紙の本
最後の輝きを!
2019/02/26 22:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
天冥の標シリーズも最終刊を迎え、いよいよ盛り上がりを見せている。
花火で言うなら、最後の大玉を残して、ナイヤガラに突入したところだろうか。
最終刊だけあって、今までの登場人物や伏線がどんどん寄り合わされて、ギュッと凝縮され、極上のワインになる気がする。
個人的には、一旋次の生き様が大好き。いなせな恋人って格好いいじゃん!
最後の最後の第3巻。読むのが惜しい気がするが、早く読みたい気もする。
明日、本屋に行ってこよう。
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残りあと1冊になり、寂しいかぎり。惑星セレスの戦いは一段落ついたみたいなんだけど、まだまだたたまなければならない風呂敷は、広がっている。カドムとイサリが大活躍するらしい次巻の盛り上がりに期待。個人的には〈恋人達〉の行く末が気がかりです。
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これまでの各巻で
「あとでどうつながっていくんだろう?」と思ってたヤツが
大きな展開に向かって集まって
吸い込まれるように一つの流れに合流していくし
、これまでの人の想いが、今生きてる人を通して繋がる(アクリラなんか特に、読んでて今のアクリラではなく三巻の主人公と思い込んでることが多い、セアキも何人かと重なる)
この先に何が待っているのか次でわかる。
あのアレが物語の芯をついてたのね。
もう「あー!」とか「うー」とか
しか出てこない…
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ミスチフ=オムニフロラとの決着、ブリッジレス各族との交渉あたり。この辺りまでくると規模が大きすぎて想像が追い付かなくなってくるな。
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すべての元凶である病気の正体判明とか対応策判明とか
一気に話がクライマックスへ。
逃げた敵の首魁も結局はより大きな「敵」の操り人形に
なっていて、というのが少しもの悲しかった。
あれほどの、人類をほぼ殲滅したほどの巨大な敵だったはずなのに。
カルミアンだけは違和感。初期に思った芋虫型エイリアンのイメ―ジがぬぐえなくて。
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この巻も前巻同様に中編で構成されているけど、前巻とはうって変わって時間軸に沿った流れとなっている。ただ、舞台は多岐にわたり同時並行的に物語が進んでいく。
内容的には、数巻にわたり貫かれた大きな物語に決着がつく場面もあり、解決策には若干の寂寥感を感じたりした。個人的には破壊ではなく、和解であって欲しかったというか。
また、物語全体に脈々と流れているテーマについては決着はつかず、次巻に持ち越し。テーマの解決策も提示されたけど、「ここで数巻前の、あのテーマを持ってくるのか」とちょっとビックリした。もっと科学的な解決方法だと思っていたので。まぁ、これもこの物語っぽくてありだよな、とも思ったりもした。
なんにせよ泣いても笑っても残り1巻。どのように物語が畳まれるのかを楽しみに待ちたい。
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大詰めに近づいてきた。
多くの宇宙生物が出てくる。最終局面であることが意識される。
カルミアンの総女王が計画する超新星爆発はどうなる?
人間は生き残ることができるか?
決着がついたあとは、どんな宇宙になっていくのだろう?
最終巻を待つ。
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この長大な小説は「人間とは何か」を問うてきたんだと思っていたけど…そんな些細なことではなく、「生物とは何か。なぜそれが寿がれるべきか」だったのね!
物語はスペオペすら越えて、数多の形態をとる生命に満ちた宇宙樹のリングとか出てきて、ああもう『エンディミオン』のアウスター・バイオスフィアを思い出し、ロールが恋しくなるのですが、なんとなく収束が見えてきた…かも。
「今このようにあるのが当然だと思っていれば、かけらも気づくことができないが、このようになることができた、なってしまった何億年もの営みは、気が遠くなるほど貴重なものだった。その奇跡を表しているから、生き物が素晴らしいと言うんだな」
だから、人も猫も樹もバクテリアも、また生きる努力をするアンドロイドもロボットもみんな生き物だ。
いまこの狭い現代で暮らしている私の限定的な人生すら寿ぐべきものと気づかせてくれたこと、またこの素晴らしい旅に連れ出してくれたことを、作者の小川一水さんに感謝します。
星5つじゃないのは、今つけると、次の最終巻を評価しようがなくなるからですw
青葉よ、豊かなれ。青葉さん出るのかなー。
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う~ん。とっ散らかってきたというか、都合よくアイテム出したり背景設定したりで正直大半が面白くないです。SFっぽいところの謎解きや解決があっても良さそうなのだけど風呂敷広げすぎましたかねぇ。
次巻、おそらく最終巻できれいに話をまとめてほしいと思います。
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とうとうプラクティスの未来が喫した瞬間。
ミヒルの最期には思わず涙しました。
フェリックスの仕事にのめり込んでるところと、ウーラに優しいところはほんと素敵なんやけど、
ラストでウーラと逃げた展開にはびっくりした。ウーラが逃げようと言ったのだろうか。続きが気になる。
アクリラの容体はダダーに任せるとしても、目が覚めたときにはカドムとイサリに側についててあげてほしいとも思う。
どんどんカルミアンが可愛く見えてくるのが、本当に不思議。
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PART1を読んだあと全巻読み直してからPART2に手を付けようと思っていたのに、我慢できず読んじまった。
この長い長い物語が終わってしまうと思うと寂しいけど、早く続きを読みたくてたまらない気持ちもあり。ああ、なんと幸せな悩みであろうか。
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3巻揃って購入したので、週末に一気に読んでやる、
と思っていたのだけど、惰眠を貪ってしまったせいで時間切れ。
本日、途中だった2巻を読了。
これが、「途中」であったなら、ここで終わっていたんだろう。
つまり、これまでの「天冥の標」のクライマックス級の終わり方。
でも、これは最終シリーズの中巻。
まだ、もう1巻、残っている。
さあ、この壮大な物語に、どのようなピリオドが打たれるか。
読むのが楽しみであり、読み終わってしまうのが勿体なくもあり。
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ようやく一つの区切り。しかし、無理難題はさらに大きくなって続く。もしかして全宇宙生命の前で…することになるのか?
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いよいよ決戦も本番を迎えてきたという感じ。
七章は、Part1からの続きの部分なので、この作品ではここだけが異質の話という感じになっている。メニー・メニー・シープでの住民と救世群との戦いもなかなかこみ上げるものがあったのだが、今後の戦闘はスケールがかなり違うことが見て取れるので、犠牲も多く出るのではないかと感傷的になった。Part2で一旦落ち着くのかと思ったが、「Part3に続く」となっていたので「おお、まだ続くのか」とちょっと意表をつかれてしまった。
この先、どんどんスケールの大きな話になって行きそうだが、それだけに目が離せない展開となるだろう。Part3はどうなるのか。
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ここにきてもまだ終わりの見えない壮大な話だが、一旋次とミヒルのとこはクライマックスといっていいほどの場面だった。
ついに次が最後と思うと感慨深い。
レッドリートだけ何だったか気になるけど、最終巻にでてくるのかな?