紙の本
本当に背負った!
2019/09/17 13:34
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投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る
一家の主は家を背負う大黒柱と呼ばれた時代がありました。
本書は、著者が本当に発泡スチロールで作った家を背負って(!)旅した記録です。
芹沢高志氏の「この惑星を遊動する」という著作で著わされていた生き方も魅力的でしたが。
こういう自由な生き方もあるんだ・・・
とにかく発想と行動力がすごい!!
個人的に、間取りが面白かったです(笑)
紙の本
シンプルな絵が良い
2019/10/20 23:23
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投稿者:むら - この投稿者のレビュー一覧を見る
雑誌「たくさんのふしぎ」を改訂増補した単行本です。
「たくさんのふしぎ」の魅力は絵本のような形の、読み物の本なところです。「家をせおって歩く」著者の写真と、著者の持ち物や「間取り図」の絵、あるいは著者が見て描いた家の絵などがたっぷりと盛り込まれ、読んでいて面白いです。
読みながら、家とは、暮らすとは、とちょっと考えさせられます。
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なんだこれは!!と、声が出てしまう一冊。強烈なインパクトの表紙だが、中身を見るとさらなるインパクトにトドメを刺される。テレビ番組の企画のようで、テレビでやったら全く面白くないことを、アートとしてやっている。これは面白い。あと、絵が上手い。
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デザイン系の人たちは変人が多い(誉め言葉)。
こないだは段ボール収集人の話読んだけど、今回は発泡スチロールで作った家に住む男の話。
発泡スチロールは軽い。
ならば、発泡スチロールで家を作れば家ごと移動できるはず。
そして男は旅に出た。
家の軒先、寺の境内、倉庫の中など、人の好意で家を設置した場所が、その日の住まいになる。
東京を出発し、青森を回って九州へ。
さらには家ごと日本も飛び出し、スウェーデンへ、韓国へ。
タイニーハウスに憧れはするけど、発泡スチロールハウスはなぁ...。
いつか、チャリンコで牽引できる家はできないかしら。
住めるレベルの野宿がしたい。
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カタツムリになつて
しまう人がいる
カタツムリになって
旅をしてしまう 人がいる
カタツムリになって
自分を表現してしまう 人がいる
その作者、
村上慧さんに 興味を持ってしまう人がいる
村上慧さんを 面白がれる人がいる
そんな人が いる限り
この国は まだ 何とかなるのじゃないかな
と 思ってしまう
生きることは 素晴らしい
と つぶやいてしまった
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月刊「たくさんのふしぎ」を改訂・増補。月刊誌のときに興味深く読んで付録の家も組み立てていたぼーずがあらためて読んでおもしろがっている。娘たちにも興味津々で読んでいる。究極のシンプルライフ、ミニマリストにもみえるけれど、それだけではない気もする。「家」とはなにか、「家」があることはどういうことなのか、おもしろがりつついろいろな面から考えられるのがいい。
ちなみに、この本の印刷・製本の工程を著者が見学したルポが福音館書店のサイトにあって、それもすごくおもしろい。
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[墨田区図書館]
図書館で見かけて、絵が面白かったのでふと手に取ってみた。この線描的な絵は、ヨシタケさんとか思い出し、半分絵本系かと思って開いてみたら、、、、なんと、本当の話!!!!
こんな人がいたなんて知らなかった、しかもこれ、元々は「月刊たくさんのふしぎ2016年3月号」で刊行されたものの改訂&増補版なんだ、そしてこの前書に2014年からの1年間の日記をまとめた「家をせおって歩いた」があるんだ!!!!
