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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/11/30
- 出版社: 勉誠出版
- サイズ:22cm/289p 図版16p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-585-23065-6
- 国内送料無料
紙の本
建築家ヴォーリズの「夢」 戦後民主主義・大学・キャンパス
戦後日本の「民主主義化」の展開の中で、ヴォーリズはどのように学問の空間をつくりあげようとしたのか。ひとりの建築家と大学建築の歩みを軸に、戦後日本の夢と蹉跌、建築と人びとの...
建築家ヴォーリズの「夢」 戦後民主主義・大学・キャンパス
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商品説明
戦後日本の「民主主義化」の展開の中で、ヴォーリズはどのように学問の空間をつくりあげようとしたのか。ひとりの建築家と大学建築の歩みを軸に、戦後日本の夢と蹉跌、建築と人びとの精神、大学教育の過去と現在に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
戦後日本の大学建築を牽引した建築家・ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880~1964)。キリスト教伝導と英語教育のために来日したヴォーリズは、メンソレータムで名高い近江兄弟社を拠点に、建築事務所を開設し、教会、個人住宅、病院など数多くの西洋建築の設計を行った。
なかでも大学建築に代表的な建築が多く、関西学院大学、神戸女学院、同志社今出川キャンパス、明治学院などが彼の手になった。国際基督教大学(ICU)もそのひとつである。
戦後日本、戦後民主主義の展開のなかで、建築家ヴォーリズはどのような大学キャンパスをつくり、どのように学問の空間をつくりあげようとしたのか。本書はICUを中心とするヴォーリズの大学建築を主要テーマに、大学と建築家の出会いを戦後の歴史の中で読み解き、大学キャンパスの空間と学問の交差、また戦後と大学キャンパスのありようについて、豊富なカラー図版とともに考察する。【商品解説】
目次
- 序 高澤紀恵
- 第一部 ヴォーリズとキャンパス―空間を読む
- ミッション建築家ヴォーリズとICUのキャンパス計画 山形政昭
- 「日本で最初の学生会館」―ディッフェンドルファー記念館の建設経緯 山崎鯛介
- 時間・空間・社会―ヴォーリズのいる場所 村上陽一郎
- 第二部 大学と戦争―時代を読む
- 明日の大学 明日の都市―コミュニティとしての大学=都市 吉見俊哉
- ヴォーリズの夢?―本館建て替え問題をめぐって 田仲康博
収録作品一覧
ヴォーリズと戦後の「夢」 | 高澤紀恵 著 | 1−19 |
---|---|---|
ミッション建築家ヴォーリズとICUのキャンパス計画 | 山形政昭 著 | 3−29 |
日本で最初の学生会館 | 山崎鯛介 著 | 30−66 |
著者紹介
高澤 紀恵
- 略歴
- 〈高澤紀恵〉1955年生まれ。国際基督教大学教授。著書に「近世パリに生きる」など。
〈山崎鯛介〉1967年生まれ。東京工業大学環境・社会理工学院准教授。著書に「天皇のダイニングホール」など。
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