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紙の本
バベル九朔 (角川文庫)
著者 万城目学 (著)
俺は雑居ビル「バベル九朔」の管理人をしながら作家を目指している。ついに自信作の大長編を書きあげた俺を、謎の“カラス女”が付け回す。ビル内のテナントに逃げ込み、ある絵に触れ...
バベル九朔 (角川文庫)
バベル九朔
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商品説明
俺は雑居ビル「バベル九朔」の管理人をしながら作家を目指している。ついに自信作の大長編を書きあげた俺を、謎の“カラス女”が付け回す。ビル内のテナントに逃げ込み、ある絵に触れた途端、自分の部屋で目覚めて−。〔2016年刊を大幅に加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
カラス女、ヘンテコ店舗、夢の結末――雑居ビル管理人を最上階で待つものは。
全編ずっとビルのなか。
最狭(さいきょう)かつ最高の冒険譚!
俺は5階建ての雑居ビル「バベル九朔」の管理人をしながら作家を目指している。
巨大ネズミ出没、空き巣事件発生と騒がしい毎日のなか、ついに自信作の大長編を書き上げた。
だが、タイトル決めで悩む俺を、謎の“カラス女”が付け回す。
ビル内のテナントに逃げこんだ俺は、ある絵に触れた途端、見慣れた自分の部屋で目覚める――外には何故か遙か上へと続く階段と見知らぬテナント達が。
「バベル九朔」に隠された壮大な秘密とは?
【商品解説】
著者紹介
万城目学
- 略歴
- 1976年大阪府生まれ。京都大学卒。2006年、ボイルドエッグズ新人賞を受賞した『鴨川ホルモー』でデビュー。その他の著書に『鹿男あをによし』『ホルモー六景』『プリンセス・トヨトミ』『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』『とっぴんぱらりの風太郎』『悟浄出立』『パーマネント神喜劇』等がある。
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電子書籍
とても面白かった
2023/08/08 17:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とても面白かったですさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
とてもよかったです
電子書籍
日常と非日常の間のリアリティ。 これぞ、万城目ワールド。
2023/07/17 10:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
都会の片隅、駅にほど近い5階建てのテナントビル「バベル九朔」の管理人、27歳の俺。
会社勤めを辞めて、祖父の作ったテナントビルの管理人をしながら、小説家を目指している。
これまで短編小説を新人賞に何度か応募したものの一次審査すら通ったことがない。
今度こそ!と退職以来書き続けた長編小説で勝負に出たい。あとはタイトルだけだ。
そんな時に、平和な「バベル九朔」に非日常の空間が出現する。
作者の万城目氏の体験(作家になるため会社を辞めてしまう)がベースになっていて、そこから紡ぎ出されるリアルさがファンタジーと溶け合う。
主人公の九朔の追い詰められる感じ、明日が見えずにもがく感情、ついつい夢見てしまう成功した自分。
世間から切り離されたかのように感じ、焦りもがく感情。どこにもぶつけようのない苛立ち。
親からは、小説なんかとっとと辞めて就職しろとせっつかれる。当たり前だとわかっていても反論できないもどかしさ。
このやるせない心の様が、バベル九朔で巻き起こる奇想天外な出来事のベースにあるから、その世界にグイグイ引き込まれていく。
日常と非日常の間のリアリティ。
これぞ、万城目ワールド。
紙の本
日常と非日常の間のリアリティ。 これぞ、万城目ワールド。
2023/06/27 09:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
都会の片隅、駅にほど近い5階建てのテナントビル「バベル九朔」の管理人、27歳の俺。
会社勤めを辞めて、祖父の作ったテナントビルの管理人をしながら、小説家を目指している。
これまで短編小説を新人賞に何度か応募したものの一次審査すら通ったことがない。
今度こそ!と退職以来書き続けた長編小説で勝負に出たい。あとはタイトルだけだ。
そんな時に、平和な「バベル九朔」に非日常の空間が出現する。
作者の万城目氏の体験(作家になるため会社を辞めてしまう)がベースになっていて、そこから紡ぎ出されるリアルさがファンタジーと溶け合う。
