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飯塚小玕齋 絵画から竹工芸の道へ
飯塚小玕齋 絵画から竹工芸の道へ 飯塚小玕齋 絵画から竹工芸の道へ
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2019/02/02
  • 出版社: アートダイバー
  • サイズ:25cm/131p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-908122-12-5

紙の本

飯塚小玕齋 絵画から竹工芸の道へ新刊

著者 飯塚 小玕齋 (作),太田市美術館・図書館 (編著)

竹工芸家・飯塚小玕齋の生誕100年を記念した展覧会の公式図録。非凡な画才を感じさせる中学校時代のスケッチや、竹工芸に絵画的な表現を取り入れていた時期の作品のほか、長女・飯...

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飯塚小玕齋 絵画から竹工芸の道へ

税込 1,944 18pt

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商品説明

竹工芸家・飯塚小玕齋の生誕100年を記念した展覧会の公式図録。非凡な画才を感じさせる中学校時代のスケッチや、竹工芸に絵画的な表現を取り入れていた時期の作品のほか、長女・飯塚万里によるエッセイ等を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】

画家になりたかった竹芸家―飯塚小玕齋。
「工芸」と「絵画」の間で苦闘し、
成し遂げた「造形美」を1冊にまとめた決定版!

「竹は自然が最も美しいと思う」
飯塚小玕齋(いいづか・しょうかんさい、1919-2004)は、竹という素材を尊重し、竹ならではの造形美を追求した竹工芸家です。1982(昭和57)年には、重要無形文化財「竹工芸」保持者(人間国宝)に認定され、「用の美」の理念のもと、作品を磨き上げました。父・琅玕齋から学んだ技術を現代的な感性で発展させた作品は、今日の竹工芸の基盤を形成したとも言われ、格調高く、洗練された美しさを有しています。

その小玕齋が、若かりし頃、画家を目指していたことはあまり知られていません。代々竹工芸を生業とする飯塚家の次男として生まれた小玕齋は、幼少期から竹に親しんできたものの、画家を志し東京美術学校油画科(現・東京藝術大学)に入学、画家・藤島武二の教室で、画業の研鑽に励みました。しかし、父から竹工芸を継承すべく修行をしていた長兄・幹雄が1943年に他界。戦後復員ののちは、画家を諦め、琅玕斎の指導のもと、竹工芸の道へ進むこととなります。竹工芸家としての初期の主な発表の場であった日展への出品作品は、竹を素材にしながらも、具象的・抽象的表現を取り入れた、絵画研究を下地とするものでした。ところが、竹という素材と向き合うなか、そのような鑑賞を主体とする作品ではなく、使用することを一義とした「用の美」の追求こそ本来の竹工芸の仕事ではないかと思い至ります。

本書は、飯塚小玕齋の生誕100年を記念して、太田市美術館・図書館にて開催される「太田の美術vol.2「生誕100年 飯塚小玕齋展―絵画から竹工芸の道へ―」の公式カタログとなります。同展は、非凡な画才を感じさせる中学校時代のスケッチから東京美術学校時代の卒業制作、そして竹工芸に絵画的な表現を取り入れていた時期の作品を経て、「用の美」へと至る晩年までの仕事を約30点の竹工芸作品と資料によって振り返るものとなっており、本カタログにはそれらの図版や資料を収録しています。

さらに本書では、展覧会出品作品(絵画、竹工芸)にかぎらず、飯塚小玕齋が主な発表の場とした日展、日本伝統工芸展、現代工藝展出品作品を可能なかぎり図版として掲載。さらに、飯塚小玕齋の東京美術学校時代の同級生であった画家の野見山暁治氏のインタビュー、長女・飯塚万里氏の当時を振り返ってのエッセイ、担当学芸員の同展にあたっての論考も収録します。

飯塚小玕齋のキャリアを一望にできるレゾネ(全作品集)として、また、「工芸」というジャンルがはらむ「用の美」と「鑑賞の美」との葛藤の歴史を、一人の竹工芸家の造形をもとに考察していくものです。

自身の意に反しながらも絵画から竹工芸の道へと邁進し、挑むようにして素材と向き合い、工芸とは何か、美とは何かを真摯に問い続けた飯塚小玕齋の歩みをご覧ください。【商品解説】

目次

  • まえがき
  • 図版
  • 1 画家を目指して:一九三〇年代〜一九四二年
  • -中学校時代:水彩・素描
  • -東京美術学校時代:水彩・素描
  • -東京美術学校時代:資料
  • -兵役時代:資料
  • -[作家解説]藤島武二

著者紹介

飯塚 小玕齋

略歴
飯塚小玕齋プロフィール
飯塚琅玕齋次男として1919年に生まれる。本名成年。幼少より画家を志し、東京美術学校(現東京藝術大学)油絵(洋画)科藤島武二教室を卒業。第二次大戦復員後、長兄幹雄の他界にともない画家の道を諦め、琅玕齋の厳しい指導を受けた。1945年の初入選を皮切りに22年間日展を舞台に活躍。「点・線・面」の理論などを軸に、壁面装飾、照明器具等、金属、アクリルなどの異素材と組み合わせた作品を含む多様で斬新な作品を発表したが、次第に「竹の素材の持つ必然性」と、工芸の「用」の問題に直面し、4年間の沈黙の後、1974年、日本伝統工芸展発入選、文部大臣賞受賞、その後29年間日本工芸会木竹部で重責を務めた。1979年より3年にわたり宮内庁委嘱により正倉院宝物竹工品調査委員を務めた。2004年逝去。

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