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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2018/12/03
- 出版社: 東北大学出版会
- サイズ:21cm/386p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-86163-300-3
- 国内送料無料
紙の本
楚辞「離騒」を読む 悲劇の忠臣・屈原の人物像をめぐって
著者 矢田 尚子 (著)
後世の文学作品に多大な影響を与えてきた書物としての「楚辞」。その代表的な作品である「離騒」を主として取り上げ、楚辞の諸作品と屈原という人物との多層的かつ複雑な関係を捉え直...
楚辞「離騒」を読む 悲劇の忠臣・屈原の人物像をめぐって
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商品説明
後世の文学作品に多大な影響を与えてきた書物としての「楚辞」。その代表的な作品である「離騒」を主として取り上げ、楚辞の諸作品と屈原という人物との多層的かつ複雑な関係を捉え直し、より広い視野からの楚辞理解をめざす。【「TRC MARC」の商品解説】
『楚辞』は、中国詩歌文学の源流として『詩経』と並称される。その収録作品は伝統的に、戦国楚の屈原と結びつけて解釈されてきた。しかし「悲劇の忠臣屈原」の伝説に沿って読み、彼の偉業として称えるだけでは、『楚辞』の全体像をつかむことはできない。本書は、屈原伝説にとらわれずに作品と向き合い、一歩引いた視点から冷静に屈原伝説と『楚辞』との関係をとらえ直そうとするものである。先秦から後漢にかけて、複雑な形成過程を経て成立した作品群の集大成であることを考慮しつつ、『楚辞』に対する多方面からのアプローチを試みた。【商品解説】
目次
- 序章
- 1 「楚辞」とは
- 2 問題の所在
- 3 本書の目的と構成
- 第1部 楚辞「離騒」の天界遊行とその解釈をめぐって
- 第1章 「離騒」の天界遊行はどのように解釈されてきたか
- はじめに
- 1 天界遊行を「仮託」とする解釈
- 2 天界遊行を幻想・幻夢とする解釈
- おわりに
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