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紙の本
天皇は宗教とどう向き合ってきたか (潮新書)
著者 原 武史 (著)
皇室の宗教が公式に神道となったのは、じつは明治以降。近現代天皇制研究の泰斗が、昭和・平成を軸に「宗教」という視点から、皇室の歴史をひもとく。【「TRC MARC」の商品解...
天皇は宗教とどう向き合ってきたか (潮新書)
天皇は宗教とどう向き合ってきたか
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商品説明
皇室の宗教が公式に神道となったのは、じつは明治以降。近現代天皇制研究の泰斗が、昭和・平成を軸に「宗教」という視点から、皇室の歴史をひもとく。【「TRC MARC」の商品解説】
3代を主軸に「平成後」の皇室の行方を読み解く!
◎昭和天皇の「宗教性」
戦前・戦中、皇室はクリスチャンとの交流を重視し、昭和天皇は敗戦後、キリスト教への改宗さえ真剣に考えていた!
◎今上天皇の「宗教性」
2016 年8 月8 日「象徴としてのお務めについて」のなかには、「祈る」という言葉が二度登場する。象徴天皇の務めとして最も重要なのは「国民のために祈る」ことなのだと、天皇自らが国民に向けて明確に定義した、ほぼ初めての例と考えられる。【商品解説】
新時代を迎える今こそ知っておきたい天皇とその宗教性【本の内容】
著者紹介
原 武史
- 略歴
- 早稲田大学政治経済学部卒業後、日本経済新聞社入社。東京社会部記者として昭和天皇の最晩年を取材。放送大学教授。明治学院大学名誉教授。専攻は日本政治思想史。著書多数。
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皇室の宗教が公式に神道となったのは実は明治以降
2020/02/12 15:51
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
明治以降、皇室=神道一色となってからの、各天皇と宗教の関わり。若き昭和天皇の祭祀への淡泊な関わり方が、戦況の悪化とともに、本気モードに変化。そこにある昭和天皇の生母:貞明皇太后の影響、そしてカトリックへの接近…戦時中、貞明皇后が神道にのめり込み祭祀の主導権を握っていたことに対する昭和天皇の痛恨。むしろきちんとした宗教の欠如こそが戦争への道を作ったという昭和天皇の戦後認識。現在まで行われているさまざまな宮中祭祀は、「四方拝」や「新嘗祭」を除いてほとんど明治になってから作り出されたもの、など。原教授のこれまでの研究をわかりやすくまとめたものですが、皇室と日蓮宗の関係などにつき新たな知見を加えられています。