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紙の本
弥栄の烏 (文春文庫 八咫烏シリーズ)
著者 阿部智里 (著)
【吉川英治文庫賞(第9回)】大地震で開かれた禁門の扉の向こうに「人喰い大猿」が現れ、ついに猿と八咫烏の最終決戦が始まる。若宮は記憶と名前を取り戻せるのか? そして山内の命...
弥栄の烏 (文春文庫 八咫烏シリーズ)
弥栄の烏【新カバー版】
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商品説明
【吉川英治文庫賞(第9回)】大地震で開かれた禁門の扉の向こうに「人喰い大猿」が現れ、ついに猿と八咫烏の最終決戦が始まる。若宮は記憶と名前を取り戻せるのか? そして山内の命運は? 八咫烏シリーズ第1部、完結。夢枕獏との対談も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
大ヒット和風ファンタジー「八咫烏シリーズ」第一部完結!
松本清張賞史上最年少受賞のデビュー作『烏に単は似合わない』から一巻ごとに
読者を魅了して成長してきたシリーズの第一部完結の第6巻。
八咫烏の一族が支配する異世界・山内を舞台に繰り広げられる、お后選び・権力争い・外敵の進入。大地震に襲われた山内で、100年前に閉ざされていた禁門がついに開かれた。
崩壊の予感が満ちる中、一族を統べる日嗣の御子・若宮は、失った記憶を取り戻すことができるのか。そして、人喰い猿との最終決戦に臨む参謀・雪哉のとった作戦とは――。
一巻から周到に張り巡らされてきた伏線がすべて回収され、この世界の大いなる謎が驚愕とともに明かされるクライマックス。
大人気キャラの受難、神秘の謎とどんでん返しに驚愕した後に、
未知の感動が味わえる堂々完結の一冊。
巻末には、先輩の大作家・夢枕漠さんとの熱い対談を収録!
講談社コミック「烏に単は似合わない」第二巻も同時発売。【商品解説】
八咫烏の一族が支配する異世界・山内は、大猿との最終決戦にいたる。参謀・雪哉の作戦とは。世界の謎が明らかになる完結編!【本の内容】
目次
- 第一章 開門
- 第二章 断罪
- 第三章 治癒
- 第四章 迷走
- 第五章 完遂
- 終章 こぼれ種
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紙の本
第一部完結
2019/06/17 11:18
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とはなってますが、これからの八咫烏の世界になにが起こるんでしょう?
今回はほとんど「玉依姫」を烏視点に移した内容でしたし、楽しみにしていた分ちょっと残念な感じです。
紙の本
シリーズが終わるのか?
2019/05/25 06:00
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
烏達のそれぞれの生き方・考え方が顕著に出て来た今回 烏達を取り巻く世界や敵達の今に至る歴史と事情全てが複雑ですが、より深い意味合いを持ち、読んでいても何故かズシリと来る巻です
紙の本
猿との大戦
2020/10/04 18:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
山神・猿・烏の均衡が崩れ、平和だった「山内」に暗雲が立ち込めます。
若宮がちょっと引き気味に、反対に雪哉が冷徹になっていきます。
雪哉がどんどん望まない方向へ進まざるを得なくなっていく感じで将来が心配です。
紙の本
第2部が待ちきれない
2020/02/13 23:53
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うれい - この投稿者のレビュー一覧を見る
先に裏切ったのはどちらだったか――玉依姫の八咫烏側視点。弥栄、いよいよ栄えること。しかし必ずしもハッピーエンドと言えない終わり方をするのがこのシリーズ。中盤までは玉依姫の答え合わせをしていくように読んだが、雷に打たれ無惨に死んだ八咫烏のひとりが茂さんだったと知ってショック。雪哉が少しずつおかしくなっていく。ますほが縋っていたのはてっきり弟かと前回思っていたのだが、澄尾だったとは。この2人、これから上手く行ってほしい。一族の滅びを見届けたうえで、八咫烏の滅びを確定させた大猿の復讐の形がすごい。第2部を待つ。
紙の本
『玉依姫(S-5)』と合わせての謎解き編でした。
2019/07/30 09:36
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
『玉依姫(S-5)』と合わせての謎解き編でした。緻密に計算された構成で、結末は判りつつも十分に楽しめます。シリーズ4までと大きく異なるS-5の流れの中で、今一判然としなかった部分が徐々に解き明かされる面白味ですか。巧みに組み合わされたパズルの欠落していたパーツが嵌っていくような感覚でした。昔「一粒で二度おいしい」という謳い文句があったが、それに倣うなら「二粒で二度満足」と言ったところか。但し、シリーズ4まで颯爽としていた奈月彦(若宮=金烏)が、金烏としての過去の記憶の欠落に向き合い、悩む場面ばかりが目立ち、爽快感が失われたのは少々残念。評価は結末が見えている分、ワクワク感が薄かったため4点と低めだが、構成の緻密さから5点でも良いとは思っている。
なお、2019年中に第二部『楽園の烏』が発刊される予定という。期待。
紙の本
この虚しい勝利...
2019/05/26 12:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
猿との戦いも大詰め。
失ってはならないものを失った雪哉の非情とも言える作戦が勝敗を決めた。
勝っても最大の危機は回避できていない。
そんな虚しさを抱えて生きていく彼らの今後を見守りたい。
紙の本
第一部完結
2022/10/10 20:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:らんま - この投稿者のレビュー一覧を見る
第一部の完結です。
猿との因縁、なぜ猿が烏をあれだけ目の敵にしていたのかが明らかになります。
そして何も問題が解決していないので、第2部にすぐ進みたくなるはず。
紙の本
完結
2019/06/25 01:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
満足かといわれれば、満足。
八咫烏シリーズが根っこに「玉依姫」を持っていて、
あの作品があったからこその、1・2作目なのはわかるけれど。
あれを最初に読んでしまってからのこのゴールだと、
尻すぼみだった感がある。
やっぱり玉依姫ごと、「今」の感性で
書いてほしかったなあ、というのが本当。
紙の本
男前!
2019/05/20 11:09
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
浜木綿と真赭の薄。真逆の二人。共通しているのは二人とも女性でありながら、男前!
「第1部完結」とか「堂々完結」と銘打たれているけれど、第2部が始まるの?それともこれで終わり?
紙の本
弥栄を願う
2021/11/16 15:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
【弥栄】 ますます栄えること。繁栄を祈って叫ぶ声。
八咫烏シリーズ第一部完結編。八咫烏はいかにして誕生したのか、失われた若宮の記憶は戻るのか、人食いザルとの攻防の決着はつくのか、そもそも山内ってどういう世界か・・・。これまでの疑問や伏線が徐々に明らかにされつつクライマックスへ。タイトルにある「弥栄」は大団円を予見させているのか、それとも厳しい行く末に弥栄と願わずにはいられないのか。タイトルを気にしつつ一気に読んでしまいました。