- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/02/20
- 出版社: 東京創元社
- サイズ:20cm/333p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-488-02796-4
読割 50
紙の本
魔眼の匣の殺人
著者 今村昌弘 (著)
その日、“魔眼の匣”を9人が訪れた。人里離れたその施設の主は、予言者と恐れられる老女だ。彼女は葉村譲と剣崎比留子をはじめとする来訪者に「あと2日のうちに、この地で4人死ぬ...
魔眼の匣の殺人
魔眼の匣の殺人
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商品説明
その日、“魔眼の匣”を9人が訪れた。人里離れたその施設の主は、予言者と恐れられる老女だ。彼女は葉村譲と剣崎比留子をはじめとする来訪者に「あと2日のうちに、この地で4人死ぬ」と告げた…。シリーズ第2弾。【「TRC MARC」の商品解説】
あと二日で、四人死ぬ――
ミステリ界を席巻した『屍人荘の殺人』シリーズ待望の第二弾!
その日、“魔眼の匣”を九人が訪れた。人里離れた施設の孤独な主は予言者と恐れられる老女だ。彼女は葉村譲と剣崎比留子をはじめとする来訪者に「あと二日のうちに、この地で四人死ぬ」と告げた。外界と唯一繋がる橋が燃え落ちた直後、予言が成就するがごとく一人が死に、閉じ込められた葉村たちを混乱と恐怖が襲う。さらに客の一人である女子高生も予知能力を持つと告白し――。ミステリ界を席巻した『屍人荘の殺人』シリーズ第二弾。【商品解説】
著者紹介
今村昌弘
- 略歴
- 〈今村昌弘〉1985年長崎県生まれ。岡山大学卒。「屍人荘の殺人」で第27回鮎川哲也賞、第18回本格ミステリ大賞小説部門を受賞。
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紙の本
二作目とは思えないほどの面白さ
2019/08/03 17:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まこっち - この投稿者のレビュー一覧を見る
今村昌弘先生の二作目「魔眼の匣の殺人」を読ませて頂きましたが、登場人物の激しい心理戦や想像を超えるトリックに終始楽しませて頂きました。私はミステリー物をあまり好きではないのですが、この作品に関しては不思議と楽しむ事ができました。なので、「魔眼の匣の殺人」は普段ミステリーを読まない方にもおすすめです。
電子書籍
前作と並び抜群の面白さがある!
2020/11/02 06:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作「屍人荘の殺人」が面白かったので、シリーズ続編である本書を読みましたが、前作と同じくらい面白かったです。舞台は山奥の閉ざされた村。予言をめぐる事件ですが、不可能興味と鋭い論理的推理が冴えるとても面白い本格ミステリでした。ストーリー的にはテレビドラマの「トリック」のようなあまり緊迫感はないけどおどろおどろしい、そんなイメージで読み進められました。盲点を突く推理は前作譲りで、このシリーズの本格ミステリ度の高さを感じます。敵の謎はさらに深まるばかりで、シリーズの今後も楽しみです。
紙の本
引き続きとても面白い
2020/01/30 16:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すねよし - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作の屍人荘の殺人がとても面白かったので、文庫化待てずに発売すると同時に購入。
前作の流れを汲みつつ、トリックも重厚さを増しており、すごく楽しめた。
早くも次作が楽しみだ。
紙の本
屍人荘の殺人の続刊
2020/04/20 22:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:めいりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今村昌弘『魔眼の匣の殺人』読了。『屍人荘の殺人』に続くオカルト×本格推理のシリーズ2作目。今作も引き込まれるがままに2日で読了。"予言"という超常現象の非合理を前提としながらもそれに説得力を持たせる論理的で緻密な展開。そして、圧巻の謎解き…本作もたいへんおもしろかった。次作も期待。
紙の本
逆転の発想のミステリー
2019/06/09 06:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作に続き斬新な発想のミステリー。今回は予言。通常であれば、予言者は大体まがい物で、それが前提に構築されますが、今作では予言者は本物。これを前提にしたミステリーとなっており、逆転の発想で、そこが斬新でした。また、比留子さんの推理も相変わらず切れ味抜群。このシリーズまだまだ続くようですので、次はどんな手法で楽しませてくれるのか期待します。
紙の本
屍人荘の続編
2019/06/01 12:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:モフモフモフ - この投稿者のレビュー一覧を見る
班目機関の謎をおう二人が今回は予言能力がらみの事件に巻きこまれてしまう。
前作の方がインパクトが強いのはまちがいないがとても楽しく読めた。
〜以下、ネタバレ〜
「偶然」や「事故」が多かったのは残念だった。もっと企みや謎にみちた事件が連続することを期待したのだが…。
紙の本
前作にいかに挑戦したのか
2019/03/21 01:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:クレメル鯰 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ化すると聞いて、どのようなプロットになるのかと思いましたが、オカルトを余すことなく使ってロジックに力を入れた印象の作品です。奇妙な論理が好きな自分としては嬉しいかぎりです。予言という特殊設定が、ここまで奉仕しているミステリもあまりないのではないでしょうか。
事件のインパクトなどは前作に比べると弱くなっているのは否めませんが、前作同様にロジックがオカルト要素を絡ませてあますことなく使われています。前回はハウの要素も多少ありましたが、この事件ではトリックというものがあまり使われておらず、ロジックやホワイダニットに力を入れている印象でした。
またフーダニットでは、共犯を前提としてロジックにより犯人を特定しようとします。意外とあっさりとした手掛かりで共犯者が特定されてしまうのは物足りなく感じますが、もう一方の犯人の特定のロジックには工夫が施されていて面白く感じました。
特殊設定はハウダニットに使われがちで、ネタの所在が分かりやすくなってしまったり、または複雑になりすぎてカタルシスが減じる懸念が含まれる要素ですが、著者はあくまでもロジックとしてそれをうまく絡めています。
気を持たせるラストに次回への期待が膨らみ、おすすめです。
紙の本
楽しみにしていたけど
2019/09/09 08:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
かなり楽しみにしていた作品なのですが、正直に言ってやたら強引な展開とこじつけが気になりました。
奇をてらい過ぎ。
紙の本
あっという間に読み切った。
2019/05/06 10:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まっしゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
屍人荘の殺人の第2弾。
前作の屍人荘の殺人を読み切ったあとに、シリーズ化して欲しいと願っていただけに待望の続編となった。前作の世界観を引き継ぎながら、今回もクローズドサークルが形成されそこで事件が起きる。これはもう第3弾も期待しても良いレベルなのではないかと思う。そして今年実写映画化されるという「屍人荘の殺人」に続いて、本作の映像化も是非にと思う。
電子書籍
屍荘
2019/05/20 15:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
屍荘野殺人を読んで、ものすっごく面白かったので、期待が大きすぎたかな。ですが、普通に十分面白かったです。