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紙の本
小林秀雄の悲哀 (講談社選書メチエ)
著者 橋爪大三郎 (著)
小林秀雄が晩年、10年にわたって取り組み、未完となった「本居宣長」。小林が「本居宣長」を選び、引き受けた理由はどこにあったのか。なぜ挫折したのか。この大作を読み解き、「小...
小林秀雄の悲哀 (講談社選書メチエ)
小林秀雄の悲哀
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商品説明
小林秀雄が晩年、10年にわたって取り組み、未完となった「本居宣長」。小林が「本居宣長」を選び、引き受けた理由はどこにあったのか。なぜ挫折したのか。この大作を読み解き、「小林批評」の栄光と挫折を考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
「もう、終いにする」。戦後の知識世界に輝くビッグネーム・小林秀雄が、晩年、10年にわたって取り組んだ『本居宣長』は、執筆に難渋し、結論に達しないまま意外な一言で終わってしまった。日本が誇る知性は、なぜ最後の仕事で挫折したのか。彼がこの書物にかけた思い、そして小林がたどり着きたかった「ゴール」はどこにあったのか。小林の批評ぶりを多角的に検証しながら、批評とは何か、その原理について考える。
「もう、終いにする」
戦後の知識世界に輝くビッグネーム・小林秀雄が、晩年、10年にわたって取り組んだ『本居宣長』は、
執筆に難渋し、結論に達しないまま意外な一言で終わってしまった。
日本が誇る知性は、なぜ最後の仕事で挫折したのか。
彼がこの書物にかけた思い、企図、成果は?
そして小林がたどり着きたかった「ゴール」はどこにあったのか?
当代随一といわれた批評家のライフワーク『本居宣長』を丁寧に読み解き、
小林の批評ぶりを多角的に検討しながら、
批評とは何か、さらに批評を支える「原理」とは何かについて考える。
目次
序章
第2章 『本居宣長』という書物
第3章 外堀を埋める 『本居宣長』を読む・その1
第4章 源氏物語のほうへ 『本居宣長』を読む・その2
第5章 『古事記伝』を読む 『本居宣長』を読む・その3
第6章 『古事記伝』という仕事
第7章 小林秀雄の悲哀
【商品解説】
目次
- 序章
- 『本居宣長』という書物
- 外堀を埋める 『本居宣長』を読む・その1
- 源氏物語のほうへ 『本居宣長』を読む・その2
- 『古事記伝』を読む 『本居宣長』を読む・その3
- 『古事記伝』という仕事
- 小林秀雄の悲哀
著者紹介
橋爪大三郎
- 略歴
- 〈橋爪大三郎〉1948年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。社会学者。東京工業大学名誉教授。著書に「はじめての構造主義」「言語派社会学の原理」など。
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