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立ち読み:2021/6/19
購入:2021/6/22
読了:2021/6/28
立ち読みで、
「パートナーはあなたを拒絶するかもしれない。あなたに辛辣な批判を加えるかもしれない。だがその時パートナーもあなたと同じく傷ついているのだ」「パートナーはあなたに痛みのそぶりを見せないだろう」
という部分がすごく刺さって、全部読んでみたくなった。ACTについては前から知りたかったので。
「自分がコントロール出来ること/出来ないこと」
にすごく重点をおいてると感じた。
「相手に尊敬の念をもって接してほしい」はコントロール出来ないけれど、「自分自身が誇りを持てるような行動をとる」はコントロールできる。
「正しい/間違ってるについて相手に同意させる」はコントロール出来ないし、良い関係性を保つ、という目的において有効ではないが、「良い関係性を保つために役に立つ行動を自分で選ぶ」ことは出来る。
相手の腹の立つ行動を変えさせることは出来ないけど、批判を加えない表現のスキルを身につけることはできる。
批判的な価値判断の思考が生まれてくるのはコントロール出来ないけど、その思考を生まれてくるに任せそのまま去らせることはできる。
総じて言うと、自分の感情はコントロール出来ないけど、自分の行動(act)はコントロールできる。
そして、パートナーの一方がマインドフルに振る舞うと、関係の中の緊張と対立がみるみる減っていく。
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メンタリストDaigoさんのユーチューブで、
私が見る傾向の動画では、何度も勧めていて、とても気になったので購入。
読むのは遅くなりそうですが、楽しみです(^^
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ラス・ハリスさんの本は一貫して
マインドフルネス
今に集中
という点が書かれている
関係のジレンマに悩んだら、4つの基本的なアプローチがある
①別れる
②関係を続けて、変えられる部分を変える
③関係を続け、変えられない部分を受け入れる
④関係を続け、諦めて状況が悪くなることを続ける
→ 4番目を選んだら
諦めて何もしないことがあなたの健康と活力にどんな影響与えるのか?
何もしない結果あなたが支払っている代償に気づく
感情の痛み、時間の浪費、金の浪費、エネルギーの消費、2人の関係などでダメージなど
関係改善の為ならできる事は何か?
あるいはあなたの幸福と活力を高めると思える行動は何か?
人生と愛を消耗させる1つのプロセスDRAIN
Disconnection接続が切れる、切断する
reactivity反応的になる
Avoidance回避するコンフォートゾーンに引きこもる、身体に何か取り入れる(カフェイン、酒、タバコなど)、現実から目を逸らす
inside your mind心にとらわれる
Neglecting values価値を無視する
ルールと価値は違う
①ルール通りに人生を生きていると息が詰まり重圧やストレスを感じる。
一方で価値に従うと陽気さ、自由、心の解放などが得られる
②どんな価値でもそれに即した行動は無限にある。
だがルールのもとでは、あなたができる行動は限られる。
価値は大きな柔軟性をもたらす。
ルールは選択を狭める。
③カップルが対立する価値を持つのは稀。
双方が同じ価値を持つことが多い。
よくあるのは、価値は同じでも行動のルールが異なる場合。
自分のルールに執着し、「正しい」ルールでパートナーが「間違い」と、主張すると対立の火種になる。
LOVE
Letting go思考を解き放つ
Opening up心を開く
Valuing 価値付けする(価値に基づいた行動する)
Engaging現在に集中する
私は〜という考えを持っている
と捉える。
〜すべき、と相手に対して思ったら。
夫婦関係や恋愛はロマンスでないこと。
欲求と欲望は価値ではないこと。
価値とは、自分のしたいこと、したい行動のこと。
自分がコントロールできることだけにフォーカスする。
相手の悪い点ばかり見てるのは物語
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マインドフルネスの言葉にひかれ読んだ。夫婦やパートナーとの関係を修復するためのハウツー書という感じで受け止めた。筆者の夫婦関係や医師および心理の専門家としてのknow-howを基に書かれたものである。
人間関係は難しいとともに、自分を変える勇気も場合によってはもっと難しいと思う。
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ACTを利用した大事な人との問題解決手法を提案してくれる本だと私は感じた。
