われから かいそうのもりにすむちいさないきもの （海のナンジャコリャーズ）

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岸辺の藻場をよくよく見ると、小さな小さな生き物たちがみつかります。まさに「なんじゃこりゃ」という生き物
ワレカラについて教えてくれる絵本です。こんなに身近にいながら、まったく聞いたことも見たこともありません。本になって紹介されるのもはじめてじゃないかな？そのへんてこりんな姿と母性愛にびっくりです。

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　「われから」と聞いて，「あ～あれのことか」と理解できる人はどれくらいいるのだろうか？　わたしは，初めて聞く言葉だった。
　「われから」…それは，「かいそうのもりにすむちいさないきもの」の名前だ。なんともヘンテコな形をしている。日本の海で見つかりやすい21種類のワレカラが，表紙裏にイラストで紹介されている。｢ワレカラモドキ」だけど，ちゃんとワレカラの名前だったりして，おもしろい。
　絵本で見るのは初めてだけど，今まで，見たことがあるような気がする。千切れて浮いているホンダワラなんかを取ってきて，砂浜に穴を掘って水を入れて遊んでいたときに，見たことがあるような。
　今年の夏は，目的意識的にみて見ることにしよう。ただ，絵本は持っていけないので，個体の方をビニル袋にでも入れてくるかな。
　産まれたばかりのワレカラをワレカラが乗せて歩いている姿は，是非見て見たい。
　さすが仮説社，おもしろい絵本を出すよ。学校の図書館にもお置いてもらおっと。

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昨年板倉聖宣さんが亡くなって、仮説社どうなるのかなあと思っていたが、こんな良い本が出て、とても嬉しい。しかも「海のナンジャコリャーズ1」とあるので、少なくともあと2冊は出るのではないかと期待大。
ワレカラは海藻くっついていて、肉眼で見える生き物らしいが、全く知らなかった。肉眼では見えないクマムシや海底にいて目にすることの無いグソクムシは知ってるのに、こんな味わい深い和名のついた身近な生き物を知らなかったとは。
見た目はナナフシとエビを合わせたような変な姿で、1〜6cm程度。子育てもするらしい。
日本近海には100種類以上いて、名前もアリンコワレカラ(小さいから)、ヤサシノテワレカラ(カマ状の手に毛が生えていて優しそうだから)、マギレワレカラ(海藻の枝に紛れているから)、など面白い。
水族館で見れるかなと思ったが、寿命は3〜4ヶ月、流れがないと生きられないらしく、常設展示しているところはなさそう。小さくて地味だから、集客力には期待できないもんね。残念。
今度海藻が生えてる海に行ったら探してみよう。

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図書館でジャケ借りしてきた。
海の生き物大好きで、ぱらっと見ただけでも素晴らしい絵本だと思ったので、借りて帰ることをすぐ決めた。

ワレカラの存在は知っとったが、ここまで詳しい絵本があるとは…！！でかいドアップのワレカラ！！この強烈な口元！！！ちらほらと描かれているほかの海のこまい生き物たちも素晴らしいです。ヒラムシとか、ヒドロ虫とか、ツルヒゲゴカイとかね。みんな可愛いです。

このシリーズ、わかめ、うにが出ているらしいが、シリーズ①のこれが強烈すぎるやん
いずれわたしの大好きなモヅルくんや、刺胞動物系や、うみうし、ヒラムシらへん出してくれんかなーーー

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まだまだ知らないことがたくさんあるんだなあ
日本の海でも100種以上いるという「われから」。
名前から姿から、妖怪ハンターシリーズにそのまま登場しそうな生き物なのよ。