紙の本
ついに第三弾
2024/04/23 23:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回はより一層熱い!虚なる謎の集団。ギリギリの命のやり取り。数十年越しの恋。いろんな人の欲望が入り乱れてやがて大きな渦となる。キャラが濃くてドキドキ。すごく次巻楽しみです。
紙の本
くらまし屋3
2022/06/12 20:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
あっという間にくらまし屋第3弾。謎を抱えた登場人物達も気になりますし、とにかく続きをぐいぐい読ませる筆力です。今回も面白かったです!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
船の事故で人生が一変した老人の願いを叶えるべく奮闘するくらまし屋。
思いがけない道を歩く事になった老人。
それでも彼により命を救われた人々もいる。
これには何が幸運で何が不運かわからなくなった。
今回は流れた血の量が半端じゃない大きな事件。
虚は何を狙っているのか、ほんの少し見えてきた。そのためにはどんなに血が流れようと躊躇しないことも。
紙の本
入り乱れ
2020/03/02 06:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藤 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は色々な勢力が入り乱れていました。
こんがらがりそうになるので、
整理しながら、噛み砕いて、また、読み返したりしつつ進めました。
平九郎が段々とどんな人物なのか、紐解かれていくのが楽しみです。
虚はかなり気味悪いです。背後に巨悪がいるなと思わせます。
投稿元:
レビューを見る
今作も良い。手に汗握る死闘。そして次巻が待ち遠しい。
あらすじ(背表紙より)
「皐月十五日に、船で陸奥に晦ましていただきたい」―かつて採薬使の役目に就いていた阿部将翁は、幕府の監視下に置かれていた。しかし、己の余命が僅かだと悟っている彼には、最後にどうしても果たしたい遠い日の約束があった。平九郎に仕事を依頼した将翁だが、幕府の隠し薬園がある高尾山へ秘密裏に連れて行かれる。山に集結した薬園奉行、道中奉行、御庭番、謎の者…平九郎たち「くらまし屋」は、将翁の切なる想いを叶えられるのか!?続々重版中の大人気時代エンターテインメント、堂々のシリーズ第三弾。
投稿元:
レビューを見る
修羅の集う山で平九郎の剣がうなりを上げる、「くらまし屋稼業」シリーズ第3弾。
今回は一人の男を巡っていくつもの集団が入り乱れる中、くらませるという、これまで以上に過酷な展開で、前半はその駆け引きがポイントになっていました。
そして、後半は一気に平九郎の剣が強敵に立ち向かう展開で、目が離せませんでした。
最後はこの題名の意味も伝わり、思わず目頭が熱くなりました。
とにかく、最初からこの物語の世界に夢中になっている自分がいました。
投稿元:
レビューを見る
闘いのシーンに目を奪われた巻。息つく暇も無い。平さんの過去が少し語られ、そして将翁の思い、波乱万丈の人生に思わず涙腺が緩んだ。お春が元気なのが嬉しい。そして色々気になる事が。平さんの過去が少し語られた所で、赤也、七瀬の過去が俄然気になります、そして序章に敢えて登場してきた清吾郎。序章のみで本章には一切現れなかったのが余計気になります、さらに、最後ちらっと「ぼろ鳶」からの出演があったような。お春との絡みからすると、今後リンクも多々あるのだろうか、と思えてしまいます。どっちのシリーズも見逃せなくなってきた。
投稿元:
レビューを見る
くらまし屋3作目。
今度こそ、無理でしょと思ったけれど
きっちりくらましたました。
すごいなぁ、面白かった。
行ったことはないが高尾山はよく
耳にするので身近な舞台。
その、山でどんなくらましをするのか
敵は。どうもひとつではない。。。
いくら平さんが強くても一人ではくらませない。
不思議な力で結ばれている3人。
この3人でなければくらまし屋は成り立たない。
そんな感じもする3人の
過去が気になる、気になる。
誰から明らかにするのかしらん。
将翁の人生波乱万丈がすごくて
天国で幸せになってほしいと心から思ったよ。
もう次作でてるんだぁ。早いぃ。
投稿元:
レビューを見る
〈くらまし屋稼業〉シリーズ第三作。
シリーズとしての設定や今後の展開がだいぶん見えてきた。
まず主人公で「くらまし屋」のリーダー平九郎。
これまで何となく匂わされてきたが、やはり妻と娘が行方知れずになっていて「くらまし屋」となったのは二人を探す情報を得るためでもあったらしい。
元・人吉藩の下士だったという平九郎が何故江戸にいるのかはこれから描かれていくことだろう。
それから謎の組織「虚(うつろ)」。第一作にも登場したが、人をさらってはどこかへ移しているらしい。平九郎の妻子の行方不明にも関わっているのか。
