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紙の本
獅子吼 (文春文庫)
著者 浅田次郎 (著)
ライオンも、象も、駱駝も、戦争はしてねがんす−。時代と過酷な運命に翻弄されながらも立ち向かい、受け入れる、名もなき人々の美しい魂を描く短篇集。表題作ほか全6篇を収録。【「...
獅子吼 (文春文庫)
獅子吼
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商品説明
ライオンも、象も、駱駝も、戦争はしてねがんす−。時代と過酷な運命に翻弄されながらも立ち向かい、受け入れる、名もなき人々の美しい魂を描く短篇集。表題作ほか全6篇を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
太平洋戦争末期、「彼」は人間の愚かしさと優しさを見つめている——涙と生きる智恵が満ちた六つの物語。解説・吉川晃司。【本の内容】
収録作品一覧
獅子吼 | 7−46 | |
---|---|---|
帰り道 | 47−85 | |
九泉閣へようこそ | 87−127 |
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紙の本
戦争には大義はなく、無意味
2021/10/31 09:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み始めると、いきなり不思議な雰囲気の世界に引き釣り込まれ、物語の中に取り込まれる。表題作は、戦時下のライオンと人間の関りを描き、そこに人が起こす戦争の無意味さを、強く心に残す。「流離人」にも、戦争を起こし指導していく人間は、現場の苦しみなど知らずに戦うさまが、描かれずとも浮かび上がり、云われるままに、世の中でさ迷うしかない一兵士が、哀しい。