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仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか(文春新書)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 11件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2018/12/20
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春新書
  • サイズ:18cm/251p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-661198-0
新書

紙の本

仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか (文春新書)

著者 鵜飼秀徳 (著)

隠された明治の暗部、廃仏毀釈。神社と寺院を分離する政策が、なぜ史上稀な宗教攻撃、文化財破壊にエスカレートしたのか。鹿児島、松本、伊勢、東京、奈良、京都など、日本各地を徹底...

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仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか (文春新書)

税込 950 8pt

仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか

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商品説明

隠された明治の暗部、廃仏毀釈。神社と寺院を分離する政策が、なぜ史上稀な宗教攻撃、文化財破壊にエスカレートしたのか。鹿児島、松本、伊勢、東京、奈良、京都など、日本各地を徹底取材し、埋もれた歴史を掘り起こす。【「TRC MARC」の商品解説】

興福寺阿修羅像、五重塔も消滅の危機にあった!

文明開化の明治にも光と影がある。その影の部分を象徴するのが「廃仏毀釈」である。
もともとは神仏習合状態にあった神社と寺院、神と仏を分離する政策だったのだが、
寺院、仏像などの破壊から、暴動にエスカレート。完全に仏教を殲滅してしまった地域もあった。
寺に保管されていた記録、史料などが焼かれたことで、その地域の「歴史」も消えてしまったケースすらある。
日本史上でも例が少ない大規模な宗教への攻撃、文化財の破壊はなぜ行なわれたのか?
話題作『寺院消滅』などを著し、自らも僧侶である著者が、京都、奈良、鹿児島、宮崎、長野、岐阜、伊勢、東京など日本各地に足を運び、廃仏毀釈の実態に迫った近代史ルポ。百五十年のときを経て、歴史が甦る!

【こんな事実が!】
焚き火にされた天平の仏像
仏具が京都・四条大橋に
比叡山から上がった”火の手”
廃仏のルーツは水戸黄門?
すべての寺が消えた東白川村
青山霊園、谷中霊園は神仏分離によって造られた
天皇家の菩提寺も消滅 ほか【商品解説】

著者紹介

鵜飼秀徳

略歴
〈鵜飼秀徳〉1974年京都市生まれ。成城大学文芸学部卒業。ジャーナリスト。浄土宗正覚寺副住職。一般社団法人「良いお寺研究会」代表理事。東京農業大学非常勤講師。著書に「寺院消滅」など。

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みんなのレビュー11件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (6件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

廃仏毀釈の実態とそれが発生した要因がよくわかる

2018/12/30 14:26

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者は寺院の副住職でありジャーナリストである。明治維新により神社と寺院を分離する政策「廃仏毀釈」についての著作である。明治政府は、神社と寺院を分離することを目的として、寺院を破壊しようと意図したわけではない。しかしながら、寺院の破壊は全国至る所で行われた。その暴挙と破壊に至った背景が詳述されており、想像を絶する暴挙では以下のような事例が紹介されている。京都四条大橋は寺院から供出された金属で建設された。解体された寺院の木材は、学校建設の資材に使われた。奈良興福寺の五重塔は、現在の金額で10万円程度で売却された。興福寺境内の鹿は、すき焼きとして食された。貴重な文化財である仏像が薪として燃やされた。哲学者の梅原猛は、廃仏毀釈がなければ、国宝の数は現在の3倍にはなっていたであろうと指摘している。
なぜ、こうした暴挙が起きたか、著者は以下の四つの要因を挙げている。権力者への忖度。富国策のための寺院利用。熱しやすく冷めやすい日本人の民族性。僧侶の堕落。この、要因の詳細は、本書を読んでのお楽しみとするが、忖度や日本人の民族性など現在に通じる内容であり、廃仏毀釈に留まらず、様々なことを考えさせてくれる意味ある一冊であると思う。

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紙の本

明治維新の時に行われた闇(?)の歴史!?

2019/04/10 14:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:野間丸男 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「廃仏毀釈」って習ったことある?

子どもの頃、神社とお寺の区別がわからなかった。
いわんや、150年も前に神仏分離が行われ、
その時の為政者や市民の中から、神仏分離の方針を拡大解釈して、
仏教に関連する施設や慣習を悉く毀した歴史があったとは・・・・

 その要因は、
  1.権力者の忖度、
  2.富国策のための寺院利用、
  3.熱しやすく冷めやすい日本人の民族性、
  4.僧侶の堕落

地域差もあるので、自分の地域はどうだったのかなど興味は尽きない。
目からウロコの歴史が、見つかる!

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紙の本

久しぶりに本地垂迹説について勉強できました

2019/03/31 00:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

本地垂迹説というのは、平安時代に起こった思想で日本の神は仏菩薩が化身としてこの世に現れた姿(権現)だとする説で、天照大神は大日如来が本地となり、瓊瓊杵尊は釈迦如来、八幡神は阿弥陀如来などとして、神社の神殿で偶像が祀られていった。つまり神よりも上に仏があるという考え方なのだが、廃仏毀釈が行われた明治初期にい仏と神の関係が逆転してしまったというのが本書に書かれれていることだ。今でもあたりまえの光景としてお寺の中に鳥居がある、私たちは不思議に思うのだが江戸時代の人がみたら不思議でもなんでもなかったのだろう、その当時は寺も神社も信仰の対象として差がなかったのかも知れない。作者が言っているように盛んに廃仏毀釈が行われたことには仏教界の傲慢への鬱憤が庶民の間にあったということもあったのだろう

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紙の本

明治維新の負の側面を照らし出した本

2019/03/18 19:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はるはる - この投稿者のレビュー一覧を見る

明治維新の負の側面を照らし出した本である。昨年は明治維新150年などといわれていたが大した盛り上がりもなかった。冷静に歴史を論じることができる状況になってきたのではないか。堕落した寺院が打ち壊されたというのは首肯できるが、それにしても打ち壊させて再建されなかった多くの寺院や海外流出した寺宝を考えると明らかに日本の歴史にとって大きなマイナスだった。また、寺院が寺領を取り上げられたことが葬式仏教化を推し進める要因の一つになったのではないか。廃仏毀釈をきちんと実証した本で、ぜひ広く読まれるべき本だと思う。

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紙の本

伝統文化を破壊する者に報いあり

2019/01/24 10:40

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

あきれたというか、非常に憤りを感じた。どうして日本はこうも簡単に祖先が培ってきた文化を簡単に破壊するのか。明治政府は、国家を安定させるためには、仏教などどうなってもよいということか。多少各地の国民が行き過ぎた部分はあったにしてもやりすぎ。それをきちんと取り締まれない、且つ政府の方針を徹底出来ない明治政府に維新と称する資格はない。

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2019/03/17 18:01

投稿元:ブクログ

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2019/05/02 18:43

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2019/03/23 22:49

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2019/03/27 00:07

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2019/02/23 00:11

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2018/12/19 16:35

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