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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2019/05/15
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/535p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-514825-9

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紙の本

罪の声 (講談社文庫)

著者 塩田武士 (著)

【山田風太郎賞(第7回)】父の遺品の中からカセットテープを見つけた俊也。幼い自分の声の音声は31年前の未解決事件で恐喝に使われた録音テープと全く同じだった…。「グリコ・森...

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罪の声 (講談社文庫)

税込 1,012 9pt

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商品説明

【山田風太郎賞(第7回)】父の遺品の中からカセットテープを見つけた俊也。幼い自分の声の音声は31年前の未解決事件で恐喝に使われた録音テープと全く同じだった…。「グリコ・森永事件」をモデルにした長編小説。【「TRC MARC」の商品解説】

☆☆☆いよいよ映画公開☆☆☆
   小栗 旬×星野 源

監督:土井裕泰  脚本:野木亜希子

日本中を震撼させた未解決事件を描いた
感動ヒューマンミステリー大作!!

35年の時を経て蘇る哀しき宿命。
脅迫テープに使われたのは、幼きころの自分の「声」だった――


第7回山田風太郎賞受賞作。「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、本屋大賞第3位。
圧倒的な取材と着想で、昭和最大の未解決事件を描いた傑作長編小説。

「これは、自分の声だ」
京都でテーラーを営む曽根俊也。自宅で見つけた古いカセットテープを再生すると、幼いころの自分の声が。それはかつて、日本を震撼させた脅迫事件に使われた男児の声と、まったく同じものだった。一方、大日新聞の記者、阿久津英士も、この未解決事件を追い始め--。
圧倒的リアリティで衝撃の「真実」を捉えた傑作。

文芸/ミステリー/ノンフィクション--
ジャンルを超え新聞・出版界が騒然とした超話題作、ついに文庫化!


逃げ続けることが、人生だった。
その運命に、必ず涙する。
【商品解説】

著者紹介

塩田武士

略歴
1979年兵庫県生まれ。関西学院大学卒業後、神戸新聞社に勤務。2010年『盤上のアルファ』で第5回小説現代長編新人賞、11年、将棋ペンクラブ大賞を受賞。同書は19年NHKでドラマ化された。12年、神戸新聞社を退社。16年、『罪の声』で第7回山田風太郎賞を受賞、同書は「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、第14回本屋大賞第3位にも選ばれた。19年『歪んだ波紋』で第40回吉川英治文学新人賞を受賞。ほかの著書に『女神のタクト』『ともにがんばりましょう』『崩壊』『雪の香り』『拳に聞け!』『騙し絵の牙』などがある。

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みんなのレビュー602件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

ノンフィクションと思わせるほどのリアリティー!

2020/01/14 18:19

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る

グリコ森永事件を題材に、著者オリジナルのストーリーを重ねた小説です。
京都でテーラーを営む曽根俊也は、母親の部屋から古いカセットテープと黒革の手帳を見つけます。そのテープにはあの昭和の食品企業恐喝事件の犯人による警察への指示に用いられた子供の声が。そして、それは俊也自身の声でした。
なぜ自分の声があのテープに録音されているのかという疑問、身内があの事件に関わっていたのではとの疑念に揺れる俊也と、未解決事件を追う新聞記者の阿久津英士。二人は夫々が事件の真相を追っていることを知らないままに、わずかにつながる手がかりを手繰っていきます。そして物語後半で二人は出会い、なぜ俊也の声が犯行に使われたのかの真相を掴みかけるのですが…
実際のグリコ森永事件は、警察の大規模な捜査にもかかわらず未解決のままです。そこに著者オリジナルの展開を盛り込み、緻密な伏線の張り方や、複雑に絡む人間関係の描写などのリアリティの豊かさ、「実際の事件の真相はこうだったんじゃないのか?」と思わされるほどの完成度です。
お菓子に毒物を入れるという凶悪な犯罪をモチーフにしていますが、結末は非常に切ない展開で締めくくられ、フィクションではありますが、重厚なノンフィクションを読んだような印象でした。文庫本で500ページを超える大作ですが冗長な印象は全く無くて、グリコ森永事件を知っている方なら誰でも読んでいるうちに引き込まれて読み終えることができるのでは。最近読んだフィクションでは断トツの一番かなという気がします。

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紙の本

人の生きざまを想うサスペンス

2020/09/15 16:16

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うえありひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

10月に公開される映画の原作ということで読んでみることに。
実際に起きたグリコ森永事件を基に生まれた作品。私自身の能力不足で時系列が整理出来ず混乱することはあったが、実際の事件についての予備知識がなくても十分読み進めることが出来た。

事件を追うだけではなく、登場人物一人一人の息づかいや心の揺れを感じられるストーリー。真相が明らかになっていくごとに驚きや緊張が生まれるサスペンスでありながら、最後には人の生きざまが心に残る作品。
読みごたえがあり、面白かった。

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紙の本

元になったグリコ・森永事件も深追いしてみたくなる。

2019/10/09 22:07

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画化のニュースで知った一冊。うっすら記憶に残っているグリコ・森永事件をモチーフにしたミステリー。世間を騒がせるだけ騒がせ、忽然と消えた犯人たち。そして、けっきょくすべてが時効となったあの事件の意味ってこうゆうことだったのかもと、納得してしまった。もちろんフィクションだが、そう思ってしまうほどリアリティを感じる一冊。読み損なわなくてよかったと思うし、映画も必ず見たい。

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紙の本

小栗旬×星野源主演で映画化決定!

