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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 179件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2019/02/18
  • 出版社: 医学書院
  • サイズ:21cm/347p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-260-03885-0
専門書

紙の本

居るのはつらいよ ケアとセラピーについての覚書 (シリーズケアをひらく)

著者 東畑 開人 (著)

【毎日出版文化賞企画部門(第73回)】【大佛次郎論壇賞(第19回)】【紀伊國屋じんぶん大賞(2020)】京大出の心理学ハカセが飛び込んだのは、あらゆる価値が反転する「ふし...

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居るのはつらいよ ケアとセラピーについての覚書 (シリーズケアをひらく)

税込 2,200 20pt

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商品説明

【毎日出版文化賞企画部門(第73回)】【大佛次郎論壇賞(第19回)】【紀伊國屋じんぶん大賞(2020)】京大出の心理学ハカセが飛び込んだのは、あらゆる価値が反転する「ふしぎの国」だった−。精神科デイケアを舞台に、ケアとセラピーについて綴る。『精神看護』連載を単行本化。テキストデータ引換券付き。【「TRC MARC」の商品解説】

京大出の心理学ハカセは悪戦苦闘の職探しの末、ようやく沖縄の精神科デイケア施設に職を得た。「セラピーをするんだ!」と勇躍飛び込んだそこは、あらゆる価値が反転するふしぎの国だった――。ケアとセラピーの価値について究極まで考え抜かれた本書は、同時に、人生の一時期を共に生きたメンバーさんやスタッフたちとの熱き友情物語でもあります。一言でいえば、涙あり笑いあり出血(!)ありの、大感動スペクタクル学術書!【商品解説】

著者紹介

東畑 開人

略歴
〈東畑開人〉1983年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。十文字学園女子大学専任講師。白金高輪カウンセリングルーム開業。著書に「野の医者は笑う」など。

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みんなのレビュー179件

みんなの評価4.4

評価内訳

紙の本

「ただいるだけ」を大切にしたい。

2021/07/05 17:24

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:gami - この投稿者のレビュー一覧を見る

例えばヤングケアラーや、両親が長時間の共働きで、一週間のうちにほとんど顔を合わせない子どもがいたとして、「ただ護ってほしい」「寄り添ってほしい」「自立や努力を求めないでほしい」という希求を抱き、そのまま大人になってしまい、進路決定や、経済の担い手あるいは社会の一員としてのはたらきを求められざるを得ない状況にあって、なお心にそのような願いを持つ者に、誰が応えられるのだろう、という思いになった。
なんとなく、「みんな心に穴を抱えながら生きているんだよ」「自分を救うのは自分なんだよ」「それは自分でなんとかするしかないことだよね」と返ってきそうな気がする。それに応えられない者や反対する者には、なんとなく、わがままだとかメンヘラだとかの声が返ってきそうに思える。

これは極論かもしれない。でも、そう言い切れないもどかしさもあった。本書は、そんな痒いところに手が届くようだった。「ただ居る」と言っても、それは他者との関係性の中でできる。一人では困難なのだ。まさに社会的な意味でも、何も生産しない時間、それ自体が何の力も育まないような時間。(そして、きっといつだって生産的な社会に戻れること。)それが必要なのだ。
しかし、例えばある人があなたに「私に『ただいるだけ』を支援してほしい。助けてほしい」と援助希求を申し出たとして、応えられる人はきっと多くない(これだけ世間で「助けてと言おう」「辛かったら相談して」というスローガンが広まっているのに!)。専門職の東畑さんの考えやあなた自身の経験で、ただいることの意義がわかったとしても、「それでいいのか」という内外からの経済の声に、がんじがらめになるのではないか。