ちょうど今回手に取ったこの"かんぜん版"では、その日記もどきの1年間180枚の「家の(置き)場所」なる写真一覧やら、2014年以降にチャレンジしている、2016年のスウェーデン、2018年の韓国など、外国での話もあり、盛り沢山!そして10&11ページの間取り図(自作の"家"の中ではありません、その家を"寝室"と捉えた、彼のその時々の家=周辺の街間取り図です)、36&37ページの地図など、分かって眺めると面白いページ。
読み聞かせでは取り扱いが難しいけれど、ちょうど来週は6年生の日。これ、持って行って最後に紹介してみようかな。
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家を背負って日本中で暮らすアーティストの村上さん。
各地での暮らし、出会い。
壊れて修理したり、新たに作り直したりしながら、ついにはスウェーデンや韓国まで。
大変そうで楽しそうなその暮らし。
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自分が知っている風景!と思って
グーグルアースで見てみたら
まさにそこでした!
めっちゃ嬉しいー多分地元の人しかわからないよね(^^)
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小3の息子が図書館で借りてきた本。
授業で毎週借りてるのをたまに持って帰ってきたときは一緒に読んでるけど、この本はレビューに値するおもしろさだったので書いてみました。
いつもヨシタケシンスケさんとか、のらねこぐんだんシリーズとかの絵本を借りることが多いのに、これは表紙からしてあきらかに毛色が違う!と興味を引かれました。
「家をせおって歩く」…そのタイトル通り、生活のための、寝泊まりするための『家』をかついで移動してる方の体験談!
発泡スチロールと角材で、窓や扉もある家。
普段は底がないのでそのまま「背負う」と言うより「かぶって」運び、きちんと民家やお寺等の所有者がいる土地の方と交渉して家を置かせてもらい、抜けていた底にマットと寝袋をしいて寝るスタイル。
公園とかに勝手に置いて寝泊まりしたのかと思ったら、意外とちゃんとしていらっしゃるw
東京を出発して東北を歩き、フェリーにのって大分や宮崎まできていらっしゃる!
さらには韓国やスウェーデンにまで!!
「なぜこんなことをする気になったのか?」が書かれてないので、自己啓発的な嫌味さがなく「すごいな」「大変そうでマネできないけど楽しそうだな」と思わせてくれる、遊び心をくすぐられる本でした。
大人の私でもほんとにおもしろかったです!
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キャンプとは違うらしい。
軽いけど畳めない、発泡スチロールで作った家を担いでどこまでも行く村上さん。
家自体は軽そうだが、他の荷物もあって大変そう。
持ち物に、スマホや周辺機器が多いのが現代。モバイルバッテリーや充電器は必需品。
ダウンや寝袋がモンベル製なのは、心強そう。
立って半畳、寝て一畳の生活を地で行ってる。寝てたら家から足がはみ出してるし。
大阪の小2男子が、自分用の家を作った話が良かった。
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自分で作った家をせおって歩いている人がいるということに、すごくおどろいた。
いろんなものを持ち歩いているけど、もらったものが多い。たくさん旅をしているってことだし、旅先でいろんな人に協力してもらったり、手伝ったりしたんだってことだと思う。
外国にまで行っていたことに、またおどろいた。
こういうことをしていると、お金がなくなるし、不安になるし、つかれると思う。でも、好きだからやるのかな。作者はいまだに旅をしているのかな。
ぼくも、おうちを作って歩いてみたい。でも、まずは家の中で一人でねるのができるようにならないといけない。(小4)
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タイトルにインパクトがあり、手に取りましたが、内容も期待を裏切りません。
家をせおって歩いたアーティスト村上慧氏の活動を描くノンフィクション。
驚きと感動を覚える一冊です。
地元の人が作った岩手県大船渡の「潮目」という施設にも感動しました。
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自分じゃ真似しないけど
めちゃくちゃ楽しそうじゃないか!
いろいろ苦労もあるようだけど(笑)
こういうおもしろいことする人を
受け入れられる
おおらかな世界であってほしいと望む。
日本でも、外国でも。
私自身も。
しかし、発泡スチロールで屋根瓦とか
とっても再現度高くてすごい。
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図書館本。2023読売こども新聞イチオシ100冊から。毎年、読売こども新聞のイチオシ100冊を楽しみにしてます。流行りの本だけでなく、バランス良く、選書してあります。今年も読むぞ!