ACTを利用しているだけあってマインドフルネスとセルフコンパッション的な要素が多く盛り込まれていた。
著者の提案するパートナーとの関係改善のワークは一般的には相手も同様のマインドを持っていないと難しいワークであったので、なかなか実践は難しそうなものが多かった印象を持った。
ワーク以外では個人的に取り組めるマインドフルネスを利用した取り組みが紹介されているので、それらはすぐに実践可能である。
この本で印象に残ったのは現実的にどうするかを考えるという提案であり、相手との関係でどうしようもなく相容れない難しい場合は諦めることを選択肢として提案している点も、現実的かつ合理的な選択肢だったこともありとても印象に残った。
本書の一部で引用されていたがコーヴィー博士の7つの習慣からの引用もあり、win-winをベースに考えて、win-winにならないのであれば取引しないという考えに近いものを私は感じた。
一罰5報酬というような考えも記載があったが、他の心理学でも同じようにネガティヴな者に対するものの影響の強さはよく言われることなので、一回相手を傷つけた場合に信頼回復には5倍の褒め言葉や感謝が必要というのも納得できる。
信頼を裏切ることの恐ろしさを改めて教えてもらえた事も印象深かった。
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まさしくタイトルの通り、
人は変えられないが、じぶんは変われるというテーマの本であった
そのための準備、思考し、対策・エクササイズなど人間関係を豊かにするための手法を学べる本であった
参考書という印象を受けたため、
一回読んだだけではダメだと感じた
→内容を理解し知識にし、再現性を持って実行できてこそ真価を発揮する本だと感じた
個人メモ
DRAIN、LOVEと頭文字をとって理解しやすくされている印象を受けました
ドレイン字の如く、消耗をするプロセス
本書では愛の消耗プロセスと記載されているが、
切断、反応すること、回避すること、心に囚われる(殻にこもる)、価値を無視するという頭文字をとったものになっている
これらを意識し、認識し、避けるのではなく受け入れるあるいは承認するその上で対応をする
というマインドフルネスな視点でいる重要性が書かれている本
印象に残ったフレーズ
「誰もが皆コントロールフリーク(他者を操ることに熱心な人)」
これを著者は恐るべき2歳児(初めての反抗期)という
反抗期は自我が目覚めた証拠だが、初めて自分の思い通りにしたいという気持ちから泣いたり喚いたりするというものなのかなと
パートナーにコントロールフリークなのはそのため
その他、
DaiGo氏も動画で解説をしていた思考・感情に名前をつける
「怒り」「悲しみ」など
揉めた際、ユーモラスに物語に名前をつける
おっと「家事の物語」にはまったみたいだ!など
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ACTによる相手との関わり方、関係修復、改善など学べます。恋愛やパートナーとの関係が中心ですが、友人関係、同僚など色んな対人関係に応用できると思います。とても優しい本です。
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理想の恋人、恋愛などは存在しないが、どうしても求め、衝突することが多い。理屈では相手は変えられないと分かるが、実際には相手に変わって欲しいと願い、強要してしまうことがしばしば起こる。そんな時、この本を読み、多数の質問にじっくりと向き合うことで、解決の糸口が見つかる。パートナーと読み進めても面白そう。
個人的に好きな文
あなたの欲求と欲望は価値ではない。価値とは、あなたがしたいこと、したい行動のこと。他者から得たいものではない。また感じたいものでもない。つまり、意志だけで実行できないことは価値ではない。パートナーから愛情を受け取りたいは、願望や欲求になる。ただ愛を与えることは価値になる。
自分がコントロールできるものだけにフォーカスすることで自信が持てる。
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ラス・ハリス第一弾の「幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない」をかなりまえに読んでいたのでACT入門第二弾ということで興味があり手に取った。
「相手は変えられれないならば、自分が変わればいい」という自己啓発的な題名だが、カップルや夫婦の間で起こる問題、相手に変わって欲しい、自分は悪くない、先に始めたのはそっち、彼(彼女)が〇〇すべきだ!よく起こりがちな不平不満をなくす為のカップルセラピーをACT的に説明している。
マインドフルネスに抵抗がある人でもエクササイズも豊富に載っているので、パートナーとの関係を改善したい方には試してみるのも手ではないかと思う。
