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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2019/01/31
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/152p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-351462-6

読割 50

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紙の本

ジャップ・ン・ロール・ヒーロー

著者 鴻池 留衣 (著)

幻のバンド「ダンチュラ・デオ」の曲を復元したと動画をアップする喜三郎。CDデビューが決まり、「架空のバンドの物語」を共有していた学生バンドの戯れは、歴史的陰謀の情報戦へと...

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ジャップ・ン・ロール・ヒーロー

税込 1,650 15pt

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税込 1,155 10pt

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商品説明

幻のバンド「ダンチュラ・デオ」の曲を復元したと動画をアップする喜三郎。CDデビューが決まり、「架空のバンドの物語」を共有していた学生バンドの戯れは、歴史的陰謀の情報戦へと巻き込まれて…。『新潮』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

幻のバンド「ダンチュラ・デオ」は実在したのか? フェイクがオリジナルを炙り出し、真実がウェブ上で編集される狂騒を描く話題作。【本の内容】

著者紹介

鴻池 留衣

略歴
〈鴻池留衣〉1987年埼玉県生まれ。慶應義塾大学文学部中退。出版社でアルバイト勤務。2016年「二人組み」で新潮新人賞を受賞。著書に「ナイス・エイジ」がある。

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書店員レビュー

繰り返し演奏される文学

ジュンク堂書店福岡店スタッフさん

文章の大部分が「ダンチュラ・デオ」というバンドについて書かれたウィキペディア、という構成の小説です。このダンチュラ・デオは、大学のバンドサークルに所属する、ある男がネット上に創り出した架空の存在だったはずでした。しかし、その楽曲をコピーし、発表したことで、バンドメンバーたちは国家的陰謀と、荒唐無稽ともいえる情報戦に巻き込まれていき、命を狙われるようになります。
ダンチュラ・デオのボーカルは、「僕」というアーティスト名を持ちます。その結果、彼の出てくるウィキペディアの記述が、ことごとく「僕」の一人称に読めてしまうことは素晴らしく面白いし、読んでいて、すごく不思議な気分になります。カメルーンの農耕民ボンガンドには「ボナンゴ」というツイッターによく似た発話形式があります。村で、関心のある事柄や個人的な不満などを大きな声でいきなり言い放ち、周りの人は関心があれば反応していいし、なければないで終わりますが、言い放たれた側は自然に、言い放った側の情報を共有することになります。よって村には朝の挨拶は存在しなくなる。「私が知っていることを相手が知っている、そのことを私が知っている」という認識の入れ子は、バーチャルでもリアルでも人間の行動を変えていくのです。「僕」の客観視された行動をあたかも「僕」になったかのようにして読めること、それはまさしく、鴻池留衣さんによって巧妙に仕組まれた「ウィキペディアを使ったボナンゴ」なのではないでしょうか。

髪で耳のある位置をいつも隠していたゆえ、耳を持たないと、噂された踊り子がいました。片方の手だけを着物でいつも隠していたゆえ、手がないのではないかと噂されたお姫様もいました。隠されると人びとは、ものをそこにあるのだとは思わずに、失くしてしまいます。それは、消されることを暗にファンから期待される、ダンチュラ・デオのようです。対し、バンドメンバーのベース担当アルルは、ダンチュラ・デオとは、神から与えられしもの、という意味の造語だと言い放ちます。そのことに、すごく感動しました。

ある発話形式が時代と共に消えても、そこで培われた文化はまた新たな発話形式に移行して、継承されていきます。ボナンゴのように、ウィキペディアのように。ダンチュラ・デオという名を持つメンバーが、僕という名を持つメンバーが、粛清されても、誰かによって「名付けられる」ことの下でバンドとして存在していくことのように。神から奪われるのではなく、与えられしダンチュラ・デオだから、彼らの行き着く先は、きっと新しいツアーに他ならない、そう思うのです。

みんなのレビュー3件

みんなの評価3.7

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

何が現実なのか

2019/08/05 00:04

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

1980年代に海外進出して姿を消した誰も知らないバンドの存在を嘯く喜三郎と、その戯言に乗っかった「僕」がそのバンドの存在を証明するためにバンドを組んでしまう物語。

喜三郎の怪しげなカリスマ性と、主体性を持たずどこまでも嘘に追従する僕の活動が実を結び遂にメジャーデビューを果たすまでは良いとして、コピー元の架空のバンドの存在が現実味を帯びて、そのバンドの裏設定のせいで国家間の情報戦に巻き込まれていく展開はなかなかのイカレっぷり。どこか町田康の作品を思い出させるような、登場人物の人間臭さと物語の非現実さが際立つ。

何よりこの作品の特徴はウィキペディアの記事風に編集された文章自体で、説明に使われていたバンドメンバーの正式名称「僕」がいつしか小説の一人称にすり替わっていて、読んでいる側も何が事実で何が嘘なのか混乱する。何より、それを登場人物の誰も正確に把握しているように思えないカオスな有様。

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紙の本

口から出任せが大ヒットに

2021/09/25 14:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

架空のバンドをコピーする青春ものと思いきや、中盤以降はスパイ小説になってますね。冷戦時代に遡るほどの因縁と、21世紀の情報戦が白熱していました。

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2021/09/19 08:48

投稿元:ブクログ

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