2019/08/07 13:37

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

グリコ森永事件をもとに書かれた小説。細やかで執拗な記者阿久津の取材に辟易したり唸ったりしながら、歪んだ絆が引き起こす負の連鎖とラストの許し救いあいたいとの真摯な心の機微の対象的組み立てに著者の筆力を感じる。1つの事件を多面的に捉えることの重みを改めて強く認識させられる作品。真相が徐々に明らかになる展開に合わせ事件関係者の心情やそれに関わる者たちの変化や成長が丁寧に描かれていて読み応え抜群。何もしていないのに許されない、強烈な枷で人生が縛られる。子供を犯罪に巻き込めば、その子供の一生を粉々にする。それだけに留まらず、この事件に携わった人達のそれぞれの人生が実にリアルに表現されていて胸が苦しくなった。

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紙の本

これは本物だ!

2019/07/10 09:04

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しおかぜ - この投稿者のレビュー一覧を見る

500ページを超える大部であるが、久しぶりに寝る時間を惜しんで読みふけった本である。これは、まさに本物のミステリーである。
ストーリーやモチーフは、完全にグリコ森永事件で、その知識があれば、そのほとんどは「あの話か!」と分かるほど、かなり忠実に基づいている。この点は、ノンフィクションに近いといってもいい。しかし、その登場人物を取り巻く物語や背景は、もしかして「真実」ではないかとさえ思えてしまう。小説ないしはフィクションだと分かっていても、極めてリアリティに満ちた記述が続く。作者は、元新聞記者らしく、文章も言葉も平易で、実に過不足ない。それがまたリアリティを増強する要因でもある。
私はグリコ森永事件の時は東京の小学生だったので、著者より少し年上である。しかし、菓子が店頭から消えたとか、関西弁の脅迫・挑戦状、犯人取り逃がしという警察の失態、キツネ目の男、ビデオの男、そしてあの電話の声…忘れることができない事件である。この事件を題材にしたストーリーに、まさに感服した。
映画化は当然、まさに本物のミステリーである。

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電子書籍

史実のよう

2023/08/04 17:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る

昭和の未解決事件を元にした物語。事件を元に展開されますが、犯人探しがメインではなく自分の知らないうちに事件に関わってしまった当時子供だった主人公や、その主人公と同じ立場の登場人物達の家族の物語です。

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電子書籍

この複雑怪奇な未解決事件に、「加害者にさせられた子どものその後の人生」というテーマで挑んだ傑作。 消えない闇、消してはいけない闇に光が当たる。

2023/05/24 13:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

昭和を揺るがした劇場型犯罪・グリコ森永事件。

かい人21面相を名乗る犯人グループは、手を替え品を替え、企業を脅し、警察を愚弄し、食の安全を人質に取り、そして闇に消えていった。

数ある犯人たちの手法で、最も衝撃的だった一つに、子どもの声による恐喝テープがあった。

父から引き継いだ「テーラー曽根」の看板を掲げる俊也は、父の遺品の中からカセットテープを見つける。
再生するとそれは紛れもなく自分自身の子どもの頃の声。
そして、あの事件で使われた、あの声だった。

子どもの菓子を標的にするだけでなく、犯罪に子供を利用した犯人たち。

大日新聞文化部記者の阿久津英士は、イギリスにこの事件の取材で出張する。時効をとっくにすぎた難事件の前に、取材は空振りを繰り返し、デスクからの容赦のない叱責を浴びる日々。
その中で、長い間闇に埋もれていた事実が少しづつたぐり寄せられる。

これまでも、グリコ森永事件を題材にした作品があった。
一橋文哉の「闇に消えた怪人」。
高村薫の「レディ・ジョーカー」。

この複雑怪奇な未解決事件に、「加害者にさせられた子どものその後の人生」というテーマで挑んだ傑作。

消えない闇、消してはいけない闇に光が当たる。

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紙の本

時効の先を描く

2022/12/03 21:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くるくる - この投稿者のレビュー一覧を見る