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人間関係に苦戦していたので手に取りました。
苦しい状況は自分の心が作り出していたもの、思い込みや思考のクセが邪魔をしていたのだなと痛感。
エクササイズとして、いくつもワークが出てきます。一人でできるもの、パートナーと一緒にできるものも。書き込むものではなく、時間をかけずにその場でできるとても有効的なものでした。
感情や思考について分かりやすい例えを用いながら、順を追って明確に説明してくれているのでスッと入ってきて、まるでカウンセリングを受けているような感じ。
抽象的ではなく、とても具体的で実践的に思考の扱い方が学べます。即実践できる点がいい◎
習得するにはなかなか鍛錬が必要そうですが、続ければ間違いなく効果は出るだろうと思います。
ネガティブな考えから抜け出せなかったり、困った思考や感情の扱い方に手を焼いている方におすすめ。
また、マインドフルネス、感情の気づき、観察する自己、受容などは仏教に通じる部分があり、仏教精神を万人に分かりやすく噛み砕いて実践的にしたものでもあると感じる部分もある。仏教本は抽象的でイマイチ難しくて理解できないという人にもおすすめ。
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人間関係を築いていく上で、自分自身の思考に囚われることがいかに状況を悪化させるかがよく解りました。役に立たない思考に囚われ、お金や時間、健康を無駄にしてしまうというのも身に染みました。思考に気づき、認め、あるがままに受け入れ、価値観に基づいた行動を考える方が自分のためになる。
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ACTの手法を恋愛に応用し、パートナーとの最適な関係を築くことを目指す本。
恋愛においても多くの人が抱える神話が存在する。私たちは神話に溺れることなく、変えられるところも変えたり、受け入れたりしなければならない。お互いが信頼し合える、良い関係を維持するために。
大切なパートナーに出会ったときや、人生のターニングポイントで読み返したい本。
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主に恋愛関係の向上に焦点を当てた本。
この本の非常に面白い点は2つある。
一つ目は、大前提として恋愛はロマンスではないことを強調しているところだ。我々はラブソングやドラマ、物語や友人からの話を見聞きする中で、恋愛とは美しくて優雅なものと勝手に信じてしまっている。もちろんそういった一面があるとは否定しない。しかし、そのような理想的な関係を築くには双方の努力が欠かせないのだ。つまり、恋愛とは結ばれるのではなく、お互いが協力し合って結び合わなければならない。
二つ目は、パートナーではなく自分の行動をどのように変えるかに重点を置いているところだ。カップルの話を聞くと「相手が〜だ」と言った愚痴がよく溢れてくる。しかし、相手の考えや行動は変えるのは難しい。ならばこちらが変化すれば良い。という逆転の発想がされている。そして、面白いことに自分が変われば多くの場合、相手も変わるのだ。
では、どうすればいいか。気になった方は是非手に取って読んでみてほしい。
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人を変えようと思うのは変えられない。
でも人は変わらないと思うのも違和感ある。
人は変わる。もちろん僕も変わる。
愛があるから期待する。
期待を押し付けるのはまた違和感がある。
期待に応えるための変化にも違和感がある。
何かの条件のためにするのは違和感ある。
どーせ、人は変わらねーよって思ってたら、
人から同じようにお前は変わらねーよって
思われると思ってる。
変わりたく無い人は
変わらないというのもありだと思う。
良いじゃん!やってみなよ。楽しそうだね。
面白いね。 一緒にしようよ。
って相手のトライを後押しする期待と愛が
あれば最高だと思う。
どーせできないよ。
どーせまた同じことの繰り返しだよ。
どーせどーせ。
やる気をそぎおとす事言わないで良いじゃん。
あなたの匙加減で、相手のポテンシャルを
決めつけれる人は、神様なのかい?
自分も変わろうと思えば変わるし、
相手も変わろうと思えば変わる。
〇〇してくれないなら…と
人を変えようとするとそれは話が違うよって
ことだと思う。
だから…この本は僕には合わなかった。
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職場の人間関係で困っており購入、
参考になる部分もありましたが、
ほとんどが恋愛や夫婦関係などのパートナーシップについて、関係を修復するためにはどうしたらいいかが書いてあります。
必要になった時にまた手に取りたいと思います。