紙の本
実話を基にした美しい絵本
2023/04/09 17:04
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
ポリ袋は便利だけど、使い方をもっと間違えると魚や動物たちの命を奪うことになってしまう。
実際にアフリカであったお話。ポリ袋1枚捨てたこと対する責任を、リサイクルで渡そうとした女性の物語。
要るだけ作り要らなくなればポイ捨てする、人間のおろかさを静かに伝える。
絵もきれいで芸術性の高い絵本である。
紙の本
ポリ袋が悪者なのか?
2021/09/18 21:19
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投稿者:FA - この投稿者のレビュー一覧を見る
ポリ袋が悪者なのか?必要だから、産み出され、さんざん利用された。使えなくなったら悪者扱いするのか。それを捨てるものが悪者ではないのかな。その処分を考えてこなかった者が悪者ではないだろうか。
スーパーマーケット他で使用されているポリ袋の有料化は断固反対。規制する方向が間違っている。処分方法で解決すべき問題で環境問題にはならない。
こんな話を小学生に薦めないでください。
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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
環境問題について子供にも分かりやすいように、なっているからごみ問題や環境問題について、自分から考えるようになりました。
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これはアフリカのガンビアのある村で、家畜のお腹からポリ袋が何十枚もでてきたこと、ポリ袋を燃やしたら毒の煙が出たこと、ポリ袋を埋めたところからは草も生えないこと、などからポリ袋をなくしたい、どうすればいいかを考え、洗ってきれいにして切って、編んでかわいい財布を作り、それを売った若い女性の話(実話)です。
まわりの人がバカにするので彼女たちは最初、こっそり集まって編んでいたそうですが、いまではその収益金で家畜を買い、センターには図書館まで、できたそうな……。
彼女は世界を変えた100人の女性、にも選ばれています。
一年生から中三まで読み聞かせに使えますので、学校は、絶対買い!!
2019/04/01 更新
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世界中でプラスチックゴミによる海洋汚染等が問題になっている。
特にこのコロナ禍でプラスティック容器が増えているという報道を見た。
便利な暮らしに慣れきっている私たちひとりひとりの少しの勇気・行動で、この問題は解決できるのではないか‥
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環境問題の本って、
言ってることが壮大すぎて、、っていうのが正直多いなと思ってるんですが、この本は「自分でもなにかできるかも」と思わせてくれる話で、そこがとても良い。
小さな気づきから得た、小さな1歩。
小3、小4のみんなはなにに気づいて、1歩動き出せるかな。
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実話なだけに伝わるものがある。ポリ袋を使った挿絵もいい。ちょうどレジ袋有料化もありタイムリーな感じもする。1人の気持ちがだんだん皆を巻き込み、状況を変えていく力に変わる。 世界が(特に大きな国が)環境問題、ほんとに、取り組まないと、地球、終わるかもしれない…と切実に思う。
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何気なく捨てた一枚のポリ袋が、いつの間にか環境を破壊していることを分かりやすく説明してくれている絵本。
主人公のアイサトが子どもの時に捨てたポリ袋。大人になって我が子をおんぶしながらポリ袋問題に取り組もうとしている姿が、未来のために動いている象徴のようでステキだなと思った。
そして何よりも絵がとてもキレイ!
