世界の秘密都市 ビジュアルストーリー （ＮＡＴＩＯＮＡＬ ＧＥＯＧＲＡＰＨＩＣ）

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烏兎の庭 第六部 8.11.21
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto06/diary/d2108.html#0811

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秘密都市、と言っても本当に隠されていた冷戦時代の米軍やソ連の基地だけでなく、隔絶されていて、そう簡単にはたどり着けない場所にある町なども紹介されています。立ち入り禁止の都市、地下都市、世界の果て、などとジャンルを区切ってますが、やはり美しいのは世界の果ての町でした。

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「立ち入り禁止の都市」「地下に潜る」「世界の果て」と目次があるが、理由は宗教的な街、軍事的な街、に大きく分けられるのかな。その区切りでいくつもの場所が紹介されている。地図も無いので場所が分からない。最後に索引はあり、数からすると170か所くらい紹介されている。ページをめくり、立ち入り禁止の場所場所、とかを眼で見る、という楽しみ方。

表紙は平城の朝鮮労働党創立記念碑、「立ち入り禁止区域」のカテゴリー。

2019.6.24第1刷　図書館

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秘密都市というよりも、世界各地にあるちょっと風変わりな街。
過去の都市だったり軍事上の都市だったり近未来的な都市だったり…
総じて感じるのは、不条理かな？

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美しい秘境の村、巨大核シェルター、厳寒の街に広がる地下回廊、立ち入り禁止の旧ソ連軍事都市―地図に載らない隠れた町を巡り歩く。（アマゾン紹介文）

いいタイトルだ。
掲載されている場所も、解説を読みながらわくわくして眺められた。20世紀以後の建造物はほぼほぼろくでもなかったけれど。
ただ、写真と解説の位置が連動してないのがちょいとストレスだった。

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世界に点在する、過去或いは現在も秘められていた場所を紹介する。
・立ち入り禁止の都市
　修行者の街　自由の国の立ち入り禁止区域
　共産主義国の閉鎖都市　城壁に囲まれて　エリートたちの街
・地下に潜る
　　　地下の隠れ家　平常通り営業します
　　　冷戦下のバンガー都市　隠された危険
・世界の果て
　　　遠く離れた島　凍える荒野　砂漠の都市　氷の国
索引有り。
世界に点在する秘密の場所をカラー写真と興味深い文章で紹介。
秘密都市とはあるが、過去は秘密であった場所、
都市ではない地下街や保管施設、貯蔵庫等も含まれています。
隠遁や修行、原爆や軍事関係、ゲットー、かつての王宮宮殿、
社会格差での分断、地下の隠れ家、避難場所、監獄等、
一般人或いは身分や人種によっては、入れない場所があります。
バンカー(地下核シェルター)はそのコトが起きたら都市になるかも。
過去に大繁栄した島や砂漠の町は、遠く隔絶された場所。
都市を分断したベルリンの壁は、バルト海から地中海辺りまで。
南極に一般家庭が住む基地があり、学校があることの驚き。
まだまだ未知の場所があることを知らせてくれるストーリーです。
ただ、文章の中の場所と写真が繋がっていないのが、
気になるところ。

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面白かった。
場所がよく分からなかったから都度グーグルマップで検索しながら読み進めた。
中には死ぬまでに一度は訪れてみたいと思えるような魅力的な地域もあり観光本としても使えると思った。
フルカラーなのでさぞかし高価と思いきや2,180円という良心的な価格。
今回は図書館で借りたけど手元に置きたい一冊。

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普通にはあまり知られていない世界の驚くべき都市（町、村、スラム、廃墟、遺跡など）を写真と解説で紹介している。修行者の街、立ち入り禁止の原子力関係あるいは軍事の施設・町、核シェルター、ゲットー、地中の街・格納庫・軍事基地、世界の果て（極寒の・砂漠の・海の上の・海の果ての・高地の）都市などの大判の写真が次々出てくるのだが、どれもこれも凄まじい。「世界の美しい絶景」などの写真集とは対極の世界をまざまざと見せてくれて、うわーこんなところには絶対に住みたくない、でもちょっと見てみたいと思ってしまう。自然ではない、人の手が加わっているものなだけに、人間の逞しさ、欲望、業の深さなどを感じる。

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個人的には説明文がもう少し短くてもよかった。
説明文が次のページに続くのが読みづらかったケド写真も豊富だし見ているだけで海外に行った気分になれた（多分、この場所には絶対に行く事はないだろうけど）

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　人は秘密に惹かれますよね。
　スケールの大きい秘密であれば尚更ですよね。

　写真を見て外国に行った気になることができる人にはオススメ。