- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/02/16
- 出版社: 日経BP社
- サイズ:21cm/213p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8222-8962-1
読割 50
紙の本
キャッシュレス経済圏のビジネスモデル LINEとメルカリでわかる
著者 安岡孝司 (著)
ある町に住む家族3人の物語に沿って、フィンテック、キャッシュレス化、仮想通貨について解説。「お金」でつながる新しいビジネスの仕組み・法律・リスクがわかる。【「TRC MA...
キャッシュレス経済圏のビジネスモデル LINEとメルカリでわかる
LINEとメルカリでわかるキャッシュレス経済圏のビジネスモデル
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商品説明
ある町に住む家族3人の物語に沿って、フィンテック、キャッシュレス化、仮想通貨について解説。「お金」でつながる新しいビジネスの仕組み・法律・リスクがわかる。【「TRC MARC」の商品解説】
スマホ決済から、仮想通貨ゲームまで。
「お金」でつながる新しいビジネスの仕組み・法律・リスクをすっきり解説。
LINEやメルカリのサービスを調べると、
お金がらみの新しいビジネスモデルが生まれていることがわかります。
私たちはフィンテックや仮想通貨のハードルの高さを感じることなく、
新しい形のサービスをLINEやメルカリで利用しているのです。
本書はLINEとメルカリを例に、フィンテック関連の新しいビジネスの動きを紹介します。
この動きをキャッシュレス社会やシェアリングエコノミーとの関係で考えると、
大きな流れと未来図がみえてきます。
本書は、ある町に住む家族3人の物語に沿って、
フィンテック、キャッシュレス化、仮想通貨について解説します。
お父さんは刑事ですが、重大な心配があります。
「キャッシュレス革命で、みんなが現金を持たなくなると、
ドロボーやスリは『商売上がったり』になって、
刑事の仕事もなくなるのではないか?」
果たしてキャッシュレス化で世の中はどう変わるのでしょう。【商品解説】
目次
- PART1:LINEとキャッシュレスビジネス
- スマホ送金
- 新しいお金ビジネスと法律
- LINEペイのビジネスモデル
- 日本のキャッシュレス化
- QRコード決済
- LINEの収益構造
- SNSユーザーの属性
- LINEゲームとお金
著者紹介
安岡孝司
- 略歴
- 〈安岡孝司〉九州大学大学院理学研究科中退。博士(数理学)。みずほ情報総研金融技術開発部部長などを経て、芝浦工業大学大学院工学マネジメント研究科教授。著書に「市場リスクとデリバティブ」など。
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電子書籍
キャッシュレス決済事業者の思惑
2020/02/26 00:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:jun - この投稿者のレビュー一覧を見る
新しいお金ビジネスと法律に関して、概要を教えてくれる本。著書では、主にLINEやメルカリをあげているが、最近増えているPayPayやd払い、auPAYなどのQR決済関連の仕様について、資金決済法などの法律視点からなぜこのような仕様に事業会社がしているのか、その思惑についての示唆が得られる。また決済だけでなく、出金や送金、融資、後払いなど様々な金融サービスについて興味を湧かせてくれる。内容的には、分かりやすくさっと読みやすい内容になっているので、初心者でも手に取りやすいと思う。
紙の本
フィンテックビジネスの要約版
2019/05/21 08:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:だい - この投稿者のレビュー一覧を見る
1 LINEとキャッシュレスビジネス
LINEペイで出来る事
・LINEキャッシュ→決済
・LINEマネー →送金・出金・決済
ユーザー側 利用方法の使い分け
サプライ側 供託金の節約(資金決裁法)
QRコード決済
スマホに表示されるQRコードを店のリーダーで読み取る
※楽天ペイは、店側のQRコードをスマホで読み取る
キャッシュレス化の行方
・ユーザーへのポイント還元などの拡充
・加盟店の決済手数料の引き下げ
2 メルカリとキャッシュレスビジネス
メルカリマネーの仕組み
・個人の売上金は90日後には銀行口座に振り込まれる
・売上金でメルカリの商品購入は不可
・売上金をポイント換金し、メルカリ商品を買う
・メルカリポイントは電子マネー(払戻不可)
・メルカリポイントは有効期限有り
メルカリ社は資金移動業者ではない
・ユーザーの売上金を事業資金に回す
・資金移動業者になれば、残高の100%以上の供託金を用意しなければならない
メルペイ(メルカリ社子会社)
・メルカリでの売上金を提携先店舗で使用可
・新しい形のキャッシュレス経済圏創出
メルチャリ(子会社ソウゾウ)
・自転車のシェアリングエコノミー事業
・GPS機能によりスマホアプリで利用可
・1分4円
・福岡と国立でテスト実施中
3 フィンテックと資産運用ビジネス
投資の4大リスク
・市場リスク
株価や為替変動
・信用リスク
貸出先破綻や財務状況悪化
・オペレーショナルリスク
システム障害(ハッキング等)
・流動性リスク
取引量が少ないため換金できない
投資信託
AIが使えるならば、ファンドマネージャーへの報酬は不要
ベンチャー企業が運用するならば、小規模投資が開発できる
有望なビジネスに特化したAIによる資産運用の可能性あり
クラウドファンディング
特定プロジェクトに対し、インターネット経由で資金調達すること
・投資型 金銭的リターンあり
・購入型 製品を購入者に納入
・寄付型 被災地への寄付募集
ソーシャルレンディング
個人投資家がインターネットを通じて企業等に融資する仕組み
銀行資金が行き渡らない小規模案件向けサービス
運営会社の信用力と融資先の透明化が重要課題
・最終的借り手の情報が不明
・借り手が判明しても担保力や信用リスクの把握が困難
・信用リスクに見合うリターンがない
・資金を目的以外に流用されてもわからない
4 仮想通貨ビジネス
LINEは、独自の仮想通貨LINKをBITBOXに上場
LINEが展開する分散型アプリ構想が背景(ブロックチェーン技術により運営)
仮想通貨
・中央銀行が発行・管理していない
・価値が株価のように変動
・紙幣や硬貨のような形がない
・インターネット上の支払可能
・利用者間の送金が可能
・匿名性を持つ
仮想通貨は、株式や先物と違い裏付けとなる資産がなく、値上がり期待による需給で値上がりしただけ
ブロックチェーン
・オープン型
誰もがシステムにアクセスでき、取引記録の監視ができるもの
・クローズド型
特定の参加者だけがネットワークにアクセスできるもの
(コンソーシアム型:グループ管理 プライベート型:管理者一人)
★仮想通貨に社会的意義が伝わって来ないため、取引として継続できるかは不明