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読割 50
紙の本
空に牡丹 (小学館文庫)
著者 大島真寿美 (著)
せっかく生まれたんだもの、生きてるうち、奇麗なものをたくさん見たいよなあ−。時は明治。花火とともに語られる、儚さゆえの美しさを一途に追いかけた男と、その一族のファミリーヒ...
空に牡丹 (小学館文庫)
空に牡丹
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商品説明
せっかく生まれたんだもの、生きてるうち、奇麗なものをたくさん見たいよなあ−。時は明治。花火とともに語られる、儚さゆえの美しさを一途に追いかけた男と、その一族のファミリーヒストリー。【「TRC MARC」の商品解説】
ご先祖に思いを馳せるファミリーヒストリー
私のご先祖様には花火に魅せられ、一財をつぎ込んで生きた静助さんという人がいる。
―――時は明治初期。江戸から東京になったが、地方ではいまだ江戸と呼ばれていた時代。その江戸から遠くない村で大地主の次男坊として生まれた静助は、ご一新で世間が大きく変わるなか、何不自由なく暮らしていた。
ある日、静助は母親と出かけた両国の隅田川で打ち上げ花火を見物し、ひと目で心奪われる。江戸の花火屋たちは、より鮮やかな花火を上げるため競い合っているという。
村に戻ってからも花火への情熱が消えない静助は、潤沢な資金を元に職人を雇い、花火作りに夢中になるが、富国強兵へ向かう時代の波が、次第と静助一族を呑み込んでいく……。
【編集担当からのおすすめ情報】
18世紀のヴェネツィアを舞台にした『ピエタ』(ポプラ社)で2012年本屋大賞3位に選ばれ、女性たちの心の交流を描いた作品でファンも多い大島真寿美さん。大島さんが初めて男性を主人公に、激動の時代を生きた市井の人々の姿をあたたかく描いた時代小説です。
装画は、山下清さんの名作を用いました。【商品解説】
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紙の本
花火
2021/02/22 20:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ピエタ」がとても良かったのでこちらも。軽妙な語り口でとても読みやすく、気が付いたら物語の世界に引き込まれていました。花火の音が聞こえてくるような、一昔前の夢のような村の話の不思議な感覚を楽しめました。
紙の本
空に牡丹
2019/08/29 18:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゆっくりとしたテンポで進んでいくんですが、ダラダラした感じの文章ではなく、はかなく優しい気持ちになる本でした。