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商品説明
進学、就職、恋愛、友情、結婚…。あらゆる選択を決断してきたのは本当に「私自身」なのだろうか? 忽然と姿を消した婚約者の居場所を探すため、西澤架は、彼女の過去と向き合うことになるが…。『週刊朝日』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。生きていく痛みと苦しさ。その先にあるはずの幸せ──。2018年本屋大賞『かがみの孤城』の著者が贈る、圧倒的な“恋愛”小説。【本の内容】
著者紹介
辻村深月
- 略歴
- 〈辻村深月〉1980年生まれ。千葉大学教育学部卒業。「ツナグ」で第32回吉川英治文学新人賞、「鍵のない夢を見る」で第147回直木賞、「かがみの孤城」で第15回本屋大賞受賞。
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紙の本
過去と
2019/04/24 20:07
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
過去と向き合うことで自分がいままで選択してきた様々なことは本当に自分で洗濯してきたんだろうか?過去と向き合う。
紙の本
大恋愛?
2019/11/09 23:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
傲慢と善良が婚活を阻む壁ならば、
彼女はそれを手放すことはできたのか?
かの地で出会ったおばあちゃん、
あんたたちは大恋愛だと言いましたが、
よくわかりませんでした。
ふたりの関係が
婚活ではなくなった、
ということなんでしょうか?
後半急展開でモヤモヤが残りました。
電子書籍
母親に支配され、受け入れる娘
2019/08/21 23:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
母親に支配され、それを受け入れている娘の話。「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」にも通じる感じ。ヨシノ登場で、早苗たちの状況が少しわかる。
始めもストーカー話も序盤からおかしな感じあり、ラストは、なんとなくそうなるかなという予想通り。
紙の本
結末がいまひとつ
2019/05/29 14:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぷりしら - この投稿者のレビュー一覧を見る
読者を先へ先へと引っ張っていく力はさすがだなぁと思う。
が,導入部分がサスペンフルだった割にぬるい結末になってしまったのが残念。
中盤かなり緊張感のある展開だったので,同じテンションで結末まで引っ張ると重くなり過ぎるという判断だったのかも知れないが,
ここまで書いたなら最後まで容赦なく書ききってほしかった。
紙の本
リアリティ
2020/12/21 10:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
周りに急かされ追い詰められた一組の男女が婚活を通して自己評価を見詰め直す、男視点の前半はミステリー、女視点の後半はヒューマンドラマ、全体を通して恋愛小説。刺激のない日常から一歩踏み出すスパイスを与えてくれるリアリティある作品
紙の本
婚活する前に読んでおくと良さそう
2023/02/04 10:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
婚活で知り合って結婚することになった女性が行方不明になり、婚約者が女性を探していくうちに女性の婚活に関する過去を知っていき…、他方で女性には女性の言い分があり…というストーリー。何パーセント結婚したいと思っているかが、相手につけている点数だという指摘と、ピンとくるというのは自分に釣り合っていると思うこと、ピンとこないというのは自分には釣り合わない格下だとみているということだという指摘は心に刺さりました。たしかに!『高慢と偏見』を現代版にした小説で、とても面白かったです。
電子書籍
読後感良し
2022/08/23 20:55
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投稿者:ゆうた - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろんな登場人物の考えることの中に、自分に当てはまることが多くて、こわいくらいだった。前半と後半で全く印象の違う雰囲気の小説でした、想像と違う顛末で良かった。
紙の本
本音で生きる
2024/01/27 16:23
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投稿者:わかめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
善良なために自分のやりたいことを言えずにいる。そのために世間知らずな見られ方をする。傲慢だから平気で嘘やごまかし、悪口を言ったりする。でも、いろんなことに目が行き届き、上手く生きていける。本音を代わりに言ってくれている感じがした。
紙の本
己を知るのは難しい。
2023/01/14 14:00
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投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
婚活って言葉は最近になって使われる言葉だけど、お見合いなり紹介業なり仲人口なり大昔からあった。レールに乗って人生を過すのもあり。
親から言われて進学、就職し、結婚相談所に行った真実。しかし、三十過ぎて抗って東京に出た。そこで架と出会う。
真実は実直な地方出身者、それ以上でも以下でもない。架は真実を好きだと思うが結婚まで踏み出せない。
真実が危機感を訴えはじめ、架は守らなければと遂に結婚を決意する。
しかし、真実が突然姿を消す。
そこで見えだす、持つ者持たざる者の見方の偏り、自己愛ゆえの保身。
恋愛はどこまで自分を投げ出し、犠牲にできるか、なのか?
紙の本
本当の意味での自立とは
2022/10/26 10:56
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投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
親との関係など自分のことと重ね合わせて読み進めていきました。傲慢だからだめ、善良だからいいとひとことでは言えないものだなと思いました。
紙の本
人間誰しも
2019/05/27 10:53
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
少しは傲慢なところや気持ちがあって隠して生きてるのだと思う。
婚活はしたことないが、ある程度、傲慢さ(譲れないもの)残しておかないと服従だけの結婚生活などゾッとするなぁ。
紙の本
傲慢
2019/05/26 08:41
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投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
婚活が話題になってから、ずいぶん長い間、その話題性が続いているという事は、それだけ人生に於いても大事な事なのだろう。親から保護されてきた子どもが、結婚できないという事は、現在社会の大きな問題なのだろう。