アジールは、傷つきから守るが、立ち上がりを求めない。立ち上がりを求めることが傷つきになるからで、それは十分傷が癒えた時に芽生える、本人の自発性に寄り立つ。そこで行われる「ただいるだけ」とは、他者がその人の弱さをそのまま抱え、親密になって、信頼と安心を育む。
だが「立ち上がり」のその先や道中には、私たちにとって義務であり自明なものであった、教育・労働・家事がある。そして今の社会や制度は、社会の成員に、その立ち上がった先の実践力を求めている。「ただいるだけ」がもつ、身体的・時間的・相手に関心を向き続けるという意味での拘束性は、今の日本においては、社会的デメリットを軽く見積もれないと思う。その声の元に動く社会や制度に、あなたは折り合いをつけられないのではないか。私も、まだ答えが出せていない。

なんだか辛いレビューになってきたが、本書の著者とデイケアの人々の微笑ましい日常の描写に、救われている。最後に、本書を読んでの私の願いを書く。私は、できるだけ日常での余白を作りたい。そのように1日いちにちをデザインしたい。それは自分の「ただいるだけ」を守るためでもあり、他者の「ただいるだけ」に応じられるようでありたいからである。社会はどんどん個人化の傾向にあるが、少なくとも私が個人でいられるのは、意識的・無意識的にも多くの依存があったからだ。そうした営みに"文化"と呼ばれるようなものがあるのなら、私はそこに寄与したい。個人も公も共に大事にしたいのだ。
魚の釣り方を教えることも大切だが、むしろ私は、一緒に魚を味わってそのひとときを楽しんだり、その延長線上で釣りを楽しんだりして、もっとただ生きていることを肯定できるような人間でありたい。

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紙の本

まさか学術書だったとは…!(褒めてます)

2020/06/27 11:13

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あお - この投稿者のレビュー一覧を見る

いやあ、他の方も書いておられましたが、こんなに読みやすい学術書、初めてです。

学術書の文体ではどうしてもこぼれおちてしまうものを救いあげるためにエッセイの文体を選んだとのことですが、ほんとにおもしろい。
アハハ、とわらいつつ、じわじわとくるかなしみを感じつつ、「居る」ことを可能にしている医療関係者の方々のプロフェッショナリズムと、書かれていないことで一層の闇を感じさせられる、病院経営とのせめぎあいと…

今ここに生きていることがつらいなあ、と思っている人にも、そうでない人にも、おすすめです。

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紙の本

軽妙さと切実さの両面から「ケア」の現実を描く好著

2021/02/28 11:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:P - この投稿者のレビュー一覧を見る

博士号を取ったばかりの新米臨床心理士が、「まるで活動しない演劇部部員が集まる放課後」のような沖縄のデイケア施設で過ごした4年間を語った「物語」。
するものとされるものがある意味mutualに作用する、その点で貨幣経済の原理をある意味超えている「ケア」と、正常に機能する限りあって当たり前と思われがちな「依存労働」。これらがコストパフォーマンスに絡め取られていくつらさをも、軽妙ながら切実な筆致で書かれていて考えさせられる。先行者からの引用も多いので、臨床心理士や精神医学への理解も進んだ。

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紙の本

嫌いです。

2020/07/15 16:19

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ムーン - この投稿者のレビュー一覧を見る

読んでいて、この人の言葉の使い方、捉え方があまり好きではないと単純に思いました。
捉え方が専門的なのはしょうがないにしても表現に優しさがないなと感じてしまいました。

補足
立場によって捉え方が違うかと思いますし、内容が嫌いだというわけではないのですが、精神疾患を患いながらも、ケアや居場所について関心のある私の立場では「読むのはつらいよ」状態になってしまいました。

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紙の本

難しい

2019/08/30 14:27

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ケアとセラピーという、難しい問題を扱った本。「テキストデータ引換券付き」というのが新鮮な感じで良かったです。

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2019/02/24 01:06

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2019/03/15 15:14

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2020/10/12 17:21

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2019/04/06 10:45

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2019/04/24 23:05

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2019/03/23 12:58

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2019/03/30 13:32

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2019/04/01 08:01

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2019/03/28 21:25

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2019/04/07 17:33

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