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紙の本
免疫と「病」の科学 万病のもと「慢性炎症」とは何か (ブルーバックス)
がん、肥満・糖尿病、認知症、うつ病…。最新の免疫学の研究で、「慢性炎症」は現代人を蝕む「万病のもと」であることがわかってきた。日本の免疫研究の指導者が慢性炎症の治療法と予...
免疫と「病」の科学 万病のもと「慢性炎症」とは何か (ブルーバックス)
免疫と「病」の科学 万病のもと「慢性炎症」とは何か
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商品説明
がん、肥満・糖尿病、認知症、うつ病…。最新の免疫学の研究で、「慢性炎症」は現代人を蝕む「万病のもと」であることがわかってきた。日本の免疫研究の指導者が慢性炎症の治療法と予防法を平易に解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
最新の免疫学の研究で、だらだらと続く「慢性炎症」が、「がん」「肥満、糖尿病」「脂質異常症」「心筋梗塞」「脳梗塞」「肝炎・肝硬変」「関節リウマチ」「認知症」「うつ病」「潰瘍性大腸炎」などの発症にかかわる、万病の素であることがわかってきた。健康長寿の人生を送るためには、この慢性炎症を解消することが不可欠だ。日本の免疫研究の指導者として知られる著者が、慢性炎症の治療法と予防法を平易にわかりやすく解説
病原体などの異物が体内に侵入すると免疫反応が発動されて、組織が赤くなり、腫れて熱を持ち、痛むようになる。いわゆる「炎症」反応だ。
通常、炎症は、からだの中で起きている異常状態に対する正常な応答=防御反応で一過的なものだが、例外的にダラダラとくすぶるように続くことがある。これを「慢性炎症」と呼ぶが、最新の免疫学の研究で、慢性炎症が「万病の素」になっていることがわかってきた。慢性炎症が深く関わっている疾患としては、「がん」「肥満、糖尿病」「脂質異常症」「心筋梗塞」「脳梗塞」「肝炎・肝硬変」「アトピー性皮膚炎」「喘息」「関節リウマチ」「老化、認知症、アルツハイマー病」「うつ病」「潰瘍性大腸炎」などがあり、現代人を悩ませる病気ほぼすべてに関与しているとといっていい。
慢性炎症は「サイレントキラー」と呼ばれ、はっきりとした自覚症状のないまま進行し、本人が異常を自覚したときには身体に回復不能なダメージが及んでいることが多い。それゆえ、慢性炎症は「死に至る病」と言われる、実に怖い病気なのだ。日本の免疫研究の指導者として知られる著者が、平易な文章と明快な図解を用いて、一般にはほとんど認知されていない「慢性炎症」のメカニズムと、その対処法をわかりやすく解説する。話題の免疫チェックポイント阻害薬を用いたがん免疫療法や頑固なアトピー性皮膚炎に対する新しい治療法なども取り上げており、こうした病気に悩まされている患者や家族にとっても有用な情報が盛り込まれている。
目次
第1章 慢性炎症は万病のもと
第2章 炎症を起こす役者たち
第3章 慢性炎症はなぜ起こる?
第4章 慢性炎症が引き起こすさまざまな病気
第5章 最新免疫研究が教える効果的な治療法
第6章 慢性炎症は予防できるのか?
【商品解説】
目次
- 慢性炎症は万病のもと
- 炎症を起こす役者たち
- 慢性炎症はなぜ起こる?
- 慢性炎症が引き起こすさまざまな病気
- 最新免疫研究が教える効果的な治療法
- 慢性炎症は予防できるのか?
著者紹介
宮坂 昌之
- 略歴
- 〈宮坂昌之〉1947年長野県生まれ。大阪大学大学院特任教授。著書に「標準免疫学」など。
〈定岡恵〉1978年オーストラリア生まれ。理化学研究所生命機能科学研究センター研究補助員、神戸大学非常勤講師。
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炎症と病気の関係
2020/06/23 22:13
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:山猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
炎症が中心テーマと言える本である.さまざまな病気の裏にある炎症という現象について,詳しく書かれている.
ちょうど新型コロナウィルスでサイトカインストームが重症化の原因と言われる中,そのメカニズムに迫る説明を読むことができる.話題になっているIL6という物質も登場し,興味深く読むことができた.
いろいろな病気の見方が変わる本である.
紙の本
万病の根源である「慢性炎症」の予防法、治療法をわかりやすく教示してくれます!
2020/01/27 10:37
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、専門知識が楽しく学べると評判の「ブルーバックス」シリーズの一冊で、同巻は「免疫と病」編です。同書は、副題にもありますように、「慢性炎症が万病のもとになる」ということについて、多くの事例やデータをあげながら、わかりやすく解説された画期的な一冊です。著者によると、一過性で終わるはずの炎症反応がだらだらと続く慢性炎症は、実は、がん、肥満・糖尿病、脂質異常症、心筋梗塞、肝炎・肝硬変、関節リウマチ、認知症、うつ病など、現代人を悩ませる病気の大半にかかわる「万病のもと」であることが分かってきたと強調されています。では、私たちはそれをどう予防し、治療すればよいんでしょうか。同書では、それについてわかりやすく教えてくれます。
電子書籍
5つの健康習慣
2021/07/23 15:35
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sas - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は難しい慢性炎症について、一般の人でも分かるように相当丁寧に書いていらっしゃいます。
にもかかわらず、医学や生命科学に知見の無い私にとっては難しい内容でした。
「5つの健康習慣」や貝原益軒の「養生訓」については、分かりやすい内容でしたので、せめてこれらの実践に努めたいと思います。
紙の本
万病のもと
2021/03/13 12:48
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
慢性炎症について、わかりやすく解説されていてよかったです。慢性炎症の危険性がよくわかり、注意していきたいです。
電子書籍
読者に何を伝えたかったのか
2020/02/25 00:23
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:akihiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
修飾語が多く冗長な文が目立ちます。ヌエ(妖怪)やオペラで例える件がありますが、馴染みがないので困惑しました。色々と付け足して補足するより、本筋に絞って簡潔にまとめて欲しかったです。
また、「〜かもしれない」という曖昧な表現が多く、本書で紹介する意義がある説なのか疑問に感じます。主観的な意見や余談を盛り込みすぎて、主旨がぼやけている印象を受けました。