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商品説明
トマス・アクィナスが聖書の教えを簡潔に要約した「神学提要」を本邦初訳。丁寧な翻訳と詳細な訳注により、神学に馴染みのない人にも近づけるよう配慮する。キリスト教が持つ生き生きとした内的源泉に触れることができる書。【「TRC MARC」の商品解説】
トマス・アクィナス(1225-74)は『対異教徒大全』を執筆した後に,友人で彼の身近にいたレギナルドゥスの求めに応じて自身の神学について口述したが,彼の死によって未完に終わった。この貴重な書の本邦初訳である。
トマスはアウグスティヌス『エンキリディオン』にならい無限の神が発する聖書に込められた多くの教えを,簡潔に要約して広く人々に語ることにより,神とは何か,希望と愛とは何かを語ろうとしたが,希望について語るなかで中断された。真理を知るためには信仰を,目的を持つには希望を,そして希望を実現するには愛を必要とする。
トマスは246章にも及ぶ主題を通して,「信仰について」詳細な説明を与えた。本書では中世のみならずその後の信仰と教会に多大な影響を与えた彼の神学の真髄が解き明かされるとともに,キリスト教の神学がアリストテレスなどギリシア哲学を導入しながら形成されていく姿が見事に描かれる。
本書は丁寧な翻訳と詳細な訳注により,ことに神学に馴染みのないわが国の読者にも近づけるよう配慮し,キリスト教がもつ生き生きとした内的源泉に触れる最上の書である。キリスト教に関わる多くの現象を知るためにも身近に置いて親しく読まれる一書となろう。【商品解説】
目次
- 第1章 序言
- 第1部 信仰について
- 論考前半 三一なる神,およびその業について
- 第2章 信仰について語るべきことの順序
- 第3章 神とは何か
- 第4章 神が動かすことのできないものであること
- 第5章 神が永遠であること
- 第6章 神が御自身のゆえに存在するのは必然であること
- 第7章 神は常に存在するということ
- 第8章 神にどんな連続も存在しないこと
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