この「虚」のメンバー榊惣一郎と初谷男吏コンビがどうにも不気味で、平九郎の剣の腕を以てしても互角に闘うのがやっとという感じ。今後も激突することになりそうだが、そのときはどんな死闘が繰り広げられるのか。
「虚」のリーダーが誰なのか、何を目的に何をしようとしているのかも気になる。
最後に道中同心の篠崎瀬兵衛。
第一作では人の好い、御しやすい役人のように見えたが、実は切れ者だった。赤也渾身の変装術も見破られてしまっている。
これから明智小五郎と怪人二重面相のような、ルパン三世と銭形警部のような、因縁のライバル関係が続くのか。
さて今回の依頼人は齢八十八の元採薬使・阿部将翁。
余命僅かの彼には、若き日に恋人と交わした約束を果たさねば死ねないという強い思いがあった。
しかし彼はその知識故に様々な組織から狙われている。
シリーズが進むに連れてどんどんミッションの難しさがパワーアップ。
薬園奉行に道中奉行、御庭番に「虚」…阿部将翁を狙う者たちを掻い潜り、無事にくらませることは出来るのか。
長い長い年月の中で時代に翻弄され続けた将翁が、いつまでも忘れなかった想い、きっとそれがあったから心折れずに頑張って来られたのかも知れない。
まるで映画「幸せの黄色いハンカチ」のような話。将翁の物語の結末がハッピーエンドなのか悲劇なのかは別として、平九郎ら「くらまし屋」の力を借りてでも残り僅かの命を懸けても叶えたいという気持ちは分かる。
平九郎もいつか妻子と再会出来れば良いが、それはいつどんな形でやってくるのか、楽しみと同時に心配でもある。
投稿元:
レビューを見る
若い頃にやり残したことが80すぎて体が危なくなった最近ますますよく夢に見るように。。。
本草学の大家である阿部はその地へ行きたかったが、幕府はその知識が外に出ることを嫌い、死んだことにして軟禁する。今回のくらまし屋は、敵がいくつもある。
どんな風にくらますか?
投稿元:
レビューを見る
今回も、良かった!
くらまし方も最後も。
歳を重ねつのる思いの切なさは
自分も歳をとってくると沁みます。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ第3弾。
今回くらますのは元幕府の採薬使・阿部将翁。
訳あって幕府に軟禁されている余命僅かな将翁は、最後にどうしても行きたい場所がある、という。
老齢で重い病を抱えていても、その旅が例え己の寿命を縮めるものであっても、死を迎える前にどうしても辿り着きたい場所とは。
紆余曲折の末、72年ぶりに辿り着いた彼の場所で、若い頃に交わした約束を果たした将翁の穏やかな微笑みを忘れない。
後悔ばかりの人生だったけれど、ようやく生きる意味を取り戻し、満足な最期を迎えたことだろう。
今回は謎の多かった平九郎の過去も少し解き明かされ、今後の展開がますます面白くなったきた。
勘が冴え渡る道中同心・瀬兵衛との絡みもこれから多くなるだろう。
そして闇の「虚」メンバーの凄腕剣士・惣一郎との対決もカッコ良かった。
お楽しみの『ぼろ鳶』リンクも、今回は幼い頃の武蔵が登場して嬉しい。
お春と仲良くなれるかな?
これで『くらまし』と『ぼろ鳶』の時系列も分かった。
ということは若い頃の源吾もいつか登場するかな?
シリーズを追うのがますます楽しみになってきた。
投稿元:
レビューを見る
8月-26。3.5点。
くらまし屋第三弾。面白かった。
幕府の本草学役人(薬草の学問)、齢70を超えるが。。
270頁と短めだが、内容は濃い。
敵の描写が上手い。のめり込んだ。
ラストには、ぼろ鳶のあの人物が。。
次作も期待。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ第三弾。
今回晦ませるのは、幕府の監視下に置かれている元・採薬使の阿部将翁。
余命僅かながら“ある約束”を果たす為に陸奥まで晦ませてほしいという将翁を、幕府の役人や御庭番たちに囲まれた高尾山の小屋からどう脱出させるのか・・“くらまし屋”の腕の見せ所です。
しかも、謎の闇組織「虚」も将翁を狙っていて、平九郎と「虚」メンバー・榊惣一郎(“瀬田宗次郎型”又は“”サイコ設定・沖田総司型”と勝手にカテゴライズさせて頂きます)との斬合いは手に汗モノでした。平九郎が探している妻子と「虚」が何か関係があるのかも、気になりますね。
ラストは“幸せの茜色の手拭い”と、いった感じで胸が熱くなりました。
そして、前巻で登場したお春ちゃんが元気そうで何よりです。
投稿元:
レビューを見る
内容(「BOOK」データベースより)
「皐月十五日に、船で陸奥に晦ましていただきたい」―かつて採薬使の役目に就いていた阿部将翁は、幕府の監視下に置かれていた。しかし、己の余命が僅かだと悟っている彼には、最後にどうしても果たしたい遠い日の約束があった。平九郎に仕事を依頼した将翁だが、幕府の隠し薬園がある高尾山へ秘密裏に連れて行かれる。山に集結した薬園奉行、道中奉行、御庭番、謎の者…平九郎たち「くらまし屋」は、将翁の切なる想いを叶えられるのか!?続々重版中の大人気時代エンターテインメント、堂々のシリーズ第三弾。
令和2年12月15日~18日