- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/11/30
- 出版社: 駒草出版
- サイズ:21cm/143p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909646-13-2
紙の本
図書館さんぽ 本のある空間で世界を広げる
クラシックな建築、カフェが併設など、身近にある楽しい図書館たち。東京の図書館を中心に、ブックスポットをめぐるおさんぽコースを案内します。図書館の使い方や全国の注目図書館も...
図書館さんぽ 本のある空間で世界を広げる
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商品説明
クラシックな建築、カフェが併設など、身近にある楽しい図書館たち。東京の図書館を中心に、ブックスポットをめぐるおさんぽコースを案内します。図書館の使い方や全国の注目図書館も紹介。データ:2018年10月現在。【「TRC MARC」の商品解説】
ようこそ図書館の世界へ!
図書館というと、イメージするのはご近所の図書館ではないでしょうか。
じつは図書館には、国立の国会図書館から都道府県立図書館、市区町村立図書館、私設の専門図書館、大学図書館と様々な種類があるのをご存知でしょうか。
しかも、歴史あるクラシックな建物の図書館や、本好きなら一度は足を踏み入れてみたいと思わせられる、素敵な図書館などもあるのです。
ほかにも自動貸出機など最先端の機器を備え、使い勝手が良い設備の図書館、カフェが併設されて館内で飲み物が飲める図書館なども!
子どもの読み聞かせスペースや授乳室を備え、小さなお子さん連れでもゆっくり過ごせる図書館も増えています。
その他、レファレンスコーナーを充実させて利用者のニーズに応える環境をつくるなどの取り組みも行われています。
図書館は「本と人」はもちろん、「人と人」をつなぐ場にもなり、日々進化しています。
この本では、上記のような魅力ある「全国の図書館130館」の情報とともに図書館と一緒に本のある空間を楽しんでいただける、ブックカフェやブックショップ、ついでに立ち寄りたいスポットなどもお散歩コースとして紹介しています。
いろいろな図書館に興味を持っていただき、遊びにも行ってください。そしてお気に入りの図書館を見つける手助けができれば嬉しいです!【商品解説】
目次
- 1章:週末に行きたい 1日楽しめる 図書館さんぽ
- 日比谷図書文化館
- 国立国会図書館 国際子ども図書館
- 武蔵野プレイス
- 都立中央図書館
- 鎌倉市中央図書館
- 2章:知りたい! いろんな図書館の世界
- 図書館の基本の使い方
- 図書館の種類
- 来々! ライブライリー はじめての国会図書館
著者紹介
図書館さんぽ研究会
- 略歴
- ◎図書館さんぽ研究会 (としょかんさんぽけんきゅうかい)
編集者・ライター・元図書館スタッフ・元書店員・デザイナー・イラストレーター・コピーライター・ブックカフェ店員・カメラマンなどからなるチーム。
図書館と散歩と本をこよなく愛するメンバーが集い、様々な情報を求めて日々図書館や街に出かけては情報を収集している。
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紙の本
近くの図書館もいいけれど
2019/02/02 09:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「館」とつくところが好きだ。
美術館、博物館、文学館、映画館、そして何より図書館。
特に最近の図書館は使い勝手がいいだけでなく、建物自体がモダンであったりおしゃれだったりする。
あるいはカフェが併設されていたり、WiFiが完備されていたり、一日いても飽きることはない。
そんな図書館を「さんぽ」してみよう、しかもその周辺の本のある空間、本屋であったりブックカフェ、あるいは人気スポットまで紹介してくれるのだから、贅沢だ。
どんな図書館とその周辺が紹介されているかというと、千代田区立日比谷図書文化館、国立国会図書館国際子ども図書館、武蔵野市立ひと・まち・情報創造館武蔵野プレイス、東京都立中央図書館、とやはり東京にある図書館が多い。
しかし、この本では鎌倉市中央図書館や岩手県にある紫波町図書館までカバーしてくれているのがいい。
さらには北は北海道から南は沖縄まで今注目を集めている全国の図書館105館も紹介している。ここには短いコメントと「建物が素敵」とか「カフェがある」とかわかりやすい目印まで付いている。
図書館というのは調べ物をしたり本を探したり本を読んだりするところだが、それ以外にもこんな楽しみ方があるのだと教えてくれている。
おいしいドリンクを飲むために図書館に足を向けてもいいじゃないか。
そこには楽しい本が待ってくれている。
近くの図書館もいいけれど、さんぽをしながらちょっと遠くの図書館に足をのばすのもいい。
紙の本
全国の魅力的な図書館をさんぽしてみませんか?
2019/01/20 12:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、全国の魅力ある図書館として130館を紹介した書です。国立図書館から県立、さらに市町村立のあらゆる素晴らしい図書館が解説されており、読んでいるだけで楽しい気分にさせてくれます。また、東京近郊の図書館を巡るルートなども紹介されており、休日などはぜひ、そのルートを散策したくなる一冊です。
紙の本
出版業界はマーケティング思考が必要なのでは?
2018/12/03 09:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:浦辺 登 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「先生の小説は、全て、揃えますので」
「いえ、結構です。町の古書店に行けば1冊100円で売られてますから」
この会話は、浅田次郎氏の講演会で語られたもの。
ある自治体の図書館司書が浅田氏の小説をすべて備えると申し出た際、自身の作品は文庫本になって1冊100円で売られている。読者は、容易に手にして読むことができる。自治体であれば、税金の使い方を考えて、なかなか入手できないもの、後世に遺さなければならないものを図書館に揃えて欲しいと要望したと。
さらに、作家は図書館によって育てられるとも。
本書のページをめくりながら、浅田次郎氏の講演会での話が頭をよぎった。
実に、興味深い図書館が紹介されている。さらには、国会図書館の利用方法がでマンガ紹介されているが、利用経験者には爆笑ものだった。
日本人は本を読まなくなったという。
しかし、その結論はどのような統計結果から出ているのか、経過は不明。
人口比、出版社数、内容、取次、などを詳細に比較検討しての結論ではなく、感覚で語ってはいないだろうか。
人は、知りたいと思えば、地球の反対側からもやってくる時代。
そんな本を蔵書している図書館は、まだまだ、隠れているのではないか。インターネットで簡単に入手できない1冊を備える図書館は自治体の世界遺産なのではと考える。