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商品説明
朝寝坊、チーズ蒸しパン、そして本。好きなものがたくさんあるから、毎日はきっと楽しい−。図書館勤務の20代女子、麦本三歩のなにげない日常を描く。『小説幻冬』掲載に書き下ろしを加えて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
『君の膵臓をたべたい』の住野よる史上
いちばんキュートな主人公、登場!
「朝寝坊、チーズ蒸しパン、そして本。
好きなものがたくさんあるから、毎日はきっと楽しい」
図書館勤務の20代女子、麦本三歩の
なにげなく愛おしい日々を描いた傑作日常小説。【本の内容】
収録作品一覧
麦本三歩は歩くのが好き | 5−10 | |
---|---|---|
麦本三歩は図書館が好き | 13−39 | |
麦本三歩はワンポイントが好き | 41−61 |
著者紹介
住野よる
- 略歴
- 〈住野よる〉高校時代より執筆活動を開始。「君の膵臓をたべたい」でデビュー。ほかの著書に「青くて痛くて脆い」「か「」く「」し「」ご「」と「」など。
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書店員レビュー
彼女は生きているのか、死んでいるのか
ジュンク堂書店福岡店スタッフさん
『君の膵臓を食べたい』では、病気を治すために臓器を食べるという思想が元になっていましたが、今回は図書館で働く女性が主人公です。『君の膵臓を食べたい』のように、生死がテーマではありませんが、彼女の描写からは生きているという感じがあまりしないように思います。確かに、チーズ蒸しパンを食べ大好きな本の匂いを嗅ぎ、朝寝坊して仕事で失敗し恐ろしい先輩には怒られ、優しい先輩の働く姿勢に感動する。生きている人間のことを書いているはずなのに、この麦本三歩さんはどこかキャラクターのようで、彼女が図書館に閉じ込められた人間のように思えるのです。
象徴的な章は彼女が書庫に閉じ込められる場面にあるように思えます。その描写も暗闇と、彼女の心象風景ばかりなので、彼女がどうなったかが一瞬良くわかりません。もしかしたら恐ろしい先輩も優しい先輩も日常のキラキラしたものも、生きているから感じられるものではなく、死んだもの、書物の側から見たからここまでキラキラしているのではないかと思えてきます。彼女の印象的なせりふ、「今度から最初に残す二割をちょうだい」は、生きている人間が考えつけるせりふとはあまり思えません。
紙の本
むずかしい
2019/10/27 15:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
絶対読みたい1冊!にはならない。
つまらないわけではない。
必ずしもテンポはよくない。
だらーっと読みたいときにはいいかも。
電子書籍
さくっと読める
2020/06/14 18:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なべ - この投稿者のレビュー一覧を見る
サバっとした書き方で、淡々と日常が描かれていて読みやすいです。
それでいて心に刺さるシーンがあったり、三歩に共感できる部分があったり、ふと自分に置き換えて考えさせられるシーンがあったりします。
忘れたくても忘れられない恥ずかしい経験だったり、今となってはどうしてそんな事をしでかしたのか、と自分を責めたくなるような出来事。
そんな自分の嫌な部分も受け入れて前に進む気分にさせてくれる本でした。
紙の本
なんだかんだでほのぼの
2019/03/31 16:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
麦本三歩、どっか抜けている!麦本三歩、喋る時よく噛む。麦本三歩は天然?麦本三歩よく食べる。麦本三歩、意外に真面目、麦本三歩、自分の世界を持っている。麦本三歩、不思議ちゃん。麦本三歩、真面目。麦本三歩、優しい。要するに、麦本三歩の日常の話!最初は麦本三歩に腹が立つのだけど、徐々に彼女のやることすることが可愛く、さらに優しさを魅せられたら、惚れてしまったわ~!麦本三歩の最初の腹立たしさはなんだったんだ。今は麦本三歩、気になるあの娘になってます。気持ちをほのぼのゆるゆるさせて楽しい気持ちにさせてくれました。
紙の本
図書館勤務は
2019/05/24 15:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
秘かにあこがれていたことがあった。しかし実際にどんなことをしているのか見るとやはり大変そう。
でも、今でも図書館が好きだし図書館から始まる物語も好き。
紙の本
忙殺されそうなあなたへ
2022/08/07 10:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:花縫のこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっと間抜けで、親近感の湧く麦本さんぽの平々凡々(?)な日常の話。
私は心が荒みかけているときこの本で清浄化しています。
一話完結の短編集になっていて、その日の気分に合わせて…なんて具合に読むのもおすすめ。
多忙な日々におちつきを与えてくれる一冊
電子書籍
なんだか元気になれる本
2019/12/18 07:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏川龍成 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小説ではないのかもしれない。
どちらかというと、自己啓発的な感じ。
麦本三歩の持っている一面は、きっとどんな大人も持っている。
その当てはまる一面に出くわし、それに対する麦本三歩の考えや行動を読んだとき、不思議と心が軽くなったり、気持ちが前向きになったりする。
今までの住野よるさんの作品とは全く色の違ったものだが、とても良い作品だと思った。