紙の本
フランス移住の著者の真理を突いた提言
2019/05/03 22:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピンチランナー - この投稿者のレビュー一覧を見る
フランスに移住している観点から日本に対しての提言が非常に分かりやすく、考えさせられます。独自のポジションをもっている著者の提言だからこそ、説得力もあり、しっかりと受け止めなければならないと思う内容でした。
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基本的にはひろゆき氏が書いている通り、日本経済の先行きには悲観せざるを得ない。加えて言うなら、現政権の愚かな金融政策が、輪をかけてこの国の将来を暗いものにしているのではないだろうか。
AI・キャッシュレス・資源・自動運転…全てのイノベーションに対して、日本は後れを取っている。これを逆転するのは容易ではない。
ひろゆき氏の予測で感心するのは、氏が経済合理性を考えて将来を見ている点だ。(経済合理性を考えれば、人類が宇宙探査に自ら出かけるなど、リスクの高い行動をとるはずがない。AIを積んだ宇宙船の方が絶対的に良い)そういう事で、ブロックチェーンの仮想通貨は過大評価されているし、マイカーは無くなるし、エンタメはゼロサムである。
また、氏は多くの国を見て、今はフランスに住んでいるのだが、日本人の特異な点として、同調が激しく、異論が抑えられることを挙げている。まぁそうだろうとは感じるが、このような多様性の排除は成長を阻害するので、ますます国の活力は失われていくのであろう。
いずれにしても若い人は早く他の国で活躍できるように、自身を変えていく必要が有る。
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日本の将来に向けてポジティブな解釈をすることもなく、むしろ様々なファクトを元に「どう考えても日本に明るい未来はないよね」と断定するところから始まる、リアリストひろゆき氏ならではの考察が面白い。そんな「オワコン日本」において、我々日本人はどのように生き抜いていけばいいのか、「未来予測」をキーワードに語られる思考法と提案がまとめられている。中でも「子ども一人出産につき1,000万円支給」という案はとても良いと思う。本著においてもやはりベーシックインカム論が出てくるのだが、個人的な賛否はまだ半々かなあ、、
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19年18冊目。7.0/10点
内容的にはとても良いのだけど僕の持論と結構被っているところがあるんで、新鮮味という点で控えめに7点とした。
ひろゆきの良いところを上げると
1.他の人が言わない事(言いにくい事)を言う
2.変な道徳を持ち出さない
3.わかりやすく筋道立てて話す(書く)
辺りだと思う。
この本で特に感じたのは1の部分。僕が以前から「何でこれ誰も議論しないの?」って感じていたことをいくつか取り上げていた。
特に「一人のおかしな人がきっかけで第三次世界大戦は起こる」の辺り。これ本当に誰も議論しない。個人の影響範囲はテクノロジーの進化で飛躍的に拡がりつつあるにも関わらず。
シンギュラリティが問題、AIに仕事を奪われる論は盛んに言われるのに、おそらくはそれよりも早く来る「テクノロジーを使いこなす頭のおかしい人の脅威」は誰かが言っているのを見たことがない。
そういう点でスッキリした。
「だよね、やっぱそーなるよね」的な。
僕も基本、「日本はオワコン、俺は楽しく生きる」主義なので著者とのスタンスは近いかもしれない。「なるほど」もいくつかはあったものの、「やっぱそーだよね」部分が多かったので、新鮮味は高くなかった。
学生とか若者はこういう本読むと良いと思うよ。
中年以上はどうか知らん。
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ひろゆきさんの本大好きでよく読んでいます。
ただこの本での論調はそこまで好きではありません。
とても合理的な現状把握だと思いますし、近い将来に関しては概ね理解できます。
しかし、ある程度遠い未来の予測についてはネガティブな方向に考えすぎなように感じます。
ご自身で日本の経済がダメになるとみんなが感じているから今後の日本はダメになるとのことを言っておきながらその考え方を先導しているかのようです。
逆に最後の項にある日本の今後の打ち手に関してはとてもワクワクするほど面白かったです。
ひろゆきさんが仰っているような革新的な意見を政策に取り入れ、なおかつ民主主義の中で高齢者の方にも支持されるような豪腕の政治家が出てくる必要はありそうですが、この本の想像するネガティブな日本の未来のようにならないように新しいポジティブな要素を増やしていって欲しいなと思います。
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今まで読んだひろゆき本の中で一番の良書だと思っています。タイトルにある「このまま」と「日本」をどう捉えるかで内容が変わってくるかもしれない。必読。
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読みやすい。1〜2日で読み切れる。
新しい価値観や、技術を知ることができた。
中国企業への評価も変わった。MR自体を知らなかったから知れた。
個人的には保育園不足問題への解決策がなるほど!となって、応用の効く考えだと思った。
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予約しといてよかったけど、めっちゃ待ってて、29人とか?いつ来るやら・・w
面白い。今フランスに住んでるって事もあって、比較の軸が似ていてわかりやすいし、ウンウンて感じ
フランスはお金持ちの方が子どもを産むと税制上得だというところまでは知らなかった
2000万以上の年収の人でこの終わりゆく日本国内だけで(英語と、価値観の面で、と私は思うけど)育てようと思っている人は居ないに超納得
帰ってきて日本でトップに立ってもいいし
外でも暮らせるように(=いよいよヤバイって時に脱出出来る様に、と私は受け取った)育てようとしている
