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紙の本
蜜蜂と遠雷 上 (幻冬舎文庫)
著者 恩田 陸 (著)
【直木賞(156(2016下半期))】【本屋大賞(第14回)】芳ケ江国際ピアノコンクール。自宅に楽器を持たない少年・風間塵、かつての天才少女・栄伝亜夜、サラリーマン・高島...
蜜蜂と遠雷 上 (幻冬舎文庫)
蜜蜂と遠雷(上)
紙の本 |
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商品説明
【直木賞(156(2016下半期))】【本屋大賞(第14回)】芳ケ江国際ピアノコンクール。自宅に楽器を持たない少年・風間塵、かつての天才少女・栄伝亜夜、サラリーマン・高島明石、優勝候補・マサル。天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。その火蓋が切られた。【「TRC MARC」の商品解説】
近年その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。自宅に楽器を持たない少年・風間塵16歳。かつて天才少女としてデビューしながら突然の母の死以来、弾けなくなった栄伝亜夜20歳。楽器店勤務のサラリーマン・高島明石28歳。完璧な技術と音楽性の優勝候補マサル19歳。天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。その火蓋が切られた。【本の内容】
著者紹介
恩田 陸
- 略歴
- 恩田陸
一九六四年宮城県生まれ。九二年『六番目の小夜子』でデビュー。二〇〇五年「夜のピクニック」で吉川英治文学新人賞と本屋大賞、〇六年「ユージニア」で日本推理作家協会、〇七年「中庭の出来事」で山本周五郎賞、一七年「蜜蜂と遠雷」で直木三十五賞と本屋大賞を受賞。主な作品に『球形の季節』『三月は深き紅の淵を』『光の帝国』『ライオンハート』がある。
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紙の本
期待はずれ
2019/11/14 11:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジャスミン - この投稿者のレビュー一覧を見る
恩田陸さんの初めての作品読みましたがダブル受賞なので
とっても期待して読み始めめましたが上を読んだところで
休止、クラシックに詳しくないと、専門用語の羅列コンテストの詳細
飽きてきました。確かによく調べられたと感心しますが、ついていけない
下もやっとこさで読みましたが、読後感は良くないですね。
本屋大賞を取ったからといって飛びつくのはこれから止めます。
ファンの方に申し訳ないですがもう読む気が起こりません。
電子書籍
まだ上巻だけしか読んでいません
2019/10/28 06:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アップルカモミール - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピアノコンクールの中で様々なドラマが進行していくのですが、人生をかけたコンテスタント達の鮮やかさも、既にこの世を去った巨匠の遺言に翻弄される審査員達の渋さも面白い。
ただ、演奏の描写が長過ぎな気がする。
紙の本
いい意味でマンガ的
2019/05/07 16:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る
直木賞と本屋大賞のW受賞と聞いて、早く文庫化されないか待っていた。
上巻を読んだ感想は、「いい意味でマンガ的」。
彗星の如く現れた少年・風間塵。
才能あふれる天才・マサル。
表舞台から姿を消し、再び戻ってきた栄伝亜夜。
最後の夢にかける会社員・高島明石。
個性豊かで育った環境も様々な登場人物たち。
しかも、マサルがピアノを始めたきっかけが、幼い頃に出会った栄伝亜夜と来れば、ちょっとラブストーリー的展開もありそうな感じ。
こんなマンガチックなシチュエーションで物語は進んでいく。
演奏の描写は、比喩的表現を多用。
まるで、マンガ『神の雫』で、ワインを絵画や風景、音楽などに例えるのと似ている。
こういった描写が苦手な人は、たぶんこの本も飽き飽きするだろう。
ただ、ワインとは違って、どんな曲を弾いているのかは、ネットで検索して聴くことができるので(演奏法は別として)、多少理解する助けにはなるかもしれない(この本に登場する楽曲を集めたCDも発売されている)。
私は、まだ上巻だからか、この描写も今のところスンナリと受け入れられた。
ひとつ気になる点があるならば、風間塵が幼く感じられるところ。
16歳という設定だが、キャラクター的に小学校高学年くらいに思えてしまう。
これは、マンガ『ピアノの森』(私は一巻しか読んだことないが)とイメージが重なってしまったからだろうか?
ともあれ、この4人を中心とした物語が、下巻でどうなっていくのかは楽しみなところである。
紙の本
聴いてみたくなった
2023/05/15 16:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
舞台はピアノコンクール。若きコンテスタントたちの長い勝負の時。
いや、ピアノは徒競走のように競うわけではないから勝負ではなく、
いかに自分を高めて自分のベストを尽くすか。
そしてその中で何を思うか。
下巻も楽しみです。
紙の本
音楽を文字で表現する凄み
2023/04/24 19:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピアノコンクールに出場する4人の天才ピアニスト。この4人みんな性格もよく、特徴的で応援したくなります。音楽を扱っていて、文字だけでこれだけ4人の表現の違いを描き表すことができる著者の技量に凄さを感じました。一方で、ピアノの音だけでこんないろんな世界を感じれるものなのか、音楽音痴の私には、そこは理解できませんでした。一次予選の発表でこの感動。最終になれば、どんなことになるのか、下巻に期待です!