過去の日本中を巻き込んだ大事件。
この事件の存在は聞いたことあったけど、本書を手に取ってから、はじめて事件の詳細について知りました。
時効になってしまっても、事件における犯人の罪は永遠に消えないものであってほしいと強く願った本でした。
読後、映像化されていると聞き、映画もみました。
こちらも良かったので、2度楽しめると思います。

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紙の本

消えない闇に、消してはいけない闇に、光が当たる。

2022/04/04 16:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

昭和を揺るがした劇場型犯罪・グリコ森永事件。

かい人21面相を名乗る犯人グループは、手を替え品を替え、企業を脅し、警察を愚弄し、食の安全を人質に取り、そして闇に消えていった。

数ある犯人たちの手法で、最も衝撃的だった一つに、子どもの声による恐喝テープがあった。

父から引き継いだ「テーラー曽根」の看板を掲げる俊也は、父の遺品の中からカセットテープを見つける。
再生するとそれは紛れもなく自分自身の子どもの頃の声。
そして、あの事件で使われた、あの声だった。

子どもの菓子を標的にするだけでなく、犯罪に子供を利用した犯人たち。

大日新聞文化部記者の阿久津英士は、イギリスにこの事件の取材で出張する。時効をとっくにすぎた難事件の前に、取材は空振りを繰り返し、デスクからの容赦のない叱責を浴びる日々。
その中で、長い間闇に埋もれていた事実が少しづつたぐり寄せられる。

これまでも、グリコ森永事件を題材にした作品があった。

一橋文哉の「闇に消えた怪人」。
高村薫の「レディ・ジョーカー」。

この複雑怪奇な未解決事件に、「加害者にさせられた子どものその後の人生」というテーマで挑んだ傑作。

消えない闇、消してはいけない闇に光が当たる。

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紙の本

重厚

2021/12/19 10:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

グリコ・森永事件をモデルにした小説。
犯人の解明もしているが、巻き込まれた家族に重みを置いている。特に、何も知らないまま脅迫テープの声に使われた子供たち。犯罪の真っ只中にいた生島姉弟の不幸は、勝手な大人達が押し付けたもので、事件の別の面での被害者といえるだろう。
映画版では、早々に阿久津と俊也が行動を共にしていたが、小説の方が自然だった。

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電子書籍

濃い

2021/06/04 21:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

グリコ・森永事件を題材にした小説。事件の真相はこうだったのだと思わせるリアリティ。自分が主人公だったらと思ってしまう白身の小説。

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紙の本

「キツネ目」の男も読んだのだろうか

2021/03/26 07:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

2020年に映画化され話題となった作品の原作である。
 2015年に発表されたミステリー小説だが、モデルとなっているのは昭和59年(1984年)から翌年にかけて日本中を震撼とさせた「グリコ・森永事件」で、菓子メーカーであったグリコの社長が誘拐されたり、子供が食べるお菓子に猛毒の青酸が混入されたりした。
 犯人逮捕の寸前までいきながら、結局は未解決事件となった。
 この事件の象徴ともいえるのが「キツネ目」の男だし、子供の声による脅迫テープの存在だ。
 作者の塩田氏は作中で描かれる事件の「発生日時、場所、犯人グループの脅迫・挑戦状の内容」等は「極力史実通りに再現」したと書いている。
 おそらく、事実の挟間に創作の仕掛けがあり、いつの間にか読者はフィクションの世界に連れ去られていくのだが、仕掛けがうまく、一体どこまでが真実でどこからか創作なのかわからなくなる。

 ある日一人のどこにでもいるだろう男が偶然に手にしたテープと手帖。そのテープには昭和の未解決事件で使われた子供の脅迫音声が入っていた。しかも、それは自分だということに彼は気づき、その謎を解明しようとする。
 一方、新聞社の記者は企画記事としてこの事件の解明に関わるようになる。
 二つの線は犯人像に肉薄していく。

 読んでいる途中からどんどんはまっていく。
 やがて、事件の真相が明らかになり、何故子供が音声を録音するに至ったかを知り、愕然とした。それは犯人像以上のものだった。
 一級のミステリー作品といっていい。

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紙の本

すごい

2020/12/05 16:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ありすばぁ - この投稿者のレビュー一覧を見る

年齢的に、明らかにモデルの事件がわかりますが、でも新鮮な驚きや切なさが、伝わります。

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紙の本

罪の声

2020/12/03 20:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

グリコ森永事件をまとに係れた小説でギン満事件と称してキツネ目の男がでたりなつかしい気がしました。単に犯罪ミステリーというよりは、事件に翻弄された犯人やその周辺の人達の人間ドラマとなっているところが作者のすごいところだと感心しました。

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電子書籍

映画が

2020/09/16 07:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

楽しみで、先に読んでおこうと思ったが、グリル森永事件がベースの話なのですね。
自分は、当時子供だったから、何が起きているか、よくわかってなかったので、なおさら読んでおきたい。

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