というのに、あーやっぱそうだよね?と嬉しくなった
日本で成功する力と海外でのそれが違う
プログラミングはググってコピペであり、日本の小学校ではプログラミングを教えられる教師が少ないだろうし、
わからなければ先生が答えを教えてくれるだろう
という環境はプログラミングが上手になるやり方ではない
というのは
そうなのかー英語と一緒だー て感じだった
(私が思うに プログラミングって1問1答ではないし 無数のやり方から自分で探し組み立て…というキモが教えられる気がしないし…)
10億持ってたって幸せ度合いはそこまで上がらない
行く場所と食べるものくらい
記憶のタイプそ知るといい
日本は老人が多い(そしてそれを敬う)のでキャッシュレス化が世界に遅れをとっているし 一番遅いかも
仮想通貨はもう今から投資しても損
得になる段階は過ぎた
日本は規制で成長の可能性を抑制して 未来を捨てている
危ない やめよう
の様な単純な解釈
事故防止だから時速6キロね とか
規制をかける事で ドローン セグウェイ ウーバーなど
新しい技術 サービスの開発や実験が 出来ない 遅れている
規制をする事で その技術が他の国で進歩して 日本はそれを輸入するしかなくなる ラジコンとドローンとか
自動運転が事故って
自動運転は危ないから実験はもうやめ の日本
普通の車だって事故るし ケガ人が居なくてよかった のアメリカ
日本の技術は もはや輸入する側になる
昔は付加価値があるほど技術に差があった
高品質で安かった
今つけている機能はどーでもいい機能
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ひろゆき氏による、日本の未来の予測。あまり明るくない日本全体の先行きを丁寧に理由づけする中で、個人はどうやって未来を予測したら良いのか、また、個人単位で幸福な人生を作るにはどのような心持ちを持ったら良いのかなどを提案しています。
先行きが暗いことに納得すると、読者も暗くなる恐れはありますので、読んだ後は元気になるコンテンツでケアすることをオススメします^ ^;
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言っているのはその通りなのだが、提案の実現を可能にするような具体的提言が無いだけに、海外在住故の高見の見物感を拾ってしまう。
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読了。なるほどと思ったりした。自分が、なんとなく、著者にバカにされる人間と思っているので、かまえて読んでしまう。読みやすかった。
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友人のひとりである「ひろゆき」と数年ぶりに会って、食事をしながら談笑していたら、時計は21時を回ってた。
ひろゆきは子どもの頃から色んなことを考えるタイプで、進学校で学びアメリカにも留学したことがある。事業がうまくいき今ではフランスに住んでいる。
そんな彼が最近思うことを、私は広く浅く聞いていた。それもそうだ。時間は限られている。私たちは時間の許す限り、ありとあらゆる分野の会話をした。日本のこと、世界のこと、未来のこと、子どものこと。
ひろゆきは大成したと言えるだろう。みんなが彼を知っている。そんな彼が自分の考えを伝えるのに、相手を納得させる材料は必要ない。みんなが「彼が何か言っているぞ」と、少なからず興味を持ってくれるからだ。
例えるなら、そんな感じ。
「昔からいろいろ考えているなと感じていた一友人の話が聞けた。」そんな感じ。
ということで、迷いなく「3」でございます。
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題名をみて「そうそう。私もそう思う。」と感じたひとが手にとる本だと思います。
でも内容は、悲観に満ちて危機を煽り、これからの(まちがった形の)日本の将来像を提示するありがちの本ではありません。
さすが、ひろゆきさん。
先読み、という点でいけば、そうだな、そうだな、うん。そうなるだろうな、とうなづくしかないと思います。
死ぬ前の延命治療に2000万円かけるなら、こどもが生まれた瞬間に1000万円もらえる方が世の中は変わる、そのとおりです。
子どもが増えすぎて、ひどい目にあってしまう事件もおきるかもしれません。
でも、今だって似たようなものだと思います。
朝からぼんやり散歩するひとの横を、こどもを保育園に預けて会社に急ぐひとの自転車がスピードを上げて通りすぎていきます。
駅では、工事中の狭くなった通路が危ない、と警備員さんが声をかけています。
こどもを送るだけなら、散歩と一緒にできるはずなのに。
注意だけなら、自動音声で済むことなのに。
いろいろなことの無駄遣いが、命の無駄遣いにつながっているのが「このままの日本」だとしたら。
ほんとに未来がなくならないうちに、自分は何か未来につながるしごとがしたくなるかもしれません。
そんな本です。
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ディズニーランドがなくなって困る人は多分いると思う。Facebookも衣食住は満たさないけど、人の心を満たしているから儲かってるのと違うかな。
と思ったのですが、最後は役に立たないものが何かの役にたつかもというくくりだったので、ちょっと安心した。
遊びがないと豊かにはならない。
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自分で考えてる人だなあ。フランスにいるんだ。面白かった。
それってどうよ、をフォローする。自分の記憶のタイプを知っておく。仮想通貨でもドルとの兌換を言ってるのもあるんだ。tether.生きがいを作っていく産業。EUは数十年持ちそう>フランスにいてそう思うんだ。大学のミッションを卒業後の生徒の年収にする。>職業訓練校ですね。
言語は若いうちにやるとあと楽。>心から共感。だからプログラミング若いころにやるのね。
あとがきで、ちょっとだけ引っ掛かった。
自分の欠点を知る、改善するためには自己肯定感が必要だ。日本褒めって、その自己肯定感作りなんじゃないかと思いっていた。だから、責めないことにしようと。あんまり、そういうのは必要だと思ってなさそうだな。