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ポリぶくろを食べて死んじゃうのは、クジラとか、海の生きものばかりだと思っていたけど、家でかっているヤギが死んじゃうって、さびしいなって思った。それに、身近でポリぶくろのひがいが起きてるってこと。
ぼくが同じ立場だったら、ポリぶくろを拾って集めて、リサイクルに出すと思った。でもよく考えたら、ガンビアの小さな村には、リサイクルのしせつはない。だから、アイサトもさいふを作ったんだと思った。
ぼくはポリぶくろは使っていないけど、ふだんの食べものにはまだポリがたくさんある。工作のざいりょうもみんなそう。
さい後にできたさいふは、かわいかった。色がかわいい。
絵は、きれい。はり絵がきれいだし、上手だなって思った。表紙をめくったところには、おどろいた。(小3)
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絵本で世界を学ぼう
で
紹介された本。
本書で91冊目だ。
ガンビアのお話。
ガンビアってどこ。
これは覚えている。
おじそんのブッシュタクシーで紹介された
セネガルの中に小さい東西に細い国が、
入り込んでいる。
それがガンビアだ。
これはポリ袋の再生に尽力する女性、アイサトの話だ。
最初無意識に、アイサイトと読みそうになったが、
アイサト、愛里さんだ。
ポリ袋を動物、野鳥や水鳥、魚達が食べて消化できずに
命を落とすという例は知っている。
いかにゴミとして事前回に撒き散らす事なく
処分するか。
これは一つの解を提示している。
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ヤシの葉であんだかごは、こわれたらすてても土にかえるけれど、破れて捨てたポリ袋はそのまま残ってゴミになるだけでなく、食べたヤギが死んでしまう。
そこで、きたないゴミの山からポリ袋を出し、洗い、細く切ってひもにし、かぎ針で財布を編んでリサイクルすることを考えた女性の話。
ポリ袋の貼り絵もいい。
4年生以上におすすめ。
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プラスチックのゴミを食べて死んでしまう動物をなんとか救っていかないといけない。
散々使いまくった人間の仕事。
海でも陸でも、人間ではない動物たちが犠牲になるなんてありえない。
一つずつ、少しずつでいいからプラスチックを減らさないといけない。
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アフリカのガンビアに暮らす、アイサトと言う少女。
ヤシの葉で編んだカゴが壊れ、腹を立てていたところ、一枚のポリ袋を見つけた。
アイサトはポリ袋をつかっていたが、壊れたので道端に捨てた。
そうしているうちに、大変なことに…。
ゴミの山に、虫の発生、大事なヤギがポリ袋を誤食して死んでいった……。
アイサトたちがおもいついたのは、リサイクル。
さて、どうなるのだろう?
この物語はなんと実話だと言う。
ゴミの問題を解決し、女性たちの収入を確保し、図書館ができたそうだ!
フェアトレードの大切さを感じるし、自分たちで教育への道を切り拓いた。
本当に素晴らしい。
ただ、一方で、ポリ袋(含めプラスチック製品をはじめとするゴミの問題)についても考えさせられる。
この先、は常に視界に入れておかなければ。
ともすると、みないようにしてしまいがちだから。
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アフリカのガンビアにすむアイサトという女性が、ポリ袋のごみを何とかしようと立ち上がったおはなし。
ポリ袋のゴミは、生き物が食べて死んでしまう原因になり、病気のもとになることもあります。それらを説教くさくなく伝えてくれて、その上、1人の人がまず立ち上がり、やがてそれを見た周りの人も立ち上がり……というストーリーも希望が持てます。
巻末に年表がついているので見てみると「1970年代ガンビアでプラスチックバッグが問題になる」とあります。約50年前から問題に目が向けられていたんですね。さらにアイサトと友人たちがリサイクルバッグを作るグループを立ち上げたのは1998年。これももう20年ほど前。その頃から切実な危機感を持って、行動を起こしていた人がいたのかと、改めて驚きました。
子どもだけでなく、大人も読んだら色々と考えるところが多そうな絵本です。
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第66回(2020年度)青少年読書感想文課題図書
小学校中学年の部
内容:
「アイサトは、便利なポリ袋を1枚地面に捨てた。村のみんながポリ袋を捨てていくうちに、道いっぱいにゴミの山がひろがった。人間が捨てたポリ袋を食べてしまったヤギたちが、命を落とす。なんとかしなければ。アイサトは、この問題を解決するポリ袋のリサイクルの計画を考える。笑いものにする人たちがいる中でも協力して、ゴミ問題に立ち向かう。アフリカのガンビア共和国にあるンジャウ村の実話である。」