電子書籍
読書という音楽
2022/10/18 19:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koffie - この投稿者のレビュー一覧を見る
見事な表現力で音の世界へ連れ出してくれます。その意味では、素晴らしい読書体験ができます。
ただ、内容的には浅いので(少々マンガっぽい)、それにガッカリする読者はいるかも。
内容が浅い分、グイグイ読めるので、気分転換などには最適です。
紙の本
蜜蜂と遠雷 上
2021/04/20 07:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukko - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピアノを奏でながら描いていく風景
心で感じる風の匂いや温度
映像ではなく文章でこんなに情景を思い浮かべたこと
今までなかったかもしれません
初めて垣間見たピアノコンクールという未知の世界も興味深かったです
電子書籍
引き込まれたぁ
2020/04/26 17:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タンタン - この投稿者のレビュー一覧を見る
音楽を通してお互いを認め合い、必然的に出会った4人の人生に、素敵だなぁ!!と感動しました。コンクールって言うとちょっと人間の裏や嫉妬とかありそうですが、全くなく!!
スッキリ気持ちよく読み切りました。
紙の本
文字から音が聞こえてくる、と話題の1冊
2020/02/13 23:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うれい - この投稿者のレビュー一覧を見る
「文字から音が聞こえてくる」と話題になっていたが、なるほど確かに。私自身は音楽など小中学校の授業で触れただけで、ピアノなど弾いたことも無く作中に出てくる曲名はさっぱりひとつもわからない。それでも文字を追いかけている間に、弾き方の違いや、ピアノの音を通して現れてくるその為人が伝わってくる。音楽なんて自分にはとうに触れ合えぬものだと敬遠していた。しかしこの本はそんな人間にも音楽の世界の深遠さを教えてくれる。蜜蜂と遠雷。蜜蜂は音符?遠雷は遠くに聞こえる(と錯覚している)万雷の拍手のことだろうか。下巻に続く。
電子書籍
若きピアニストたちとその世界
2020/01/14 00:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る
芳ヶ江ピアノコンクールのコンテスタントたちの小説。主役級は4人。音楽の表現がおもしろく、ピアノの世界が上手に描かれているのに感心した。途中から一気に読むスピードが加速。上巻は2次予選の途中まで。
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馴染みのないアイテムだらけの物語を夢中で読む。
2020/09/29 23:27
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピアニストが主人公、しかもあまりなじみのないクラシック。舞台は、彼らが競うピアノコンクール。面白く読めるんだろうか?と思いつつ、紐解き、あっという間に夢中になった。音楽を...聴いて楽しむものを「書く」ことで表現する。ハードルが高そうな試みはあっさり悠々飛び越えられ、いままで読んだことのない物語として結実。そして、エンターテインメントとしても秀逸で、先へ先へと興味が進む。上巻はコンクールの二次予選の途中だが、聞かなければならない楽曲リストが心の中にどんどん増えた。特に、課題曲である「春と修羅」を聴きたい。
紙の本
下巻を早く読もう
2020/08/10 13:52
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しゅんじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
完全に出遅れたが、これは傑作だなあ。直木賞と本屋大賞のW受賞も納得。なんだろう、別に悲しいシーンとか感動的なシーンじゃないのに、読んでてふいに涙が出てくる時がある。特に明石のシーンがやばい。歳をとって涙もろくなってはいるんだが、それとは違うような気がする。映画化したらしいが、これは難しいぞ。早く下巻を読まんと。どう着地するんだろう。普段の恩田さんなら予測がつかんが、今回は直木賞だからなあ。楽しみ。
紙の本
一気読み注意
2019/10/19 20:45
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
忙しいときには決して手に取ってはいけない本です。寝る前に手に取ってしまい、気がつけば空が白々・・・。ピアノコンクールの予選から本選を描いている「だけ」なのに、読み出したら止まりません。静かな夜だから、本作中の演奏・ピアノの音色の描写をいろいろ思い描いて没入してしまいます。(ピアノを弾いたこともないのに・・・)
紙の本
映画を見て買いました
2019/10/31 09:39
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴーた - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画を見てその帰りに購入しました。映画にはないエピソードが満載!ハードカバーとどちらにしようか迷いましたが、ハードカバーは本文が2段になっていて、ちょっと苦手な感じだったので、文庫本にしました。
紙の本
涙が止まらなくなるので、人前では読みづらい
2019/09/09 22:28
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
いい作品に出合えて幸せだった。亜夜とマサルの再会シーンには涙が出てしまった、そして亜夜が再びプロコフィエフ第2番を弾こうとする場面も。「蜜蜂と遠雷」というタイトルはどこから来ているのだろう。作品の中では蜜蜂について「明るい野山を群れ飛ぶ無数の蜜蜂は、世界を祝福する音符であると」と、遠雷については「遠いところで、低く雷が鳴っている。冬の雷。何かが胸の奥で泡立つ感じがした。稲光は見えない」と表現されている。「音楽を外に連れ出せ」という恩師ホフマンの塵に対する宿題がタイトルになっているのである。「理解できる天才」のマサルと「理解できない天才」塵、そして両方を兼ね備える亜夜、3人とも好きだったので最後は誰が優勝してもいいやと思ってしまった、そして、明石さんの存在も忘れらない、素敵な人だった