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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2019/02/22
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/429p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-465402-4

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紙の本

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著者 横山秀夫 (著)

一級建築士の青瀬が設計した新築の家。しかし、Y邸に越してきたはずの家族の姿はなく、一脚の「タウトの椅子」だけが浅間山を望むように残されていた。Y邸で何が起きたのか? 一家...

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ノースライト

税込 1,980 18pt

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商品説明

一級建築士の青瀬が設計した新築の家。しかし、Y邸に越してきたはずの家族の姿はなく、一脚の「タウトの椅子」だけが浅間山を望むように残されていた。Y邸で何が起きたのか? 一家の行方は…。『旅』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

横山ミステリー史上、最も美しい謎。熱く心揺さぶる結末。『64』から六年。平成最後を飾る長編、遂に登場。一級建築士の青瀬は、信濃追分に向かっていた。たっての希望で設計した新築の家。しかし、越してきたはずの家族の姿はなく、ただ一脚の古い椅子だけが浅間山を望むように残されていた。一家はどこへ消えたのか? 伝説の建築家タウトと椅子の関係は? 事務所の命運を懸けたコンペの成り行きは? 待望の新作長編ミステリー。【商品解説】

著者紹介

横山秀夫

略歴
〈横山秀夫〉1957年東京生まれ。新聞記者、フリーライターを経て、「陰の季節」で松本清張賞を受賞し作家デビュー。「動機」で日本推理作家協会賞受賞。他の著書に「半落ち」など。

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みんなのレビュー207件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

ノースライトが降り注ぐ家は、家族の幸せにつながったのか?ミステリーを背景に、家族への愛に苦悩する男の物語が展開する

2019/04/22 16:57

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:juzen - この投稿者のレビュー一覧を見る

設計士青瀬稔は施主Y氏から「あなたの住みたい家を建てて下さい」という奇妙な依頼を受けた。そして信濃追分に幼少期の記憶にあった“北からの光「ノースライト」”を基本にしつつ、別れた妻が望んだはずの木造の家を完成させた。題名の「ノースライト」とは、主人公青瀬の幼少期、ダム建設の父親と住んでいた飯場のコンクリート造りの家に由来する。それは北からの光が部屋をやさしく包み込むような家だったと、青瀬は述懐する。しかしバブル期以降、得意としてきたコンクリートとガラスと鉄の建物から脱却するきっかけにしたかったはずである。物語はこの信濃追分のY邸から施主一家が忽然と姿を消し、その行方を追うミステリーをバックボーンにして進行する。青瀬は実質共同経営となる設計事務所で働き、やはり家庭崩壊の事情を抱える所長・岡嶋とともに、かつてパリで活躍した画家の生地における「藤宮春子メモワール」建設のコンペに向かって突き進む。ミステリーのもう一つの鍵は信濃追分のY氏邸に残されていた1脚の椅子だった。この椅子の作者で昭和初期に招聘されたドイツ人建築家ブルーノ・タウトを軸に、主人公青瀬稔とY氏とのつながりがラストにおいて明らかになる。作家が描きたかったのは、おそらくは家族の幸せであり、青瀬と岡嶋とY氏の3人が同じく崩壊した自らの家庭の再生と妻や子供たちへの愛情の注ぎ方への苦悩だったのだろう。家とは言うまでもなく家族を育む入れ物であり、その延長線上に最後に造られるはずのものであり、そこには夫として父としての悔恨の想いも伝わってくる。最終場面で青瀬の亡父の事故死がブルーノ・タウトを介してY氏の亡父との驚くべき接点が明らかとなり、Y氏が姿を消した理由が明らかにされるに至り、さらに驚きは広がる。青瀬の離れて暮らす娘への愛惜の情は深まる。一方、病室から転落死する岡嶋の遺児へ「尊敬すべき父親像」を何とか残してやりたいと奮闘する青瀬の友情など、この作品は建築設計の世界を題材にしてはいるものの、「家族とは何か? 崩れつつある家族の再生は可能なのか?」という命題を突きつけている。

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紙の本

なんて美しい謎。人間の弱さ強さに触れ 人として大切なものを受け取った。たくさんの方に読んで頂きたい作品。

2019/02/27 14:05

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

1級建築士が主人公。新築の家に残された「タウトの椅子」の謎を絡めながら、家族の物語を重層的に描いている。主人公の青瀬稔が設計したY邸は建築雑誌にも取り上げられた会心作。だが、引っ越してきたはずの施主一家は1脚の椅子だけを残して消えていた。自身の家族や家への葛藤を抱える青瀬が施主一家の行方を追い、椅子の謎に迫っていく。鍵となる群馬県ゆかりの建築家、ブルーノ・タウトは主人公の合わせ鏡のような存在。所沢、熱海、少林山などの場所が実名で登場し、ダム建設やバブルの時代が象徴的に描かれている。
...感涙。建築家を主人公にした建築家小説であるが、物語の構造は『陰の季節』『動機』などの初期から『64』までの警察小説と同じであり、温かな感動は横山文学の中でも随一。ぜひ読んでほしい。

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紙の本

2019/09/11 21:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る

北側からの光を取り入れるという発想は、以前はなかったのかなあと思います。この頃の家は、温暖化もあるからでしょうか、窓を小さくしたり、北向きに部屋を作ったりなど様々な工夫がされている気がします。

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紙の本

建築学科OBも在学中も必読!!

2019/07/08 00:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルの通りです。読み始めはかなり重いのですが、後半以降はぐんぐん進みます。コンペに賭ける建築家達の熱い想いが伝わります。

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紙の本

そこまでする?

2020/02/13 12:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

贖罪の思いからとはいえ、吉野氏の行動はちょっと理解できない。そこはマイナスポイント。
最後の弔い合戦には胸が熱くなった。このあたりはさすが横山秀夫!

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紙の本

2019/03/22 22:29

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:クレメル鯰 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「"小説"を読みたい!」という人にはいいかもしれませんが、ミステリを読もうとするとかなり肩透かしを食らう―自分もそうでした―ので、その点に限ればおすすめはできません。
謎や真相も弱く、予想を外すような展開などの意外性もなく、また謎が軸になく人間ドラマが重視されていることを思えば、ミステリをかこうと著者はあまり意識していなかったと思います。
あくまで中心となるのは主人公などの"家族"という形です。なので、家族小説とでも呼べばいいでしょうか。
心情描写などはもちろんよくかけていると思うのですが、個人的には人間ドラマの方もややありがちに思えたので、ミステリが薄いことも含めて残念に感じました。

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2019/09/27 06:31

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2019/07/17 18:37

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2019/12/18 10:24

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2019/10/04 13:30

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2020/03/06 12:30

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2019/03/16 14:39

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2020/01/28 16:30

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2019/09/23 20:13

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2019/09/21 10:33

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