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商品説明
いい私小説を読むと、なぜわれわれの魂は慰められるのだろう−。新世代文芸批評家の私小説論。近代の文学についての考察や、文学史を探求した文章なども収める。【「TRC MARC」の商品解説】
私たちは孤独感や無力感を感ずる時、あるいは心がひどく傷ついている時、親身になってくれる人を求めることがある。そのこの比喩は、他の純文学作品と私小説が、決定的に異なる一つの要因を示唆している。(本文より)
いい私小説を読むと、なぜわれわれの魂は慰められるのだろう。そしてなぜ、くり返し読んでも飽きないのだろう。
文学の故郷に、〈受容する主体(読者)〉という方向から全く新しいアプローチをはかった、気鋭の文芸評論集。
【商品解説】
目次
- Ⅰ 救済の文学
- ドイツの自伝小説と日本の私小説 8
- 救済の文学──何故、私小説は一部の人から熱狂的に迎えられるのか 14
- 創作者と読者との神秘的邂逅──受容理論の盲点 45
- 文学より神秘へと至る道──十九世紀ロマン主義と写実・自然主義の系譜 54
- Ⅱ 日本の文芸において
収録作品一覧
ドイツの自伝小説と日本の私小説 | 8−13 | |
---|---|---|
救済の文学 | 14−44 | |
創作者と読者との神秘的邂逅 | 45−53 |
著者紹介
岸間 卓蔵
- 略歴
- 〈岸間卓蔵〉1989年千葉県生まれ。上智大学大学院神学研究科博士前期課程修了。
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