店(現・KADOKAWA)から500巻770作品におよぶ個人全集『石ノ森章太郎萬画大全集』が発行開始され、一人の著者による最も多い漫画の出版の記録としてギネスブックに認定される。
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書店員レビュー
本当に怖いもの
ジュンク堂書店福岡店スタッフさん
本著はジョージ・オーウェルの「動物農場」、小松左京の「くだんのはは」、
そして「牡丹燈籠」を原作、またモチーフとして石ノ森章太郎がコミック化したものである。
表題の「アニマルファーム」は人間に使役され続けた動物たちが反旗をひるがえす物語だ。
リーダーシップをとった豚を筆頭に、人間と戦い、そして勝利をおさめた彼らは自由となり、平等で幸福な生活を得るはずだった。
戒律を定め、組織化し働き続ける動物たちはこれからどうなっていくのか。
平等を謳うロシア革命がスターリンの独裁体制へと変質していく様子を描いた風刺的な作品であるが、そういった歴史的背景を知れば、より動物たちの台詞に込められたものがみえてくるだろうし、たとえそれを知らなくとも、きっと読者は最後のページにぞっとするものを感じずにはいられないだろう。
「くだんのはは」「カラーン・コローン」は怪談でありそしてSF的な要素もある作品だが「アニマルファーム」とは違った「人」の恐ろしさがみえてくる。
濃厚な1冊をぜひ楽しんでいただきたい。
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こんな作品があったとは
2022/02/11 15:46
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
石森章太郎氏がジョージ・オーウエルの『動物農場』を漫画化していたとは知らなかった。原作とはまた趣が異なり、なかなかに面白い。
個人的には収録されている「くだんのはは」「カラーン・コローン」も興味深かった。