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イタリア・ルネサンスの文化 上 (ちくま学芸文庫)
著者 ヤーコプ・ブルクハルト (著),新井精一 (訳)
歴史家ブルクハルトが、ルネサンスを単なる「古代の再生」として捉えず、あらゆる分野における近代化への移行運動として大胆に解釈しなおした書。上は、「精緻な構築体としての国家」...
イタリア・ルネサンスの文化 上 (ちくま学芸文庫)
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- 税込価格:3,300円(30pt)
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商品説明
歴史家ブルクハルトが、ルネサンスを単なる「古代の再生」として捉えず、あらゆる分野における近代化への移行運動として大胆に解釈しなおした書。上は、「精緻な構築体としての国家」「個人の発展」「古代の復活」を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
中央集権化がすすみ緻密に構成されていく国家あってこそ、イタリア・ルネサンスは可能となった。ブルクハルト若き日の着想に発した畢生の大著。【商品解説】
著者紹介
ヤーコプ・ブルクハルト
- 略歴
- 1818-97年。スイスの美術史家・文化史家。ベルリン大学で、歴史家ランケと美術史家クーグラーに学ぶ。1858年から35年にわたってバーゼル大学教授として歴史学、美術史を講じる。本書の他『コンスタンティヌス大帝の時代』(1853年)、『チチェローネ』(1855年)、『イタリア・ルネサンスの文化』(1860年)、『ギリシア文化史』(1898-1902年)等の著作がある。
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ルネサンスを「近代化への移行運動」として歴史を再構成した画期的な一冊です!
2020/04/26 09:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、イタリアのルネサンスを、これまでの伝統的な解釈とは全く異なる、近代化への移行のための一大運動であったと捉えて、歴史を見直した非常に画期的な一冊です。従来における伝統的なルネサンスの解釈は、「古代ギリシャやローマ時代の復興、再生」ということでしたが、同書の著者であり、歴史家でもあるブルクハルトはそうは捉えない観点から、ルネサンスを再考しました。ちくま学芸文庫では、上下巻2巻シリーズで刊行されており、上巻である同書は、「第1章 精緻な構築体としての国家」(14世紀の専制君主・15世紀の専制君主・群小専制君主)、「第2章 個人の発展」(イタリア国家と個人・人格の完成・近代的名声)、「第3章 古代の復活」(廃墟の都ローマ・古代の著作家たち・14世紀の人文主義)から構成されています。同書を読まれることで、また違った歴史が見えてきます。