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紙の本
古代日中関係史 倭の五王から遣唐使以降まで (中公新書)
著者 河上麻由子 (著)
日本はアジア情勢を横目に、いかなる手段・方針・目的をもって中国と交渉したのか。倭の五王の時代から5回の遣隋使、15回の遣唐使、さらには派遣後まで、500年に及ぶ両国の交渉...
古代日中関係史 倭の五王から遣唐使以降まで (中公新書)
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商品説明
日本はアジア情勢を横目に、いかなる手段・方針・目的をもって中国と交渉したのか。倭の五王の時代から5回の遣隋使、15回の遣唐使、さらには派遣後まで、500年に及ぶ両国の交渉の軌跡を「常識」を覆しつつ実証的に描く。【「TRC MARC」の商品解説】
607年、日本は隋の煬帝に「日出ずる処の天子」で名高い書状を送る。以後、対等の関係を築き、中国を大国とみなすことはなかった――。こうした通説は事実なのか。日本はアジア情勢を横目に、いかなる手段・方針・目的をもって中国と交渉したのか。本書は、倭の五王の時代から、5回の遣隋使、15回の遣唐使、さらには派遣後まで、500年間に及ぶ日中間の交渉の軌跡を実証的に、「常識」に疑問を呈しながら描く。【商品解説】
倭の五王から5回の遣隋使、11回の遣唐使、その停止後まで、500年に及ぶ両国の交渉の軌跡を「常識」を覆しつつ、実証的に描く。【本の内容】
著者紹介
河上麻由子
- 略歴
- 〈河上麻由子〉1980年北海道生まれ。九州大学大学院人文科学府博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。奈良女子大学文学部准教授。専攻は日本古代史。著書に「古代アジア世界の対外交渉と仏教」など。
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仏教が古代外交に果たした役割
2020/04/20 17:58
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MK - この投稿者のレビュー一覧を見る
仏教という観点から古代の外交を見ると、遣隋使も遣唐使も違った姿を見せる。日本史を国内の出来事だけで完結させるのではなく、中国を中心とする東アジア世界全体に視野を広げることが大切であると実感させる一冊。高校で「歴史総合」などの授業が始まると、こうした知見を取り入れていくことも必要となるであろう。
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古代の日本中国の関係について良くわかる
2019/07/04 20:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しゅん - この投稿者のレビュー一覧を見る
倭の五王時代から、遣唐使を止めた後までの日中関係を、中国とアジア諸国との関係も比較しながら実証的に解説してあり、理解しやすかった。
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日中蜜月時代
2019/06/09 17:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nobita - この投稿者のレビュー一覧を見る
遣隋使、遣唐使、倭や日本への通信使の派遣の理由や国際情勢が理解できた。隋と倭との対等間関係は万世一系の国体の観念を強化するために国定教科書に反映したという意見は説得力がある。
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倭の五王にはじまり
2021/01/17 00:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
倭の五王、そして、遣隋使、遣唐使と続く日本と中国の歴史。その当時の、東アジアの情勢。詳しくて丁寧で大変分かりやすいです。