主人公の九朔の追い詰められる感じ、明日が見えずにもがく感情、ついつい夢見てしまう成功した自分。
世間から切り離されたかのように感じ、焦りもがく感情。どこにもぶつけようのない苛立ち。
親からは、小説なんかとっとと辞めて就職しろとせっつかれる。当たり前だとわかっていても反論できないもどかしさ。
このやるせない心の様が、バベル九朔で巻き起こる奇想天外な出来事のベースにあるから、その世界にグイグイ引き込まれていく。
日常と非日常の間のリアリティ。
これぞ、万城目ワールド。
電子書籍
巨大な塔に挑む
2019/12/23 23:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
雑居ビルの管理人をしながら、小説家を目指すモラトリアム青年に共感できます。かなわなかった夢を吸い上げながら、巨大化していくバベルの秘密に驚かされました。
電子書籍
実写版とは全然違う
2023/12/29 01:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あれこれ - この投稿者のレビュー一覧を見る
先に、実写ドラマを観たのですが、ストーリーが原作と全然違う。
ドラマみたいな連作ものではない。長編だ。
ドラマを観た人でも、十分に楽しめる作品だ。
設定が一部似ているが、バベルの存在意義が違う。
小説の主人公は、カラスみたいな黒ずくめの女に追い回されて、もう一つのバベルにいくのだけど、そこでは、大九朔の罠が待ち受けていた。
と言う展開である。
結構面白い。
電子書籍
バベル九朔
2021/04/28 22:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Keito - この投稿者のレビュー一覧を見る
限られた世界のなかでの壮大なファンタジー?と書いていいのかな
ザックリとした終わり方だったけどこれは現実世界においてもよくある事なのでこれはこれでいいのかなと思いました
私の考え方とか思ったことで正解なのかは分からないけど読んだ本人が出した答えならそれで良いのかなと
あと文庫限定のお話が入っていて…なんというか…真剣に読んでしまいました(笑)
紙の本
謎をいつまで引っぱるか
2019/05/29 10:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る
私が好きな作家の一人・万城目学氏特有の奇想天外ファンタジー。
今回もなかなかのファンタジーっぷりを堪能させてもらった。
ただ、若干、「謎」を引っぱりすぎに感じたところも・・・。
万城目氏の作風を知っている人ならば言うまでもないし、また裏表紙のあらすじを読んでいるならば、この本が異世界に紛れ込んでしまう話であることは、容易に想像できる。
でも、物語の主人公は、なかなかそのことに気づかない(異世界だと認めようとしない)。
まあ実際にそうなったら、自分だって認めないと思うが、読んでいて、ちょっとイラついてしまう感じもした。
また、「ここはどこなのか」「お前は誰なのか」といった問いについても、「行けばわかる」みたいにもったいぶったやり取りが多い。
よく推理小説なんかで、犯人がもう分かっているにもかかわらず、探偵が「まだ話せない」と焦らすみたい。
ある程度の引っぱりは効果的だが、あまりに引っぱりすぎると、「さっさと謎解きしろ」と言いたくなる。
そんな風に感じるところもあった。
でも、現実ではありえない世界を、読者に容易に想像させることができる筆力は流石である。
「謎」にイライラさせられながらも、スラスラ読めて楽しめる一冊。
紙の本
テンポがよくない
2022/04/06 16:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
まとまりがない、それが一番の印象。
それとひどい引き延ばし。
きちんと構想をまとめないまま書いたような。
馴染めなかった。
紙の本
バベル
2021/04/30 21:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱーぷる - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマで、バベル九朔を見ていて好きな作品だったので小説の方も読みたいと思いました。不思議な世界観だなと思いました。
紙の本
さっぱり
2023/01/25 10:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
万城目さんの乍作品はだいたい好きだけど、これはさっぱり良さがわからなかった。
ていうか、ストーリーも意味不明。
おまけの短編もおもしろくなかった。