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商品説明
フランスでの経験を生かし、陸軍の近代化を断行した、長州閥最後の首魁・寺内正毅。その実像を、寺内家旧蔵「桜圃寺内文庫」や関係文書など膨大な資料に基づいて描き出した評伝。現代の日韓問題の本質にも迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
戊辰戦争からシベリア出兵まで。
寺内正毅(1852-1919)無能説を覆す本格評伝。
寺内正毅(1852~1919)は、フランス武官時代の経験を陸軍の近代化に生かし、日韓併合後は初代朝鮮総督として反日暴動を軍事力で鎮圧しながら朝鮮の政治を安定させ様々な近代化民主化を断行した。その業績はきわめて大きい。その後、首相時代にロシア革命が勃発し、主戦派の圧力によってシベリア出兵を実行する。その撤退時期を逸したことや同時期におこった米騒動の責任を追及され、前半生の実績が消し去られてしまうのである。本書は戦後つくられた寺内正毅無能説を、封印されてきた膨大な資料をもとに覆す本格評伝。【商品解説】
目次
- 【目次から】
- 「二つの攘夷」と「二つの保守」
- 第1章 大楽源太郎と寺内正毅
- 久留米藩難事件/田原坂と動かぬ右腕
- 第2章 寺内正毅のパリとアジア
著者紹介
堀 雅昭
- 略歴
- 〈堀雅昭〉1962年山口県生まれ。山口大学理学部卒。作家。放送大学及び山口大学非常勤講師歴任。著書に「ハワイに渡った海賊たち」「中原中也と維新の影」「靖国誕生」など。
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