「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
文学研究において、自分の生き方やアイデンティティに関わるテーマや立場を具体的なテクストを媒介に展開する際の、客観性の確保のしかたや、資料探索の方法を解説する。『語文』掲載を改稿し書き下ろしを加え書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
自由に読むには、修業がいる。
テクスト分析のポイントを知る。資料を探す。
〈あなたらしく〉と〈客観的〉はレポートで両立する!
文学作品は、想像力を働かせて自由に読んでいいと思うことに慣れているので、その過程について十分な検討がなされず、読み解きは、センスによると思われがちです。(中略)でも、文学を読むには、確実に技術が必要です。技術というと入試のテクニックのようなものを思い浮かべがちで、こんどは自分の感じ方や生き方とどうつながっているのかわからなくなりますが、意外なことに、自由に読むためにこそ、練習が必要なものです。本書は、そうした練習を行ってみようとするものです。
(「はじめに」より)【商品解説】
「小説を分析する」とは、どのようなことなのだろうか? 分析ができるとして、それは「正解」を求めることとは異なるのだろうか? テクストを客観的に読み込むという、文学研究に最も必要とされる能力を養うための視座を提供する。【本の内容】
目次
- 第一部 テクストを読むとはどういうことか(実践編)
- 第1講 作者が偉く見える小説の作法
- 第2講 自由に読むには、修業がいる
- 第3講 語り手は葛藤する
- 第4講 時代背景を知ると、おいしさ二倍
- 第5講 文庫本で読んでる?まあ、悪くないけど…の理由
- 第6講 共感できない、のも研究として〈あり〉
- 第7講 小説でしか語れない歴史
- 第8講 ふたたび生き方と結びつける
- 第二部 研究にするための資料と態度(方法編)
著者紹介
小平麻衣子
- 略歴
- 〈小平麻衣子〉慶應義塾大学教授。博士(文学)。専門は近代日本文学。著書に「女が女を演じる」「夢みる教養」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む