- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/02/01
- 出版社: 晶文社
- サイズ:20cm/357p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7949-7071-8
読割 50
紙の本
あわいゆくころ 陸前高田、震災後を生きる
著者 瀬尾 夏美 (著)
絵と言葉のアーティスト・瀬尾夏美は、被災後の陸前高田に移り住み、変わりゆく風景、人びとの感情や語り、自らの気づきを、ツイッターで記録した。7年分のツイート、各年を語り直し...
あわいゆくころ 陸前高田、震災後を生きる
あわいゆくころ
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商品説明
絵と言葉のアーティスト・瀬尾夏美は、被災後の陸前高田に移り住み、変わりゆく風景、人びとの感情や語り、自らの気づきを、ツイッターで記録した。7年分のツイート、各年を語り直したエッセイなどを収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
東日本大震災で津波の甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市。絵と言葉のアーティスト・瀬尾夏美は、被災後の陸前高田へ移り住み、変わりゆく風景、人びとの感情や語り、自らの気づきを、ツイッターで継続して記録、復興への“あわいの日々”に生まれた言葉を紡いできた。厳選した七年分のツイート〈歩行録〉と、各年を語り直したエッセイ〈あと語り〉、未来の視点から当時を語る絵物語「みぎわの箱庭」「飛来の眼には」で織り成す、震災後七年間の日記文学。【商品解説】
目次
- みぎわの箱庭
- あわいゆくころ
- 一年目 二〇一一年三月十一日―二〇一二年三月十一日
- 歩行録
- あと語り さみしさについて
- 二年目 二〇一二年三月十二日―二〇一三年三月十一日
- 歩行録
- あと語り うつくしさについて
著者紹介
瀬尾 夏美
- 略歴
- 〈瀬尾夏美〉1988年東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修士課程修了。一般社団法人NOOK(のおく)を設立。陸前高田での作品制作を軸に、展覧会やワークショップの企画も行う。
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紙の本
2011年3月11日からそこに住み、聞き取った瑞々しいコトバの記録
2020/03/10 22:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
東日本大震災以後、東京から被災地である陸前高田に暮らしの拠点を替えて、日々、そこに暮らす人々と街の移り変わりをまっすぐなコトバで語る。3月12日から翌年3月11日までを、1年目、2年目とカウントする章立てに、まずは微かに衝撃を受けた。作者は、震災のあったその日を、年越しの様に過ごす。おそらく、そこに住む人々もそうなんだろうなと気づく。例えば、明日、あるいは遠い未来かもしれないけど、大きな困難と一緒に生きなければならなかったときに、ここに綴られたひとびとのコトバや暮らしのあり方が、「先人の教え」のようになってゆくような気がする。