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紙の本
文豪と東京 明治・大正・昭和の帝都を映す作品集 (中公文庫)
著者 長山靖生 (著)
変わりゆく景観は繁栄か退廃か。待ち受ける宿命は栄達か挫折か。漱石、鷗外、花袋、露伴、荷風、芥川、谷崎、寅彦、乱歩、太宰など文豪たちが描いた珠玉の作品を通して、移り変わる帝...
文豪と東京 明治・大正・昭和の帝都を映す作品集 (中公文庫)
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商品説明
変わりゆく景観は繁栄か退廃か。待ち受ける宿命は栄達か挫折か。漱石、鷗外、花袋、露伴、荷風、芥川、谷崎、寅彦、乱歩、太宰など文豪たちが描いた珠玉の作品を通して、移り変わる帝都・東京の多面的な魅力を俯瞰する。【「TRC MARC」の商品解説】
繁栄か退廃か? 栄達か挫折か? 漱石、鴎外、鏡花、荷風、芥川、谷崎、乱歩、太宰などが描いた珠玉の作品を通して移り変わる東京の多面的な魅力を俯瞰。【商品解説】
収録作品一覧
三四郎 2 | 夏目漱石 著 | 7−21 |
---|---|---|
普請中 | 森鷗外 著 | 22−31 |
明治初年の東京 | 淡島寒月 著 | 32−35 |
著者紹介
長山靖生
- 略歴
- 評論家・歯学博士。一九六二年、茨城県生まれ。九一年に鶴見大学大学院を修了。学生時代から文芸評論家として活動し、一九八七年、横田順彌、會津信吾らと共に古典SF研究会を創設、初代会長を務める(名誉会長・小松左京)。歯科医の傍ら、近代日本の文化・思想史から文芸評論や現代社会論まで幅広く執筆活動を行っている。『偽史冒険世界』(筑摩書房)で大衆文学研究賞、『日本SF精神史』(河出書房新社)で日本SF大賞、星雲賞を受賞。他に『テロとユートピア』(新潮社)、『バカに民主主義は無理なのか?』(光文社新書)、『若者はなぜ「決めつける」のか』(ちくま新書)、『日露戦争』『ゴジラとエヴァンゲリオン』『「ポスト宮崎駿」論 日本アニメの天才たち』(以上新潮新書)、『奇異譚とユートピア 近代日本驚異〈SF〉小説史』『「修身」教科書に学ぶ偉い人の話』(以上中央公論新社)など著書多数。編著に『懐かしい未来』(中央公論新社)、『文豪と酒 酒をめぐる珠玉の作品集』(中公文庫)など。
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紙の本
我が国の文豪たちの作品を通して東京の変化を俯瞰した興味深い一冊です!
2020/08/10 10:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『偽史冒険世界』(大衆文学研究賞)、『日本SF精神史』(日本SF大賞、星雲賞)をはじめ、『テロとユートピア』、『バカに民主主義は無理なのか?』、『若者はなぜ<決めつける>のか』といった傑作を発表し続けておられる長山靖生氏の作品です。同書の内容は、変わりゆく景観は繁栄か退廃か、また、待ち受ける宿命は栄達か挫折かといったことをテーマにして、めくるめく発展する都市の多彩な見え方を考察した一冊です。漱石、鴎外、花袋、露伴、鏡花、荷風、芥川、谷崎、寅彦、乱歩、太宰、達治といった我が国の文豪たちが、様々な時代や地域、そして立場から描いた珠玉の作品を通して、東京の多面的な魅力を俯瞰していきます。同書で扱われている作品は、「三四郎(夏目漱石)」、「普請中(森鴎外)」、「明治初年の東京―墨堤と両国(淡島寒月)」、「東京の発展(田山花袋)」、「夜の隅田川(幸田露伴)」、「山の手小景(泉鏡花)」、「深川の唄(永井荷風)」、「大川の水(芥川龍之介)」、「浅草公園(谷崎潤一郎)」、「銀座アルプス(寺田寅彦)」などです。